まそ・しなのめ
TRAINING前回の「議長のお父さんのお話」のその後アイ光・告白その後その後
目が覚めると、そこは何の変哲もない神殿騎士団の仮眠室だった。
珍しい、普段はプライベートなんて無いただの二段ベッドだが、ベッドにカーテンがあり、周りの目を塞いでいた。
ふう、と白い息を吐いて寝返りをうつ。
なんだか枕があたたかく、柔らかい。
やわら…
目を開けると目の前に白い肌で顔の小さいアウラの女性がいた。
その瞬間、全てを思い出した。
自分の弱い部分を見せて、情けなく年下の女性に縋り付いて、子供のように泣いて…
「っ!!!」
顔を真っ赤にして勢い良く起き上がるとリコは目を擦りながら目を開けた。
「…おはよ、アイメリク」
寝起きの掠れ声に色気を感じながらも何もないと信じながら頭を抱えた。
装備は脱がされているが上下しっかりと衣服は着ており、リコも角帽と上着を脱いでいた。
543目が覚めると、そこは何の変哲もない神殿騎士団の仮眠室だった。
珍しい、普段はプライベートなんて無いただの二段ベッドだが、ベッドにカーテンがあり、周りの目を塞いでいた。
ふう、と白い息を吐いて寝返りをうつ。
なんだか枕があたたかく、柔らかい。
やわら…
目を開けると目の前に白い肌で顔の小さいアウラの女性がいた。
その瞬間、全てを思い出した。
自分の弱い部分を見せて、情けなく年下の女性に縋り付いて、子供のように泣いて…
「っ!!!」
顔を真っ赤にして勢い良く起き上がるとリコは目を擦りながら目を開けた。
「…おはよ、アイメリク」
寝起きの掠れ声に色気を感じながらも何もないと信じながら頭を抱えた。
装備は脱がされているが上下しっかりと衣服は着ており、リコも角帽と上着を脱いでいた。
itituki
DONEラハくん。一応キャラ的に漆黒クリア後くらいの……子なのでネタバレワンクッション……ミコッテ可愛い、知ってた!!!
健気猫ちゃん好きにならない奴いる?(ry
暁月終わってからヴァルシャン君、古代人、ラハ君トップスリーですけど???
でも1番装備描くの面倒なんだよね……
まそ・しなのめ
TRAINING議長のお父さんのお話*パッチ2.0以上のネタバレ含みます
ヒカセン(リコちゃん)学者設定
アイ光・お父さんのお話お父さんのお話。
英雄と呼ばれるアウラの女性、リコは神殿騎士団のアイメリクの執務室のソファへ座り、対してアイメリクは白く雪が積もる窓の外を見つめていた。
流れで教皇の話になった途端、アイメリクの表情が少しだけ曇った。
もう大丈夫、と毎回言うが何か詰まらせているような、わだかまりを残しているかのような会話だった。
「今は、大丈夫?」
「あぁ、君には迷惑をかけたね、すまなかった」
「本当は?」
「えっ?」
「無理に話せとは言わないけど、自分に嘘ついてもスッキリしないよ?」
そう伝えると、彼は驚いた後に頭を抱えながら苦笑いをした。
「君には敵わないな」
「そのくらい気づくわよ」
「……最初に聞いた時はショックだった」
「…うん、」
1311英雄と呼ばれるアウラの女性、リコは神殿騎士団のアイメリクの執務室のソファへ座り、対してアイメリクは白く雪が積もる窓の外を見つめていた。
流れで教皇の話になった途端、アイメリクの表情が少しだけ曇った。
もう大丈夫、と毎回言うが何か詰まらせているような、わだかまりを残しているかのような会話だった。
「今は、大丈夫?」
「あぁ、君には迷惑をかけたね、すまなかった」
「本当は?」
「えっ?」
「無理に話せとは言わないけど、自分に嘘ついてもスッキリしないよ?」
そう伝えると、彼は驚いた後に頭を抱えながら苦笑いをした。
「君には敵わないな」
「そのくらい気づくわよ」
「……最初に聞いた時はショックだった」
「…うん、」
まそ・しなのめ
TRAINING酒場で酔ってニコニコするだけの話。多分続く。
エステニャンがいる。
アイ光・酒場で酔ってニコニコするだけの話「リコ、飲み過ぎだ」
「まだそんなに飲んでないよ〜ほらアイメリクも飲みましょ?」
「さっきから飲んでいる、酔った君がいるのに私が酔い潰れては何のために居るのかわからなくなるだろう?」
ある日の夜、光の戦士リコはアイメリクを誘って忘れられた騎士亭を訪れていた。普段はボーレル邸で優雅なワインを嗜んでいるが、リコが大衆酒場へ行きたいと言うものだから渋々アイメリクが付き合っていた。
「おういつもの……って、今日は珍しい客人がいるな?」
そう入店してきたのはエスティニアンだった。装備は外しており、どうやら完全オフのようだ。
別に呼んではいない。アイメリクは油断ならない蒼の竜騎士に向けて睨みながら目を細めた。
「ここに居ると知っていたのか?」
490「まだそんなに飲んでないよ〜ほらアイメリクも飲みましょ?」
「さっきから飲んでいる、酔った君がいるのに私が酔い潰れては何のために居るのかわからなくなるだろう?」
ある日の夜、光の戦士リコはアイメリクを誘って忘れられた騎士亭を訪れていた。普段はボーレル邸で優雅なワインを嗜んでいるが、リコが大衆酒場へ行きたいと言うものだから渋々アイメリクが付き合っていた。
「おういつもの……って、今日は珍しい客人がいるな?」
そう入店してきたのはエスティニアンだった。装備は外しており、どうやら完全オフのようだ。
別に呼んではいない。アイメリクは油断ならない蒼の竜騎士に向けて睨みながら目を細めた。
「ここに居ると知っていたのか?」
まそ・しなのめ
TRAINING雨の中のキスちょっと大人な雰囲気
アイ光・雨の中のキスある日の昼下がり、急に雲行きが怪しくなったグリダニアにぽつぽつと雨が降る。
「しまった、雨予報だったのか」
隣国の教皇代理を連れてひそひそ木立を歩いていた冒険者リコは、ずぶ濡れになると慌てて拠点のある場所へと急いだ。
いくら走っても雨は待ってくれず、シャワーのように降る水を全身で被りながら走る。すでに装備はずぶ濡れで、髪もぺったりとまるで風呂上りのようになっていた。
「ひどい雨ね」
「あぁ、大丈夫か?ハンカチくらいしかないが…」
顔から流れる水滴を優しく彼のハンカチが拭き取る。
「ふふ、このくらい慣れてるから大丈夫」
拭いてくれるその優しくて、冷たくて大きな掌を優しく手で包むとピクリと跳ね上がり、動きを止めた。
560「しまった、雨予報だったのか」
隣国の教皇代理を連れてひそひそ木立を歩いていた冒険者リコは、ずぶ濡れになると慌てて拠点のある場所へと急いだ。
いくら走っても雨は待ってくれず、シャワーのように降る水を全身で被りながら走る。すでに装備はずぶ濡れで、髪もぺったりとまるで風呂上りのようになっていた。
「ひどい雨ね」
「あぁ、大丈夫か?ハンカチくらいしかないが…」
顔から流れる水滴を優しく彼のハンカチが拭き取る。
「ふふ、このくらい慣れてるから大丈夫」
拭いてくれるその優しくて、冷たくて大きな掌を優しく手で包むとピクリと跳ね上がり、動きを止めた。