ミヲル@Sword・Lily
DOODLE祓魔師十四郎×淫魔いさお。ショタおに~おにショタ土近。祓魔師十四郎の使い魔おさな淫魔いさおちゃんは毎回敵の手に落ちて人質にされてえっちな責苦を受ける…みたいな設定。あわやと言うタイミングで十四郎に助けられるけど淫魔の習性で発情がおさまらず、おねだりして十四郎に抱いて鎮めてもらう甘えろ話。 4
mutation_yue
REHABILI真選組動乱篇の少し後のお話。悲しみの笑顔「あー…」
小さな呻き声と、次いで聞こえた水流の音。
ガチャリと個室から出てきたのは渋い顔をした大将だった。
「………。……腹か?」
その様を見て、土方は思わず声をかける。
「うわ、居たのトシ」
「今来た所だ」
たまたま厠に寄って行くかと立ち寄れば、丁度個室を使っていた近藤が出てきたところだっただけで、断じて着いてきた訳では無い。
「…で、アンタはまた腹でも下したか?」
「いやぁ…、うん…。大丈夫…と、思う」
ぎこちない笑顔で気にするなと笑うが、その表情は曇ったままだ。
近藤がこうやって厠に閉じこもっているのに出くわすのは、何も初めてではない。見た目より繊細なところを持つこの男は、お偉いさんとの接見の日やら、将軍の警備、登城の時など、緊張からか腹を下しやすくなるらしい。昔からそうだったかと言えば、そうではない。真選組が出来てから少しずつ、大役を任される頻度に応じてそうなって来たように思う。
5357小さな呻き声と、次いで聞こえた水流の音。
ガチャリと個室から出てきたのは渋い顔をした大将だった。
「………。……腹か?」
その様を見て、土方は思わず声をかける。
「うわ、居たのトシ」
「今来た所だ」
たまたま厠に寄って行くかと立ち寄れば、丁度個室を使っていた近藤が出てきたところだっただけで、断じて着いてきた訳では無い。
「…で、アンタはまた腹でも下したか?」
「いやぁ…、うん…。大丈夫…と、思う」
ぎこちない笑顔で気にするなと笑うが、その表情は曇ったままだ。
近藤がこうやって厠に閉じこもっているのに出くわすのは、何も初めてではない。見た目より繊細なところを持つこの男は、お偉いさんとの接見の日やら、将軍の警備、登城の時など、緊張からか腹を下しやすくなるらしい。昔からそうだったかと言えば、そうではない。真選組が出来てから少しずつ、大役を任される頻度に応じてそうなって来たように思う。