0123Ir
CAN’T MAKE零さんが中王区の壁を壊して少佐を迎えに来る話。壁は18人の力で壊されてる(話に出てこない)
※あんしょーさん視点
※中途半端で終わる
続きも書けたらいいな〜……
会いたかった「零」
いい響きだと、思う。
あいつにこそ似合う名前、あいつだから、零だからしっくりくる。
そんなことを思いながら、何度も零の名を呼ぶ。こんな牢の中から、それも中王区でこの名を呼んだところで、返事など返ってこないというのに。
我ながら、未練たらしい、女々しいと、そう思う。
それでも
「零」
呼ばずに居られない名前。生涯でたった1人の、愛した男の名前。…これで返事さえ返ってきたら
「おーおー、そう何度も呼ぶんじゃねぇよ」
「……は」
思わず、顔を思い切り上にあげた。
牢の外にいるのは、会いたくてたまらない、愛してやまない存在だった。
ああ、嗚呼、あの時から変わらない、綺麗な顔。相も変わらず美しい顔。
しかし何故かその顔は煤汚れている。それでも美しいことに変わりは無いが。
723いい響きだと、思う。
あいつにこそ似合う名前、あいつだから、零だからしっくりくる。
そんなことを思いながら、何度も零の名を呼ぶ。こんな牢の中から、それも中王区でこの名を呼んだところで、返事など返ってこないというのに。
我ながら、未練たらしい、女々しいと、そう思う。
それでも
「零」
呼ばずに居られない名前。生涯でたった1人の、愛した男の名前。…これで返事さえ返ってきたら
「おーおー、そう何度も呼ぶんじゃねぇよ」
「……は」
思わず、顔を思い切り上にあげた。
牢の外にいるのは、会いたくてたまらない、愛してやまない存在だった。
ああ、嗚呼、あの時から変わらない、綺麗な顔。相も変わらず美しい顔。
しかし何故かその顔は煤汚れている。それでも美しいことに変わりは無いが。
Kakitama
DOODLE学生おさななが付き合っていない世界線を考えたことがなかったので、22歳で一緒に暮らすまで何もないと知ったのは本当に衝撃だった…でも付き合ってないって言ったってさー、抱きついてちゅーとかは普通にしてたでしょ?(お前は何を言っているんだ)
saipoko2021
MOURNINGりおさぶツイに直接載せていた140文字SSをカードに直したものです。
お題はどちらも診断メーカーより(https://shindanmaker.com/1039712) 2
saipoko2021
MOURNING寂銃直接ツイに載せていた140文字SSをカードに直したものです。
(8/27~9/5分)
お題はすべて診断メーカー(https://shindanmaker.com/375517)より。 11
ヤマダカナ
DONE2019年10月に書いた独二の別れ話のその後!【独二】約束のない待ち合わせ「俺、ちゃんと普通に出来てたかな」
肌寒い秋風が彼の少し震えた言葉を運んできてくれたのは、もう三年も前になる。
傍に居るのが当たり前で、どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、彼の笑顔ひとつでどこまでも頑張れるような気がしていたあの頃。
年齢だって一回りも違う。趣味も、交友関係も、好きな音楽も好きなテレビ番組も、何もかもが違っていた俺たちだけど、その間には確かに存在していた。恥ずかしいけれど、それは愛とか、そういう類いのものだ。
俺は彼が好きだった。三年前のあの日も、きっと心の奥底では「離れたくない」と声にならない声で叫んでいたはずだ。
しかし、俺たちが別れたのはお互いに話し合って納得して決めた別れだった。喧嘩したとか、どちらかに好きな人が出来てしまっただとか、そういう感じではなく、これ以上一緒に居ても何にもならない、と分かってしまったからだった。
5309肌寒い秋風が彼の少し震えた言葉を運んできてくれたのは、もう三年も前になる。
傍に居るのが当たり前で、どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、彼の笑顔ひとつでどこまでも頑張れるような気がしていたあの頃。
年齢だって一回りも違う。趣味も、交友関係も、好きな音楽も好きなテレビ番組も、何もかもが違っていた俺たちだけど、その間には確かに存在していた。恥ずかしいけれど、それは愛とか、そういう類いのものだ。
俺は彼が好きだった。三年前のあの日も、きっと心の奥底では「離れたくない」と声にならない声で叫んでいたはずだ。
しかし、俺たちが別れたのはお互いに話し合って納得して決めた別れだった。喧嘩したとか、どちらかに好きな人が出来てしまっただとか、そういう感じではなく、これ以上一緒に居ても何にもならない、と分かってしまったからだった。