サンプル①C.E.71年。
地球・プラント間で勃発した全面戦争は、両者一歩も譲らぬまま泥沼戦争へと突入し、やがて民族浄化を目的とする絶滅戦争へと発展していった。その状況を憂いた中立派・非戦派の者達で構成された三隻同盟の働きと、ブルーコスモスの盟主ムルタ・アズラエル氏とプラント最高評議会議長パトリック・ザラの死により戦争は停戦。その後アークエンジェルとクサナギは、エターナルを宇宙に残しオーブへと降下した。
オーブはカガリの叔父、ホムラ代表の指揮下で連邦から主権を取り戻し、荒れた国内の復興に慌ただしい日々を送っていた。
カガリもまた、アスハ家の人間として自国を立て直す為に各所を奔走する動きを連日送っている。
オーブは連合の占領下に置かれた期間に国力を著しく低下させ、その影響で国内は逼迫していた。そしてTVで流れるオーブの外の世界も、未だ混迷を続けている。
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