fuukiari
PROGRESS急遽、11月中にコピー本(BOOTH頒布)を出すことにしました。その本の序盤の進捗公開です。SEEDFREEDOM中盤・ミレニアムが宇宙へ上がる直前、通信画面上で語るアスランとカガリの話。(二次創作で何万回も擦られているとは思いますが)
※カガリは、ズゴックのリモート操作について困惑していたと思われたので、ズゴックは「ガワ」呼ばわりしています
カガリとキサカとアスランと(仮)オーブが、ファウンデーションに接収されたレクイエムで狙われ、コンパスのミレニアムとオーブ宇宙艦隊が宇宙へ上がる準備が進む中、国防軍本部で迎撃準備に当たるカガリと、ミレニアムで宇宙へ上がる準備を進めるアスランが、ビデオ通信でつながる。
「アスラン…」
タブレット端末に映る通信映像の向こう側のカガリは、いつになく不安そうだ。服装こそ凛々しい首長服姿だが、髪色と揃いの黄金の凛々しい眉尻は下がり、琥珀色の瞳は伏し目がちになる。
「何が不安なんだ、カガリ」
表情と揺れる声色からカガリの心中を察したアスランは、穏やかな声で不安の理由を聞き出し、それを解こうとする。
カガリが不安な表情である理由は、想い人・アスランが宇宙へ上がって離ればなれになる不安からではない。そんな不安は、二人ともとっくにかなぐり捨てている。
2397「アスラン…」
タブレット端末に映る通信映像の向こう側のカガリは、いつになく不安そうだ。服装こそ凛々しい首長服姿だが、髪色と揃いの黄金の凛々しい眉尻は下がり、琥珀色の瞳は伏し目がちになる。
「何が不安なんだ、カガリ」
表情と揺れる声色からカガリの心中を察したアスランは、穏やかな声で不安の理由を聞き出し、それを解こうとする。
カガリが不安な表情である理由は、想い人・アスランが宇宙へ上がって離ればなれになる不安からではない。そんな不安は、二人ともとっくにかなぐり捨てている。
結城 廉
PAST合同誌の漫画をR直前までノベライズしてみました。童話パロ大好きなんですよねえ。
いつかまとめてみたいんですが、、
fairy tale〜赤ずきん〜 once upon a time...
――オーブ王国という国の辺境の村に、愛らしい女の子が住んでおりました。
光をはじく金色の髪を大きな赤いずきんで隠していたため、誰もが名前ではなく『赤ずきん』と呼んでいました。
「よーし、準備完了」
赤ずきん――カガリは、中身を確認し終えたバスケットを抱え、元気に立ち上がった。手作りのクッキーとパン、小さな瓶に入れたワインも入っているから、それなりの重量がある。けれど、どれも置いていくことなどできない。
腰を痛めて寝込んでしまっている大切な人に、どうしても届けてあげたいのだ。
「じゃ、行ってくるな!」
見送ってくれる姉代わりともいうべき女性に声をかけると、彼女は心配そうに顔を曇らせた。
6659――オーブ王国という国の辺境の村に、愛らしい女の子が住んでおりました。
光をはじく金色の髪を大きな赤いずきんで隠していたため、誰もが名前ではなく『赤ずきん』と呼んでいました。
「よーし、準備完了」
赤ずきん――カガリは、中身を確認し終えたバスケットを抱え、元気に立ち上がった。手作りのクッキーとパン、小さな瓶に入れたワインも入っているから、それなりの重量がある。けれど、どれも置いていくことなどできない。
腰を痛めて寝込んでしまっている大切な人に、どうしても届けてあげたいのだ。
「じゃ、行ってくるな!」
見送ってくれる姉代わりともいうべき女性に声をかけると、彼女は心配そうに顔を曇らせた。
みゆあ
SPOILER種自由特別版第2弾エピソードカットのアスカガです。完全ネタバレなので大丈夫な方のみ~。
もう2人が出てきただけで大興奮してたのでよく覚えてないので、他の方のネタバレによる想像もだいぶ含まれてると思われます。
パスは記念日。
じゅんじゅんありぢ
DONE酔いどれアスランにキスされたカガリはどう反応するのか!?についてアンケートを取ったら、「固まる」「慌てふためく」「可愛いやつめ、ヨシヨシ」の全部乗せが最適解だったというやつ。 7結城 廉
PROGRESS【更新】アスラン誕生日漫画、作業更新していきます運命の別離の後のあれやこれや、いまだに傷が深くて見直すことはできないんだけど、
劇場版後は「あれがあったから今がある」って思えるようになったよ
ただあの時の、ひとりぼっちのアスランに、
いいんだよ、間違うかもしれないけど、
それはお互いの精一杯だったからって言ってあげたい。
アスラン、頑張ったね。
誕生日おめでとう。
幸せになってね!! 12
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DONE改めてアスラン誕生日おめでとうございます。ヤキン後16歳のアスカガ
ちょっとだけ肌色なので(R15行くかいかないか)パスつけてます。
🔑アスランの誕生日+カガリの誕生日計8桁 3774
kzgrm
INFO10/27sparkにて発行予定のアスカガ小説本のサンプルです。『ケートスはもう歌わない』
A5/P76/二段組/1100円。
