四 季
DOODLE昨日(5/2)upした「white」(https://poipiku.com/4663883/8691845.html)と少し関連があるようなお話。タイトルと前半が暗めですが、後半は軽いノリ(でもちょっと下品なので、苦手な方はご注意ください🚫)。
自分の中のリンクさんのイメージ、百年前はムッツリ(真面目だけど箍が外れると怖い)、百年後はオープンスケベ(野生児)です😄 2831
四 季
DOODLE百年前のリンクも孤独を抱えていたと思うので、それを、「同じ孤独を抱えていて、リンクの孤独を唯一理解できた姫が癒す」……みたいな話が読みたいです(そしてベクトルの違う話が出来上がりました🫠)。
old days 母は、自分が幼い頃に亡くなった。
父と母の結婚は、比較的早かったという。理由は単純で、父の家系が代々騎士の家柄であり、戦争などの有事によって、血の断絶が起きるのを避けるためだ。
とはいえ、父と母は恋愛結婚で、子どもの自分の目から見ても、それは仲睦まじい夫婦だった。身分はそれほど高くないが、代々王族からの信任厚い、近衛騎士の家系に生まれた勤勉な父と、地方の信心深い聖職者の娘であった母。二人の結婚は、周囲からも温かく歓迎された。
ただ、もともと身体があまり丈夫でなかった母は、二十歳を迎える前に家の後継ぎである自分を、そして自分に続いて妹を産んだことで体調を崩しがちになり、自分が物心ついた頃には、臥せりがちなことが多かったように思う。
7811父と母の結婚は、比較的早かったという。理由は単純で、父の家系が代々騎士の家柄であり、戦争などの有事によって、血の断絶が起きるのを避けるためだ。
とはいえ、父と母は恋愛結婚で、子どもの自分の目から見ても、それは仲睦まじい夫婦だった。身分はそれほど高くないが、代々王族からの信任厚い、近衛騎士の家系に生まれた勤勉な父と、地方の信心深い聖職者の娘であった母。二人の結婚は、周囲からも温かく歓迎された。
ただ、もともと身体があまり丈夫でなかった母は、二十歳を迎える前に家の後継ぎである自分を、そして自分に続いて妹を産んだことで体調を崩しがちになり、自分が物心ついた頃には、臥せりがちなことが多かったように思う。
四 季
DOODLEGW中に、書きかけのものをできるだけ書き上げたい……。星月 ──星が落ちてくる。
夜の帳を縫うように、一筋の弧を描いて。
この広い、ハイラルの大地へと。
【星月】
「この子のような馬を、『星月』と呼ぶのだそうですね」
姫の言葉に、俺は姫の方を振り向いた。俺がそのまま──俺の表情の動きが分かるダルケルやミファーから見れば、かなり呆けているように見えただろう──姫を見つめていると、餌やりの手が止まって不満だったらしい俺の馬が、鼻先で俺の肩を小突く。俺は慌てて、樹からもいだばかりの手に持っていたリンゴを、馬の口元に差し出した。
そんな俺たちのやりとりを見た姫が、陽だまりのように柔らかな笑みを浮かべた。
姫と俺は今、城の厩舎にいる。馬に乗り慣れない姫が、馬と親しくなるために馬の生態と、俺の馬との接し方を知りたいのだと俺に助言を求めたからだ。
3587夜の帳を縫うように、一筋の弧を描いて。
この広い、ハイラルの大地へと。
【星月】
「この子のような馬を、『星月』と呼ぶのだそうですね」
姫の言葉に、俺は姫の方を振り向いた。俺がそのまま──俺の表情の動きが分かるダルケルやミファーから見れば、かなり呆けているように見えただろう──姫を見つめていると、餌やりの手が止まって不満だったらしい俺の馬が、鼻先で俺の肩を小突く。俺は慌てて、樹からもいだばかりの手に持っていたリンゴを、馬の口元に差し出した。
そんな俺たちのやりとりを見た姫が、陽だまりのように柔らかな笑みを浮かべた。
