深藍桜
DONE幻想水滸伝Ⅰ(リマスター版)クリア記念に書いたものです。(文庫ページメーカーにて作成)
魔術師の島から帰還後、パーンの寄り道がとんでもない事になった後の話です。
因みに自分は一度全滅しました(苦笑)。
主人公の名前は、小説版の「ティル」としております。
個人サイト等にも掲載しております。 3
sabasavasabasav
DONEテッドの日おめでとうございます。坊ちゃんとのとある日。紋章に囚われているテッド。
▽
「テッド、狩りに行くんだろう? 僕も連れて行ってくれないか」
「えっ? お前を?」
突拍子もないことを言い出すのは今に始まったことではなかったが、まさかそう言われるとは思わず、テッドはティアを指差し怪訝な表情を浮かべた。
「手助けはできないだろうけど、テッドが狩りをするところが見てみたいんだ。それに、狩りをするなら街の外に出るだろう? 僕、大きくなってからはまだ、この街から出たことないから……外を見てみたい」
ああ、成る程。
街の外に出てみたいという興味なら、ティアの提案にも合点がいく。
心身ともに鍛え上げられながらも、綺麗に整備された街から出してもらえない五将軍の嫡男は、遠出がしてみたいと何度かグレミオに言っていたことがある。
4207「テッド、狩りに行くんだろう? 僕も連れて行ってくれないか」
「えっ? お前を?」
突拍子もないことを言い出すのは今に始まったことではなかったが、まさかそう言われるとは思わず、テッドはティアを指差し怪訝な表情を浮かべた。
「手助けはできないだろうけど、テッドが狩りをするところが見てみたいんだ。それに、狩りをするなら街の外に出るだろう? 僕、大きくなってからはまだ、この街から出たことないから……外を見てみたい」
ああ、成る程。
街の外に出てみたいという興味なら、ティアの提案にも合点がいく。
心身ともに鍛え上げられながらも、綺麗に整備された街から出してもらえない五将軍の嫡男は、遠出がしてみたいと何度かグレミオに言っていたことがある。