自由後。オーブにて行われる首相会談に向けて、不穏分子を調査中のアスランは、自分そっくりの子供の話を聞く。やがてそれらは過去に壊滅した研究所群『ケートス』に繋がっていく…な話です。
『ケートスはもう歌わない』サンプル白い扉が幾重も続く廊下を歩く。
床も壁も同じく白い。自分の着ている赤服はここでは余計に目立つだろう。
しかし通りがかる者は誰もいない。
「ここ、どこだ……」
何度目かの曲がり道、使用済みの備品が詰まった段ボール箱を抱えたシンは途方に暮れていた。
今回避難及び救護場所として選ばれたこの施設『メンカル』と呼ばれ、元はどこかの研究所だったらしい。
閉鎖されていたが、ブルーコスモスの襲撃で文字通り火の粉が降りかかり、戦闘停止後はしばらく鎮火作業に追われていた。
それも先ほど終わり、空いたスペースをちょうど良いからと救護場として使うことになったのだ。
戦闘の停止と人々の避難誘導も終えたミレニアムは、整備が終わるまでまだ時間があった。
8259床も壁も同じく白い。自分の着ている赤服はここでは余計に目立つだろう。
しかし通りがかる者は誰もいない。
「ここ、どこだ……」
何度目かの曲がり道、使用済みの備品が詰まった段ボール箱を抱えたシンは途方に暮れていた。
今回避難及び救護場所として選ばれたこの施設『メンカル』と呼ばれ、元はどこかの研究所だったらしい。
閉鎖されていたが、ブルーコスモスの襲撃で文字通り火の粉が降りかかり、戦闘停止後はしばらく鎮火作業に追われていた。
それも先ほど終わり、空いたスペースをちょうど良いからと救護場として使うことになったのだ。
戦闘の停止と人々の避難誘導も終えたミレニアムは、整備が終わるまでまだ時間があった。
mamimo
PROGRESS「二人だけの戦争」で毛布じゃなくって彼シャツみたいな感じでアスランのをかしてもらってたらという妄想。でもこの時そんなに体格差ないよな。まあ妄想だしいいか。赤Tシャツバージョンも。ここまで描いたけどここからどうしよう。なんだか全部において迷走中。 2netsu
DOODLEXの方であげた《アスカガ •シンルナ漫画》
- ビーチバレー対決 -
まとめ
全部で26ページ
※後半11ページは下書きのため鉛筆描きです
※婚前交渉NGのアスランですのでエロくはないです
🔑 記念日 26
ささかま
DONE9月頭からのんびり描いてた正装ネタですアスランすぐ代表隠す…
ミニスカの反応的に最後削った方が綺麗だったかもなぁと思いつつ、つべこべ言うな褒めろここは二次創作だぞ!という気持ちが勝ちました🙌 4
mamimo
DOODLEアスランの表情が下書きの方が優しくカガリを見てるって感じで気に入ってたんだけどどうしても清書の時に再現できず。下書って線がいろいろ入ってるからかなあ?難しい… カガリのウェアはジェラ〇ケでこんなのがあって、かわいかったので。アスランはアンダー〇-マーのロゴをAAみたいにしてみた。AAアークエンジェル ってことでどうだろう?笑 寝る前のひとときって感じで。
2024・9・28 3
Yaman10290518
PAST大昔に発行した漫画本のデータです。下手なりに自分では頑張ってたし気に入ってたのでここで供養。まずは前半部分だけ…パスは一佐+双子の誕生日8桁。幼馴染年上×年下アスカガにキララクも混ざったコメディです。 9
fuukiari
PROGRESSアスカガ小説、前半約3分の1をアップ。既に最後まで書き上げていますが、まだまだ手を入れる予定。種運命最終回ラスト近く、アスランがオーブ特使としてプラントに上がる前々日-前日の話になります。
ライオネットゴールド(前半)オーブには、昔から数多の神を祀る習慣があるという。
科学が劇的に進化し、宇宙進出も人間の遺伝子操作も一般的になった時代において、宗教の意義は薄れつつあるが、それでも人々は神々を詣で、婚礼の儀を行う際には神殿の神の前で愛を誓う。
プラント対地球(最終的にはオーブ)の二度目の大戦が始まったばかりの頃、オーブの国家元首が婚礼を挙げた(そして、その最中に旗色不明のMSによって拉致された)神殿も、それ以来はずっと静けさを保っている。崖から海に向かって伸びる石畳の階段が、神殿らしい重厚さを演出する。
マジックタイムとも呼ばれる、薄紅色の夕闇に沈みつつある神殿に、ひとつの人影が現れた。海を背に、崖へ上がってゆく石畳の階段を眺めながら、ある場所に思いを寄せていた。
4059科学が劇的に進化し、宇宙進出も人間の遺伝子操作も一般的になった時代において、宗教の意義は薄れつつあるが、それでも人々は神々を詣で、婚礼の儀を行う際には神殿の神の前で愛を誓う。
プラント対地球(最終的にはオーブ)の二度目の大戦が始まったばかりの頃、オーブの国家元首が婚礼を挙げた(そして、その最中に旗色不明のMSによって拉致された)神殿も、それ以来はずっと静けさを保っている。崖から海に向かって伸びる石畳の階段が、神殿らしい重厚さを演出する。
マジックタイムとも呼ばれる、薄紅色の夕闇に沈みつつある神殿に、ひとつの人影が現れた。海を背に、崖へ上がってゆく石畳の階段を眺めながら、ある場所に思いを寄せていた。