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TRAINING恋の残した跡について考える真央と、真央について考える恋の話。肉体関係、情事を匂わす表現があるので苦手な方はご注意ください。
久しく書いてなかったから、今またリハビリ中です〜。
頑張ります!! 3043
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MOURNING擬似家族パロの🩷際部のお話。始まりの書きたいとこだけ。話の中ではカプ要素はないですが、続くならこーまおになりますのでご注意下さい。※原作とは別軸世界線です。
※明星・揺が幼児化しています。
本当に書きたいとこだけ書いたので、続くか続かないかはわかりません。(誰か書いてくれたら嬉しい🙃)
Warmth.「もし良かったら、俺達の家族になってくれない?」
「は?」
今日は晴天。気温も暑過ぎず寒過ぎずの穏やかな気温の中、真央は一人公園のベンチに座り、趣味の読書を楽しんでいた。
(この本、買って正解だったな。物語の展開が好み)
仕事柄、不規則な休日はもっぱらこの公園で過ごしている。公園内にあるカフェでテイクアウトしたコーヒーを飲み、頭をしゃっきりさせてから物語の中へ飛び込んで一時間経った頃、キリのいいところで本を閉じてバッグに仕舞った。コーヒーも留まる目的も無くなり、このまま帰路に着いてもよかったけれど、公園内の程よい賑やかさが案外心地良く、真央はベンチでぼんやりとその雰囲気をもうしばらく味わうことにした。
(自分と同世代の人にはもう子供がいるのか……)
4213「は?」
今日は晴天。気温も暑過ぎず寒過ぎずの穏やかな気温の中、真央は一人公園のベンチに座り、趣味の読書を楽しんでいた。
(この本、買って正解だったな。物語の展開が好み)
仕事柄、不規則な休日はもっぱらこの公園で過ごしている。公園内にあるカフェでテイクアウトしたコーヒーを飲み、頭をしゃっきりさせてから物語の中へ飛び込んで一時間経った頃、キリのいいところで本を閉じてバッグに仕舞った。コーヒーも留まる目的も無くなり、このまま帰路に着いてもよかったけれど、公園内の程よい賑やかさが案外心地良く、真央はベンチでぼんやりとその雰囲気をもうしばらく味わうことにした。
(自分と同世代の人にはもう子供がいるのか……)
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DONE大大大遅刻ですが、🧩のお誕生日の恋真のお話です。書き始めはラブコメ目指してたはずが、途中からめちゃくちゃ🎞くんが悩みに悩み、結局ラブコメにはならなかったけど、ハッピーエンドです!🎉🎂Happy Birthday 🎂🎉
0711『今日の夜、恋の家に行っていい?』
カフェ営業終了後、開いたスマホのロック画面には絵文字も何も無いシンプルなメッセージが一つ表示されていた。送り主は、誕生日前日ということもあり、朝から今現在も何件かの友人代行業務に借り出されている真央から。
(珍し……)
例年であれば、真央はいつも揺や明星、ミカさん辺りに捕まって、終電前まで前夜祭だのなんだの呑んだくれ達の言い訳に付き合っているはずなのに。ビジネスカップルという肩書きになってから二年。二年の間、夜という時間帯に真央が俺の部屋へ来たことはない。あまりの珍しさに無意識のうちに指先が『何かあった?』と文字を打ちかけていたものの、俺が下手なことを聞いたら、真央が気を使って『やっぱり行くのやめる』と言われる気がして、文字を消し、『OK』のスタンプを一つ送った。
4803カフェ営業終了後、開いたスマホのロック画面には絵文字も何も無いシンプルなメッセージが一つ表示されていた。送り主は、誕生日前日ということもあり、朝から今現在も何件かの友人代行業務に借り出されている真央から。
(珍し……)
例年であれば、真央はいつも揺や明星、ミカさん辺りに捕まって、終電前まで前夜祭だのなんだの呑んだくれ達の言い訳に付き合っているはずなのに。ビジネスカップルという肩書きになってから二年。二年の間、夜という時間帯に真央が俺の部屋へ来たことはない。あまりの珍しさに無意識のうちに指先が『何かあった?』と文字を打ちかけていたものの、俺が下手なことを聞いたら、真央が気を使って『やっぱり行くのやめる』と言われる気がして、文字を消し、『OK』のスタンプを一つ送った。
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DONE恋人代行業務の報酬を買いに行く二人と、その後の話。両片思い、恋人未満の二人の話になります。
Lip,Summer,Ripple真っ白い壁と煌々としたライト、上品な香りが混ざり合う空間。平日の真昼間だというのに、百貨店の一階にあるコスメフロアは大学生くらいの若い子から上品なマダムまで、幅広い年層で賑わっていた。デートの依頼で訪れたことは何度かあるものの、さすがに男一人で飛び込む勇気は今のところまだない。
――じゃあ、男二人だったら?
「ねぇ、この色とさっきの色、どっちがいいと思う?」
『夏らしいリップが欲しい』。それが今回、真央が提示した“恋人代行”の報酬だった。先月、少しばかり厄介な女の子が多かったこともあって、最初に強請られたナイトクリームだけでは見合わず、こうして追加報酬を出す羽目になってしまった。そんな真央はいつもよりも上機嫌で、表情豊かにビューティーアドバイザーのスタッフと話に花を咲かせている。
4251――じゃあ、男二人だったら?
「ねぇ、この色とさっきの色、どっちがいいと思う?」
『夏らしいリップが欲しい』。それが今回、真央が提示した“恋人代行”の報酬だった。先月、少しばかり厄介な女の子が多かったこともあって、最初に強請られたナイトクリームだけでは見合わず、こうして追加報酬を出す羽目になってしまった。そんな真央はいつもよりも上機嫌で、表情豊かにビューティーアドバイザーのスタッフと話に花を咲かせている。
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DONE(brmy/恋真)ビジカプの二人が、勇気を出して一歩先へ進む話。かっこいい真央くんはいません。誤字脱字あったすみません。
cuddle with出逢った当初、綾戸恋のことを不思議な男だと思った。正確に何というのかは難しいけれど、『愛してほしいのに、自分からは人を愛さない』、ズル賢い男。人を愛せば、少なからず傷付くことも出てくるのが当たり前なのに、小さなかすり傷さえも恐れている怖がりな男。人から嫌われたくなくて、自然と器用に立ち回るのが上手くなってしまった寂しい男。恋自身、自分の心の奥底にある大切なものを分からずにいるような気がする。けれど、恋の中には確かに、誰にも触れさせない、鍵付きの小さな宝箱にでもしまってある“核”があるはずなのに。きっと死ぬまで、いや、死んでもなお、それを誰かに見せることは無いだろう。
――Aporiaの面々にも、そして僕にも。
4018――Aporiaの面々にも、そして僕にも。