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REHABILI【セイニコ】タイトルのままです、どうしても書きたかった……!付き合ってないセイニコがポッキーゲームをする話レッドサウスのとあるアパートメントの一室。セイジの自宅に設置されたソファーに並ぶ形で座ったセイジとニコは、互いに顔を向かい合わせていた。
つい先ほどまで美味しい料理の数々を夕食に振る舞ってくれた親友の右手には、赤いパッケージにスティック状のチョコ菓子がプリントされた小箱が握られている。
事の発端はエリオスタワー内を移動している最中にばったり遭遇した、13期の子たちから聞いた話だった。
リトルトーキョーでは今日がとあるチョコ菓子の日に定められているということ、そのお菓子の形を生かしたゲームがあるという話だったのだが……話を聞いている最中に移動時間が来てしまい、今夜ニコとやってみるね!とだけ言い残しその場を立ち去ったのだ。
2248つい先ほどまで美味しい料理の数々を夕食に振る舞ってくれた親友の右手には、赤いパッケージにスティック状のチョコ菓子がプリントされた小箱が握られている。
事の発端はエリオスタワー内を移動している最中にばったり遭遇した、13期の子たちから聞いた話だった。
リトルトーキョーでは今日がとあるチョコ菓子の日に定められているということ、そのお菓子の形を生かしたゲームがあるという話だったのだが……話を聞いている最中に移動時間が来てしまい、今夜ニコとやってみるね!とだけ言い残しその場を立ち去ったのだ。
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REHABILI【セイニコ】セイニコ版ワンドロライ72回おめでとうございます!「アップルパイ」「オムレツ」「お気に入り」
君と僕の好きなものエリオスタワーからの帰り道、すっかり冷え切った秋の空気を纏いながら買い物袋を抱えたセイジは自宅へ向かっていた。
今日は早めに帰れそうだと、今朝ニコが話してくれていたことを思い出す。
もしかしたらニコが先に帰っているかもしれない。自然と早足で歩みを進めていたセイジは、あっという間に恋人と隣同士で暮らすアパートメントへ到着した。
駆け上がるように階段を上ると、自宅のドアの前で合鍵を手にしたニコの姿が視界に入る。ニコの手元でキラリと光る合鍵の存在に思わず頬を綻ばせながら、セイジは恋人の背中へ声をかけた。
「ニコ、もう帰ってたんだね!」
「……!セイジ、おかえり。おれも今着いたところ」
「同じタイミングで帰宅できるなんて思わなかったから嬉しいなぁ……!」
1090今日は早めに帰れそうだと、今朝ニコが話してくれていたことを思い出す。
もしかしたらニコが先に帰っているかもしれない。自然と早足で歩みを進めていたセイジは、あっという間に恋人と隣同士で暮らすアパートメントへ到着した。
駆け上がるように階段を上ると、自宅のドアの前で合鍵を手にしたニコの姿が視界に入る。ニコの手元でキラリと光る合鍵の存在に思わず頬を綻ばせながら、セイジは恋人の背中へ声をかけた。
「ニコ、もう帰ってたんだね!」
「……!セイジ、おかえり。おれも今着いたところ」
「同じタイミングで帰宅できるなんて思わなかったから嬉しいなぁ……!」
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REHABILI【セイニコ】休日デート、糖度(中)ウィークエンドシトロンってワードを使いたかった
ウィークエンドシトロンをきみと秋晴れが気持ちの良いニューミリオンの空の下。
久しぶりにオフが被ったセイジとニコは、日用品の買い出しに平日の街へ共に出かけていた。
お互い必要だった物も買い終わり、休憩がてらニコのお気に入りのオムレツが食べられるカフェで食事をする。
『セイジも食べて』とニコが一口分けてくれたチーズオムレツの味がとても美味しくて、また一緒に来ようねと約束を交わしてから店を後にした。
二人で買い物に出かけて食事をする…今まで何度も行ってきたことなのに、ニコとの休日デートだと考えると自然と心が弾んでしまう。
ぽかぽかと気持ちの良い天気も相まって、思わずスキップしたくなる気持ちをぐっと堪えたセイジは、日用品の入った紙袋を抱えて隣を歩くニコへ声をかけた。