姫と俺は今、城の厩舎にいる。馬に乗り慣れない姫が、馬と親しくなるために馬の生態と、俺の馬との接し方を知りたいのだと俺に助言を求めたからだ。
四 季
DOODLEゆっくりのんびりハテノ村で過ごすのも楽しいなあと思いながら書きました。white「いっそ、染めたらどう?」
と、いつもハテノ村の井戸端でアマリリとおしゃべりをしているナギコが言った。
「でも、こんなに綺麗に白い服だと、逆に染めづらそうですね。
他の服にも仕立て直しにくそうですし」
と、防具屋の娘のソフォラが、少し困ったような顔をした。
「いいじゃないの、綺麗に染めて婚礼衣装にしちゃえば。
花嫁の着るドレスだって、婚家の色に染まるようにって、あんなに白くするんでしょ?」
アマリリが少し訳知り顔で口を挟んだ。
「じゃあ、あの人はいつも青い服ばかり着ているから、青く染めたらどうさね?」
そう言って、ウオトリー村から嫁いできた風車番のロレルが穏やかに笑う。
「ちょっとみんな、待った待った。
3538と、いつもハテノ村の井戸端でアマリリとおしゃべりをしているナギコが言った。
「でも、こんなに綺麗に白い服だと、逆に染めづらそうですね。
他の服にも仕立て直しにくそうですし」
と、防具屋の娘のソフォラが、少し困ったような顔をした。
「いいじゃないの、綺麗に染めて婚礼衣装にしちゃえば。
花嫁の着るドレスだって、婚家の色に染まるようにって、あんなに白くするんでしょ?」
アマリリが少し訳知り顔で口を挟んだ。
「じゃあ、あの人はいつも青い服ばかり着ているから、青く染めたらどうさね?」
そう言って、ウオトリー村から嫁いできた風車番のロレルが穏やかに笑う。
「ちょっとみんな、待った待った。
四 季
DOODLE『orchid』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18980287)の題材となった花についてのお話。短い。
The language of flowers ──冷たい雨が降りしきる中を、二人は走っていた。
「はぁっ、はぁっ……」
長時間走り続けた足はまるで棒にでもなってしまったかのように感覚を失い、雨に体温を奪われ冷えた身体とは裏腹に、激しい呼吸を繰り返した喉は灼けるように痛い。
ただ、繋がれた手の温もりだけが、彼女とこの世界を繋ぎ止めるよすがだった。
「はぁっ……」
何があろうと、決して、後ろを振り返ってはいけない。──
今、自身の手を引いて走る騎士から告げられ、また城に残してきた父からも、別れ際に言われた言葉が、彼女の頭の中でぐるぐると回っていた。
その言葉に従い、うつむきながらも前を向いて走っていたはずの彼女の視界の隅に、ちらりと何かが横切った。
2202「はぁっ、はぁっ……」
長時間走り続けた足はまるで棒にでもなってしまったかのように感覚を失い、雨に体温を奪われ冷えた身体とは裏腹に、激しい呼吸を繰り返した喉は灼けるように痛い。
ただ、繋がれた手の温もりだけが、彼女とこの世界を繋ぎ止めるよすがだった。
「はぁっ……」
何があろうと、決して、後ろを振り返ってはいけない。──
今、自身の手を引いて走る騎士から告げられ、また城に残してきた父からも、別れ際に言われた言葉が、彼女の頭の中でぐるぐると回っていた。
その言葉に従い、うつむきながらも前を向いて走っていたはずの彼女の視界の隅に、ちらりと何かが横切った。
四 季
DOODLE以前書いた『もうひとつのハイラル図鑑―Spring ephemeral―』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17530142)と同じ世界線のお話。オリジナルキャラクター登場。一応、リンゼルタグを付けています。 4926
