az_matsu
DONE雪街のラプソディーにまつわる話。チレッタの思い出と、死と再生とミスラについて書きました。小説を初めて書いたので形式などもよくわかってなくて、表現も稚拙でお恥ずかしいですが、良ければ読んでください。いつか漫画にもできたらいいな…名残の花「チレッタ、これ、なんだかわかりますか?」
チレッタと出会って暫くしたころ、ミスラは死の湖で見つけた不可思議な骨のところへ彼女を連れて行った。
ずいぶん長く生きているというその魔女は、生きた年月の分、知識が豊富だった。彼女は頼まなくてもいつも色々な事をぺらぺらと喋っていて、ミスラには半分も理解できなかったけれど、疑問に思うことを訊ねればたいていは答えてくれる。世の中の物事も、生きる術も、魔法の使い方も。
だが、ミスラが拾い集めた骨たちを暫く眺めていたチレッタは首を横に振った。
「さあ……。見たことない生き物の骨だね。私が生まれるよりもずっと昔に生きていた古代生物かもしれないな」
「これ、魔法で生き返らせたりできないんですか?」
5440チレッタと出会って暫くしたころ、ミスラは死の湖で見つけた不可思議な骨のところへ彼女を連れて行った。
ずいぶん長く生きているというその魔女は、生きた年月の分、知識が豊富だった。彼女は頼まなくてもいつも色々な事をぺらぺらと喋っていて、ミスラには半分も理解できなかったけれど、疑問に思うことを訊ねればたいていは答えてくれる。世の中の物事も、生きる術も、魔法の使い方も。
だが、ミスラが拾い集めた骨たちを暫く眺めていたチレッタは首を横に振った。
「さあ……。見たことない生き物の骨だね。私が生まれるよりもずっと昔に生きていた古代生物かもしれないな」
「これ、魔法で生き返らせたりできないんですか?」
magic_flowerd
DONE『気高いあなたにふれる朝』展示用カイアサWEB漫画熱を出したカインがアーサーに看病される話です。
※幼少期、両方の母親、騎士団時代、過去捏造たっぷりです。
におわせ程度の東主従がいます。一部装飾品等の省略があります。 34
akauni8
DONEミスファウのお話です!夜の魔法舎の庭。香油の香りに誘われてきたのはスコールのような男と、優しい眠気だった。
(初めての創作チャレンジで…ドキドキ投稿です笑🔰文字多いし字ちっちゃいし様々ですが!どうぞよしなに…🙇♀️) 2
砂肝串
DOODLE8月6日にあげるつもりだったので1コマ目でミスラ何で怒ってるかわかんない人すみません…(カイン誕生日のホームボイスネタです)私はファウストが元陽キャだったらいいなってずっと思っています(まぁ陽キャとまではいかんでも社交的なコミュ強)
かべうちのかべ
DONEお題箱で頂いた。「ネロ猫とブラッドりーのお話」です。
なんでかミスラも出てきます。
ありがとうございました。
※ネロ猫ちゃん、絶対ツンしてるのが似合う、ろしあんぶるー的な猫だと思ってかいている。
『昼寝と猫』 春の終わりがけ、まだ、太陽の光が穏やかに降り注ぐ日。面倒な任務もなく、かといって他にやることもないブラッドリーは、暇に任せて魔法舎のすぐ裏にある森の木陰で寝ていた。そこへ、かすかに草を踏みしめる音がなる。目を閉じたまま少しずつ近づいてく足音の気配を探れば見知ったもので、警戒するものではない。むしろ安心する気配だ。だが、いつもに比べて音も小さく、近づくまでの時間もかかっているのが気にかかり、まだ重い瞼をゆっくりと持ち上げれば、少し先にいたのは水色の猫だった。
「あ? ネロ……? なんで猫なんかになってんだよ」
そう問えば、猫は違うとでも言うように「ナァ!」と険しく鳴いて毛を逆立てた。
――なんだよ。俺様相手に隠せるわけねぇじゃねぇか。だいたい名前を呼んで怒るなんて、本人だと言っているようなものだろう。
1910「あ? ネロ……? なんで猫なんかになってんだよ」
そう問えば、猫は違うとでも言うように「ナァ!」と険しく鳴いて毛を逆立てた。
――なんだよ。俺様相手に隠せるわけねぇじゃねぇか。だいたい名前を呼んで怒るなんて、本人だと言っているようなものだろう。