1226久しぶりにオフが被ったセイジとニコは、日用品の買い出しに平日の街へ共に出かけていた。
お互い必要だった物も買い終わり、休憩がてらニコのお気に入りのオムレツが食べられるカフェで食事をする。
『セイジも食べて』とニコが一口分けてくれたチーズオムレツの味がとても美味しくて、また一緒に来ようねと約束を交わしてから店を後にした。
二人で買い物に出かけて食事をする…今まで何度も行ってきたことなのに、ニコとの休日デートだと考えると自然と心が弾んでしまう。
ぽかぽかと気持ちの良い天気も相まって、思わずスキップしたくなる気持ちをぐっと堪えたセイジは、日用品の入った紙袋を抱えて隣を歩くニコへ声をかけた。
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REHABILI【セイニコ】セイちゃんのレモンのハチミツ漬けぬるいけどDキスしてる
蜂蜜檸檬炭酸割「セイジ、なに作ってるの?」
自室のキッチンで鼻歌混じりに手を動かしていたセイジの横から、興味津々とばかりにニコがひょいと顔を覗かせる。
セイジの手元をきょろきょろと眺めるニコの、小動物を思わせる動きが可愛くて…自然と口角が上がるのを感じた。
「ニコ!今からレモネードスカッシュを作るんだ〜」
キッチンテーブルの上には、スライスレモンをハチミツと砂糖で漬けたものを入れた保存瓶、そして炭酸水のボトルと氷入りのグラスが二つ置かれている。
「セイジが前に作ってくれたレモンのハチミツ漬けに似てるな」
「その時にレモネードの原液の作り方も見つけてね、せっかくだから作ってみたんだ!」
美味しくできてるといいな、セイジは淡い黄色で満たされた保存瓶を手に取り、蓋を開けた。
1163自室のキッチンで鼻歌混じりに手を動かしていたセイジの横から、興味津々とばかりにニコがひょいと顔を覗かせる。
セイジの手元をきょろきょろと眺めるニコの、小動物を思わせる動きが可愛くて…自然と口角が上がるのを感じた。
「ニコ!今からレモネードスカッシュを作るんだ〜」
キッチンテーブルの上には、スライスレモンをハチミツと砂糖で漬けたものを入れた保存瓶、そして炭酸水のボトルと氷入りのグラスが二つ置かれている。
「セイジが前に作ってくれたレモンのハチミツ漬けに似てるな」
「その時にレモネードの原液の作り方も見つけてね、せっかくだから作ってみたんだ!」
美味しくできてるといいな、セイジは淡い黄色で満たされた保存瓶を手に取り、蓋を開けた。
てゐと
DONEタイトル詐欺です!お付き合いしてるセイジとニコと休日の話。
直接描写はありませんが、事後を匂わす書き方をしました、反省していません!w
お布団ラビリンスお題【冬眠】【さえずり】
「セイジ。朝ごはん出来た」
朝の香ばしい香りを纏いながら、ニコはベッドルームを覗き込む。
朝の眩い光、鳥達のさえずりとそれから街が目覚める音――で微睡みから覚めたと言うよりニコは自分のお腹から鳴り響く、それこそ窓辺に集う鳥すら驚いてしまうくらいの腹の虫を鳴かせて目を覚ました。
欠伸をしながらも朝から相も変わらず食欲求に満たされ、寝ぼけ眼を擦りながらキッチンへと誘われる。
隣にいたセイジは未だに夢の中にいるようで、起こさないようにと気を使うあまり、セイジが履いていたシューズを履いてしまう程度にはニコもまだ眠たい様子だった。
最も履き直すのが面倒なのでそのままぶかぶかなシューズを履いたまま我が物顔でセイジの部屋のキッチンに立ったのだが。
2062「セイジ。朝ごはん出来た」
朝の香ばしい香りを纏いながら、ニコはベッドルームを覗き込む。
朝の眩い光、鳥達のさえずりとそれから街が目覚める音――で微睡みから覚めたと言うよりニコは自分のお腹から鳴り響く、それこそ窓辺に集う鳥すら驚いてしまうくらいの腹の虫を鳴かせて目を覚ました。
欠伸をしながらも朝から相も変わらず食欲求に満たされ、寝ぼけ眼を擦りながらキッチンへと誘われる。
隣にいたセイジは未だに夢の中にいるようで、起こさないようにと気を使うあまり、セイジが履いていたシューズを履いてしまう程度にはニコもまだ眠たい様子だった。
最も履き直すのが面倒なのでそのままぶかぶかなシューズを履いたまま我が物顔でセイジの部屋のキッチンに立ったのだが。