四 季
DOODLE『Amulet』(https://poipiku.com/4663883/8183060.html)の前日譚のような話。ガノン討伐後、リンゼルが再会したとき、足元にクローバーやシロツメクサ、タンポポが咲いているのを見て、その花言葉に触発されて書きました。
花冠 ♫〜♪──……
柔らかな木漏れ日が降り注ぐ庭に、少女が口ずさむ鼻歌が響く。
上機嫌で鼻歌を歌う少女の隣には、一人の少年。少年は、つい先ほど庭で摘んだ野の花を編んでいる少女の手元と、花を編むのに夢中で下を向いている少女の横顔を、黙って交互に見守っていた。
ここ、ハイラル城の庭には、野草や野花が豊かに生い茂っている。歴代の王妃たちの好みを反映した庭は、時代と、そのあるじとともにその姿を変えていて、大輪のばらが咲くばら園だったこともあれば、各地の珍しい植物を植えた植物園、時には薬草園だったこともある。だが、現王妃は身体が弱く、あまり外に出られないこともあってか、今の城の庭は、おもに姫君の遊び場となっていて、庭のあるじである姫君の好むような、自然に任せた趣の庭となっていた。
2265柔らかな木漏れ日が降り注ぐ庭に、少女が口ずさむ鼻歌が響く。
上機嫌で鼻歌を歌う少女の隣には、一人の少年。少年は、つい先ほど庭で摘んだ野の花を編んでいる少女の手元と、花を編むのに夢中で下を向いている少女の横顔を、黙って交互に見守っていた。
ここ、ハイラル城の庭には、野草や野花が豊かに生い茂っている。歴代の王妃たちの好みを反映した庭は、時代と、そのあるじとともにその姿を変えていて、大輪のばらが咲くばら園だったこともあれば、各地の珍しい植物を植えた植物園、時には薬草園だったこともある。だが、現王妃は身体が弱く、あまり外に出られないこともあってか、今の城の庭は、おもに姫君の遊び場となっていて、庭のあるじである姫君の好むような、自然に任せた趣の庭となっていた。
四 季
DOODLE百年前リンゼル(割とリン→ゼル風味)。リンクに、「姫様は自分にとって月のようなひと」と言わせたかっただけの読み物。
(以下、長い蛇足)
最近某番組で「星は自分を燃やしながら輝く存在」というのを聞いて(「地○の星」に対するコメント)、太陽も同じ恒星で、その輝いている太陽が実は苦悩多い存在だと気づいたからこそ、姫はリンクにとって特別な存在になったんだろうなあと思いながら書きました。
THE SUN AND THE MOON「姫様は自分にとって、空に浮かぶあの月のようなひとです」
──リンクのその言葉に、私は黙って彼の視線のその先にある、夜空に浮かぶ月を見上げた。
【THE SUN AND THE MOON】
──王妃様はさながら太陽、姫様はまるで月のようですね。
幼い頃、周囲からそんな言葉をかけられるたび、大好きな母が褒められているのだと感じて、嬉しかったのを覚えている。
自分にとっての母は、優しく、時に厳しい、大好きな母親であると同時に、その存在そのものがハイラルに安寧をもたらしてくれる、尊い存在だった。
ハイラルから厄災の影が消えて久しいが、それでも民たちは母を、ハイラルを守る姫巫女として敬い、慕ってくれた。そして、母とともにハイラルの各地に赴けば、誰もがその血筋を、そして「ゼルダ」という母のその名を褒め称えた。
6813──リンクのその言葉に、私は黙って彼の視線のその先にある、夜空に浮かぶ月を見上げた。
【THE SUN AND THE MOON】
──王妃様はさながら太陽、姫様はまるで月のようですね。
幼い頃、周囲からそんな言葉をかけられるたび、大好きな母が褒められているのだと感じて、嬉しかったのを覚えている。
