しん☆
INFOpixivアナログ垢にて幻想水滸伝の坊ちゃんを投稿しました
https://www.pixiv.net/artworks/128631729
色鉛筆メインで描きましたので
いつもと雰囲気違うかも
知らない人だと目に付きにくいのも
あるのですが良かったら見に来てね
版権絵 滅多に描かんのでね
love4x1
DONEバニーになったうちのリオン坊ちゃんと2主ヒエンくん。ヒエンくんは可愛い格好なら似合って当然とノリノリで着てくれるんですがリオン坊ちゃんは4様以外に見せたくない。でも4様カラーだから不機嫌な顔しながら着ました。@boulucsuki
PAST坊ルク最々再燃に伴い、少し前に書いたSSを晒します。最期は君の腕の中で声がした。
懐かしいその声に微睡んだ重い瞼を持ち上げる。
都合のいい夢を見ているのか、あるいは幻か。
かつて手を取って歩んだ道はすでに遠い過去で、袂を分かち選んだ先に彼はいなかった。
…いなかったはずなのに。
「どうしてここに…?」
二度と会わないと決めていたのだ。会えば迷ってしまうのが分かっていたから。
再会を喜ぶ言葉こそないが、何度も聞いた名を呼ぶ声が今はひどく心地よい。
別れを伝えなくては。
残った力で腕を持ち上げると、触れた瞬間に身体ごと引き寄せられ抱き締められた。鼓膜を揺らす声に胸が詰まる。
泣いているの?悲しんでいるの?僕のせいで……
「…ごめ」
言葉を続ける間もなく、抱き締める腕にグッと力が込められた。
「もういいんだ…いいんだよ…」
508懐かしいその声に微睡んだ重い瞼を持ち上げる。
都合のいい夢を見ているのか、あるいは幻か。
かつて手を取って歩んだ道はすでに遠い過去で、袂を分かち選んだ先に彼はいなかった。
…いなかったはずなのに。
「どうしてここに…?」
二度と会わないと決めていたのだ。会えば迷ってしまうのが分かっていたから。
再会を喜ぶ言葉こそないが、何度も聞いた名を呼ぶ声が今はひどく心地よい。
別れを伝えなくては。
残った力で腕を持ち上げると、触れた瞬間に身体ごと引き寄せられ抱き締められた。鼓膜を揺らす声に胸が詰まる。
泣いているの?悲しんでいるの?僕のせいで……
「…ごめ」
言葉を続ける間もなく、抱き締める腕にグッと力が込められた。
「もういいんだ…いいんだよ…」
@boulucsuki
DONE3後救済坊ルクルックは塔に戻ってレック様と暮らしています。坊は時々遊びに来ているという設定。
二人は両思いです。
私の性癖がチラ見えしているのですがどうぞご容赦ください。
白いドレスを着て「…うん。やっぱり俺の見立ては正しかった」
青天の霹靂。
突然背後から届いた声に驚いて振り返る。遅れを取るなど、調理中でなければと後に猛省した。
「‥‥‥‥何しに来た変質者」
「やあ久し振り。息災かい?」
僕が驚いたことに満足したのだろう。窓枠から覗かせていた顔を破顔させ、猿の様な身軽さを見せた君はひょいと室内へ降り立った。若草のマントがふわとはためく。
「‥玄関入るところからやり直しなよ。ここ何階だと思ってるの?」
「つれないなぁ。そういうところ相変わらずだね」
マントを脱ぎ脇に抱え、スタスタ歩を進めてきたかと思うと勢いそのまま抱きすくめられた。
「ちょっと!危ないっ」
包丁を持った手をなるべく遠ざける。
6880青天の霹靂。
突然背後から届いた声に驚いて振り返る。遅れを取るなど、調理中でなければと後に猛省した。
「‥‥‥‥何しに来た変質者」
「やあ久し振り。息災かい?」
僕が驚いたことに満足したのだろう。窓枠から覗かせていた顔を破顔させ、猿の様な身軽さを見せた君はひょいと室内へ降り立った。若草のマントがふわとはためく。
「‥玄関入るところからやり直しなよ。ここ何階だと思ってるの?」
「つれないなぁ。そういうところ相変わらずだね」
マントを脱ぎ脇に抱え、スタスタ歩を進めてきたかと思うと勢いそのまま抱きすくめられた。
「ちょっと!危ないっ」
包丁を持った手をなるべく遠ざける。
