Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    #留伊

    stayWithUs

    れいりん

    MOURNING過去の未完のものを供養させてくださいこれ以上進む気がしなかった
    未完なので本当に中途半端なところで終わってます
    頭空っぽにして読むらぶこめ
    伊と仲良し(セコム)な仙が留に灸を据える話留伊 伊作と仲良し(セコム)な仙が留に灸を据える


    仮タイトル:正しい手順で告白しましょう

    「聞いたぞ留三郎。随分良い趣味をしているじゃないか。しかしそれを伊作に押し付けるのは些か道理が違うのではないか?」
    「は……!? いや待て、別に押し付けるなんてことは」
    「証拠だってあるんだぞ。言い逃れはさせん」
    「分かった分かった、逃げねぇからまずこの拘束を解いてくれ」
     手足を拘束された留三郎の前に仁王立ちするは、燃える戦国作法との通り名を持つ立花仙蔵。その後ろには、善法寺伊作が留三郎を警戒しながら仙蔵の背に隠れていた。



     某月某日、事件は発生した。夜空に浮かぶ星々が、細やかに煌めきを放っている時間帯。
     自室に仕掛けた罠に文次郎がかかるのを心待ちにしていた仙蔵は、エサが罠にかかるのを諦め、一人部屋で焙烙火矢の製造に取り掛かっていた。ターゲットである文次郎は言わずもがな、会計委員会の仕事に追われている真っ只中だ。もしかしなくても今日中に帰って来ないのだ。悟りを開いた仙蔵は、もう一つ焙烙火矢を作ったら就寝しようと決めた。事態が動いたのはその時だ。
    4227

    ringofeb9

    DOODLE伊作が歌う包帯の歌、留三郎も歌えそうだなと思って書いた留伊です。2人で一緒に歌ってほしい。意識飛ばさないように留三郎は歌ったものだと思われ。ちょっとだけ仙蔵。
    雰囲気でどうぞ。
    苦無で制服切って傷の手当する伊作が書きたかっただけかもしれない。
    留三郎、同室だからってどんな巻き込まれ不運もなんやかんや許してくれる心の広い男でいいですね…☺️
    包帯の歌「……伊作」
    「何だい? 留三郎」
     留三郎の腕に包帯を巻きながら伊作は訊ねる。実習で負傷して帰ってきたようだ。
    「その歌、何とかならないか?」
    「歌?」
    「あれだ。包帯を巻く時に歌っている」
    「ああ。これを歌った方が巻きやすくて。……ほーたいは~、しっかーり巻ーいてもきーつすぎず~、すーばやくきーれいに、ゆるまぬよーうにー……はい。できたよ」
     留三郎の腕には綺麗に包帯が巻かれていた。
    「これはね、僕なりのまじないなんだ。不運に見舞われることなく綺麗に包帯を巻けるように。自己暗示のようなものかな。……でも、それだけじゃない。怪我が早く治るようにという願いも込めている。だから歌っているんだ」
    「……そうか」
     傷に響くから歌うのを辞めろ、と留三郎は言えなかった。
    1210