自分にとっての母は、優しく、時に厳しい、大好きな母親であると同時に、その存在そのものがハイラルに安寧をもたらしてくれる、尊い存在だった。
ハイラルから厄災の影が消えて久しいが、それでも民たちは母を、ハイラルを守る姫巫女として敬い、慕ってくれた。そして、母とともにハイラルの各地に赴けば、誰もがその血筋を、そして「ゼルダ」という母のその名を褒め称えた。
四 季
MAIKING「コログからの贈り物(https://poipiku.com/4663883/6648540.html)」の本題として書いている話。半年くらい書いているのですが終わる気配がないので、とりあえずきりのいいところまで。この後リンクが馬でハイラル中を旅に出ます。実際にゲームで「馬でハイラル一周」しているのですが、結構大変。
でも、色々な景色が見られて、ますますハイラルが好きになりました。
雲霧披きて青天を観る① リンクは困っていた。
厄災との戦いを終え、一月ばかりの時が流れたが、ゼルダの体調が思わしくなかったためだ。
一月前、戦いが終わったその足で、二人は自然にカカリコ村に向かった。カカリコ村はいまだハイラル王家に忠誠を誓うシーカー族の暮らす村であり、何よりゼルダの解放を待ちわびているインパの待つ場所である。まずはそこへ向かうのが自然なように思えた。
百年前はともに越えられなかったハテノ砦を、厄災討伐を終えた今、ゼルダとともに越えることの感慨を噛みしめながら、リンクはまだ足元がおぼつかず、一人で騎乗することのできないゼルダを抱き抱えて馬に乗った。
馬を駆るのは人馬一体と評されるほど慣れているリンクだが、このときはいつもと少し様子が違った。ハイラルで最も尊いひとをその身に任されているのだという緊張感とともに、どういうわけか、寄りかかるゼルダの重みと温もり、規則正しい呼吸に、リンクは限りない安堵と、ほのかな胸の高まりまでも覚えていた。
15499厄災との戦いを終え、一月ばかりの時が流れたが、ゼルダの体調が思わしくなかったためだ。
一月前、戦いが終わったその足で、二人は自然にカカリコ村に向かった。カカリコ村はいまだハイラル王家に忠誠を誓うシーカー族の暮らす村であり、何よりゼルダの解放を待ちわびているインパの待つ場所である。まずはそこへ向かうのが自然なように思えた。
百年前はともに越えられなかったハテノ砦を、厄災討伐を終えた今、ゼルダとともに越えることの感慨を噛みしめながら、リンクはまだ足元がおぼつかず、一人で騎乗することのできないゼルダを抱き抱えて馬に乗った。
馬を駆るのは人馬一体と評されるほど慣れているリンクだが、このときはいつもと少し様子が違った。ハイラルで最も尊いひとをその身に任されているのだという緊張感とともに、どういうわけか、寄りかかるゼルダの重みと温もり、規則正しい呼吸に、リンクは限りない安堵と、ほのかな胸の高まりまでも覚えていた。
四 季
TRAINING●https://poipiku.com/4663883/6855826.htmlの続き。R18要素入れそびれました●好きなもの(近衛の存在に悩む回生、リンゼル幼馴染、パパラルとママラルの馴れ初め等)を詰め込んだ結果、主題が迷子に
●戻ったリンクの記憶はほぼ姫に関すること(近衛・回生どちらにも大切だから)のみで、全ての記憶を取り戻せるわけではなさそう。でもリンクは姫がいれば多分どっちでもよさそう
メインチャレンジ「インパを訪ねて」をクリアしなかった設定のリンゼル続き ──貴方の故郷は、どんな所ですか。
それは、二人の間に横たわる沈黙にまだ耐えられなかった頃、会話の接ぎ穂として何気なく発した問いかけだった。
彼は珍しく、少し逡巡したように口ごもり、しばし思案した。