Elkidou_love
PAST再投稿。絵じゃないけど。久しぶりに読んだら割と好きな展開だった(当たり前)
おやすみ遠征に出ていた少数部隊が帰還予定時刻を過ぎても戻ってこない。
これ以上は待てないと軍師が手勢を連れて出立したのは数刻前の話。
夜も深まり、それでもどこか忙しなく人々は行き交う。就寝の準備のそれではなく、帰りを待つ者の浮き足だった忙しなさだ。
不粋な憶測が飛び交う。
窓の向こうに目をやると、赤月の地をシトシトと濡らしていた雨足がようやく落ち着いてきていた。閉めきっていた窓を少し開け、冷えた風を肌で感じる。部隊が帰還したと報せが入ったのはその時だった。
無機質で殺風景な部屋の外、にわかにガヤガヤと賑わい始めた廊下を横目に見やり、その喧騒に小さく嘆息した。
肩を貸しあい身を引きずりながら部屋に入っていく者、酒瓶片手にその場に座り込み酒盛りを始める者、各々が各々のやり方で健闘を称え合っている。その中には、泣きながら抱き合う者の姿もあった。或いは笑顔で、或いは咽びながら、様々な感情が交差する広場。
5294これ以上は待てないと軍師が手勢を連れて出立したのは数刻前の話。
夜も深まり、それでもどこか忙しなく人々は行き交う。就寝の準備のそれではなく、帰りを待つ者の浮き足だった忙しなさだ。
不粋な憶測が飛び交う。
窓の向こうに目をやると、赤月の地をシトシトと濡らしていた雨足がようやく落ち着いてきていた。閉めきっていた窓を少し開け、冷えた風を肌で感じる。部隊が帰還したと報せが入ったのはその時だった。
無機質で殺風景な部屋の外、にわかにガヤガヤと賑わい始めた廊下を横目に見やり、その喧騒に小さく嘆息した。
肩を貸しあい身を引きずりながら部屋に入っていく者、酒瓶片手にその場に座り込み酒盛りを始める者、各々が各々のやり方で健闘を称え合っている。その中には、泣きながら抱き合う者の姿もあった。或いは笑顔で、或いは咽びながら、様々な感情が交差する広場。
Elkidou_love
DONEⅢ後if坊ルク坊ちゃんから「探したい物がある」と誘われて旅に出るルック。
「100年に一度しか咲かない花なんだって」
二人の旅はどこか余所余所しく、そんなものが見つかるものかと疑心暗鬼になる始末。
ようやく探し出したそれを見て坊ちゃんはルックに言う。
「テッドが教えてくれたんだ」
長い年月を共に生きたのだと、言葉にはしなかったけれど、と。
そのうち小話書くかもしれない。 11
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MEMO坊っちゃんの日とポッキープリッツの日とよんぼの日なのでポッキーゲームする甘々イチャイチャ4坊。顔がいい。ポッキーゲームがしたいというリオンのお願いを承諾したラスが、リオンはこっち食べてねとチョコがついた方を差し出して。リオンがパクッと食らいつくと、持ち手側にラスが食い付き食べ始めた。
お互いにポリポリと食べ進めていく。しかし、リオンは早くもポッキーゲームをお願いしたことを後悔していた。
いつも口付けする時は目を閉じるし行為で舌を絡ませる時もこんなに至近距離でじっくり見たことが無い。ラスも落ち着いた様子でリオンを見つめている。
大好きなラスの顔がどんどん近付き、ドキドキと心臓が飛び出すほど高鳴り、リオンの顔に熱が集まっていく。自然とポッキーを食べる口が止まる。
そうしている内にラスが最後の一口を噛り、ちゅっと愚痴に軽く口付けた。
1005お互いにポリポリと食べ進めていく。しかし、リオンは早くもポッキーゲームをお願いしたことを後悔していた。
いつも口付けする時は目を閉じるし行為で舌を絡ませる時もこんなに至近距離でじっくり見たことが無い。ラスも落ち着いた様子でリオンを見つめている。
大好きなラスの顔がどんどん近付き、ドキドキと心臓が飛び出すほど高鳴り、リオンの顔に熱が集まっていく。自然とポッキーを食べる口が止まる。
そうしている内にラスが最後の一口を噛り、ちゅっと愚痴に軽く口付けた。