清(せい)
DOODLE全然進まないので尻叩きレオいず
いず幼児退行(バレエガチ期、記憶なし)
夏目の作った謎薬品かぶったとかなんかした。
過去が見た未来の思い出「はあ? そんなもの食べたら太るでしょ? なぁに?俺に太って欲しいの?」
「小さい頃からこの感じなのですね…」
差し出したスナック菓子の袋を引っ込めた司を睨みつけたあと ふん、とそっぽを向いた泉に、凛月がいつもの調子で問いかける。
「普段は何を食べてるの?」
「サラダ」
「え、それだけ?」
「バレエ選手の食事制限は過酷なの」
やれやれと面倒くさそうな態度の泉。
詳しく聞けば 朝は牛乳のみ、昼は給食を食べずに持参したお弁当を。内容は最低限の栄養がとれるだけの質素なもの。夜は食べない。余分な脂肪どころか、筋肉も必要以上につけてはいけない。細さが命。それと同時に バレエは骨に負荷のかかるスポーツだからカルシウムをとって骨を強くすることも必要なのだという。全てのバレリーナや教室がそういう方針と言う訳では無いが、コンクールに入賞する層はほとんど皆、似たような過酷な食事制限をしていると言う。悲しさを滲ませたまま、けれどそれを悟られないようにかぎこちない無表情を作って教えてくれた。
1340「小さい頃からこの感じなのですね…」
差し出したスナック菓子の袋を引っ込めた司を睨みつけたあと ふん、とそっぽを向いた泉に、凛月がいつもの調子で問いかける。
「普段は何を食べてるの?」
「サラダ」
「え、それだけ?」
「バレエ選手の食事制限は過酷なの」
やれやれと面倒くさそうな態度の泉。
詳しく聞けば 朝は牛乳のみ、昼は給食を食べずに持参したお弁当を。内容は最低限の栄養がとれるだけの質素なもの。夜は食べない。余分な脂肪どころか、筋肉も必要以上につけてはいけない。細さが命。それと同時に バレエは骨に負荷のかかるスポーツだからカルシウムをとって骨を強くすることも必要なのだという。全てのバレリーナや教室がそういう方針と言う訳では無いが、コンクールに入賞する層はほとんど皆、似たような過酷な食事制限をしていると言う。悲しさを滲ませたまま、けれどそれを悟られないようにかぎこちない無表情を作って教えてくれた。
よりみち
DONEパスワードは「夜明けのひかりをあつめながら」奥付け最後のページから5p目の「また君と手を繋いで◯◯◯」の◯の5文字です。20241201ライキャDR2024の新刊に付けたオマケ本です。イベントでみなさまにお渡し出来なかったのでネットで限定公開します。お手に取っていただき本当にありがとうございました。 9
suppeezuzu
DOODLE休日前夜のレオいず。いつかもう少し膨らませて1つのお話にできたらいいな。
氷海に沈んでどこまでも休日前夜は誰だってハッピーだと思う。
仕事もおれにとってはハッピーに近いけれど、セナとゆっくりできる時間が待っているのかと思うともっとハッピーになる。
そんなおれ達の休日前夜は、いつも近所のカフェテリアで夕飯を食べることから始まる。
おれは少しだけお酒を飲みながら、セナはお気に入りのエビパスタを食べながら、お互いの仕事の話やKnightsの話をする。
一緒に暮らしてるんだから特に話すことも尽きそうなんて心配は、思ったより必要なかった。
セナの仕事の話を聞くのは好きだし、ぽろっと溢す愚痴や文句はおれだけが聞いてると思うとちょっと嬉しいし。
そんな時に食べるご飯とお酒は格別に美味しいんだ。
帰宅したらゆっくりシャワーを浴びて、二人の寝る支度が整ったら一本映画を観るのが最近の定番。
2710仕事もおれにとってはハッピーに近いけれど、セナとゆっくりできる時間が待っているのかと思うともっとハッピーになる。
そんなおれ達の休日前夜は、いつも近所のカフェテリアで夕飯を食べることから始まる。
おれは少しだけお酒を飲みながら、セナはお気に入りのエビパスタを食べながら、お互いの仕事の話やKnightsの話をする。
一緒に暮らしてるんだから特に話すことも尽きそうなんて心配は、思ったより必要なかった。
セナの仕事の話を聞くのは好きだし、ぽろっと溢す愚痴や文句はおれだけが聞いてると思うとちょっと嬉しいし。
そんな時に食べるご飯とお酒は格別に美味しいんだ。
帰宅したらゆっくりシャワーを浴びて、二人の寝る支度が整ったら一本映画を観るのが最近の定番。
chikyugai
DONE12月頒布予定……と言いつつ10/14のライキャ神戸に出ることにしました!そのレオいず本の抜粋🦁🐱本文は32P
ギャンビットとか返礼祭フルボイスとか、オーディション編も踏まえての内容ですが、12月までに供給が来てひっくり返ったらその時はその時ってことで……。
あと宗さんがいっぱい喋ります。いつも自カプがお世話になっております。 9
花子。
MOURNINGレオいず+真の、貴族×使用人パロ本にしようと思っていたけどならなかったプロット。これの中で泉が語っていることの詳細です。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=163566211
時間が経っているのでいろんな矛盾はお許しください。
人攫いとかある
泉と真
人攫い〜拾われるまで
「ごめんなさい、ごめんなさい泉。パパとママを許してね……これはあなたのためなの。離れていても、泉の幸せを願っているからね」
まだ幼かった泉を泣きながら抱きしめた両親の顔を、泉はもうあまり覚えていない。
今から十年以上も前、ある寒い冬の日のことだった。ああ、すてられちゃったんだ。幼いながらに母が去り際に言った言葉の意味はわかっていた。そして、自身の身に危険が迫っていることも。
孤児院の先生の穏やかな微笑みは、両親の姿が見えなくなると途端に下卑たものに変わった。逃げ出したい。けれど寒さと恐怖に震える足ではそれもままならず、気付けば大きな船に揺られていた。
表向きには旅客船、しかし実際は密輸船であったらしい
5130人攫い〜拾われるまで
「ごめんなさい、ごめんなさい泉。パパとママを許してね……これはあなたのためなの。離れていても、泉の幸せを願っているからね」
まだ幼かった泉を泣きながら抱きしめた両親の顔を、泉はもうあまり覚えていない。
今から十年以上も前、ある寒い冬の日のことだった。ああ、すてられちゃったんだ。幼いながらに母が去り際に言った言葉の意味はわかっていた。そして、自身の身に危険が迫っていることも。
孤児院の先生の穏やかな微笑みは、両親の姿が見えなくなると途端に下卑たものに変わった。逃げ出したい。けれど寒さと恐怖に震える足ではそれもままならず、気付けば大きな船に揺られていた。
表向きには旅客船、しかし実際は密輸船であったらしい