言葉を促すように、ハイラルの東の果てにあると聞いていますが、と言えば、はい、ですので、日の出が早いです、と呟くように言った後、懐かしそうに目を細めて、東の空を見上げながら口を開いた。
──何もない所です。本当に、何も……。
※
その家は、ハイラルの東の果てにある村の、その中でもさらに村外れの場所に建っていた。
その家を購入した男は、「住んでいた人がミヤヅカエするようになってから長い間空き家になって、取り壊されそうになってたんだ」と、宮仕えの意味も知らず、のんきにその家を購入した経緯をゼルダに話して聞かせた。
13288それは、二人の間に横たわる沈黙にまだ耐えられなかった頃、会話の接ぎ穂として何気なく発した問いかけだった。
彼は珍しく、少し逡巡したように口ごもり、しばし思案した。
言葉を促すように、ハイラルの東の果てにあると聞いていますが、と言えば、はい、ですので、日の出が早いです、と呟くように言った後、懐かしそうに目を細めて、東の空を見上げながら口を開いた。
──何もない所です。本当に、何も……。
※
その家は、ハイラルの東の果てにある村の、その中でもさらに村外れの場所に建っていた。
その家を購入した男は、「住んでいた人がミヤヅカエするようになってから長い間空き家になって、取り壊されそうになってたんだ」と、宮仕えの意味も知らず、のんきにその家を購入した経緯をゼルダに話して聞かせた。
四 季
DOODLE突然降ってわいたおにロリリンゼル(百年前設定で、近衛騎士と姫だけど、騎士の性格は回生)です。いずれこの設定で、ダイジェスト版の話を書いてみたい😃(他にもおにロリとおねショタの書きかけの話がある人の発言)
おにロリリンゼル(百年前の近衛騎士と姫だけど騎士の性格は回生という謎設定) ぷくーっ。
──と、音が出そうなくらいに白く、柔らかそうなほっぺたをふくらませて拗ねた顔をする幼い姫君を苦笑いで見つめながら、姫君より十歳ばかり年上の近衛騎士はその場にしゃがみこんだ。
足をやや広げてしゃがんだその姿勢は、一国の姫君の前でするにはあまりにも不敬な格好だったが、地面に座り込んでしまった姫君と目線を合わせて話をするにはちょうど良かった。幸い、今、城の庭には近衛騎士と姫君の二人きり。常日頃から姫様に礼を尽くしなさいと口うるさく言ってくる執政補佐官も、古代研究で姫の興味を奪ってしまう王立古代研究所の研究者も、今ここにはいない。
のだ、が。
「おとうさまはうそつきです」
太く可愛らしい眉を吊り上げて、肩をいからせているその姿は、小動物が必死に威嚇してきているようにしか見えず、ただひたすら「可愛い」という感想しか出てこない。ふくらんだほっぺたなどは、まるで白いパンのようで、むしろ美味しそうで口に含んでみたくなってしまう。
2028──と、音が出そうなくらいに白く、柔らかそうなほっぺたをふくらませて拗ねた顔をする幼い姫君を苦笑いで見つめながら、姫君より十歳ばかり年上の近衛騎士はその場にしゃがみこんだ。
足をやや広げてしゃがんだその姿勢は、一国の姫君の前でするにはあまりにも不敬な格好だったが、地面に座り込んでしまった姫君と目線を合わせて話をするにはちょうど良かった。幸い、今、城の庭には近衛騎士と姫君の二人きり。常日頃から姫様に礼を尽くしなさいと口うるさく言ってくる執政補佐官も、古代研究で姫の興味を奪ってしまう王立古代研究所の研究者も、今ここにはいない。
のだ、が。
「おとうさまはうそつきです」
太く可愛らしい眉を吊り上げて、肩をいからせているその姿は、小動物が必死に威嚇してきているようにしか見えず、ただひたすら「可愛い」という感想しか出てこない。ふくらんだほっぺたなどは、まるで白いパンのようで、むしろ美味しそうで口に含んでみたくなってしまう。