まめこあけび
INFOA5/表紙込み20P/イベント頒布価格500円(+通販は送料がかかります)2022年4月18日開催のオンラインイベ「Donut with You!-Birthday Special-」にて
発行予定のラギ誕祝い2022ラギ監♀本サンプルです
※サンプル記載の通り、本文は全て掲載します。(pixiv、Twitter、ポイピクにて) 9
七海紗綾
DONE※ラギ監、NRC時代※桜が見たい監督生
一緒にお風呂に入りたいラギ監シリーズ07『ふふっ。そんなことがあったんですね。』
昼休み。いつもの木陰へやってくると、ユウくんが話している声が聞こえた。
楽しそうに話してるけど…一体誰と話しているのか。
『わぁ~!空からだと、そんなところまで見えるんですね!』
「……げっ!!」
ユウくんと話している…鳥をみて、オレは反射的に隠れてしまった。
というのも、オレはなぜか鳥類とは相性が悪い。
今、ユウくんと楽しく話しているのは、小さな鳥だけど。
多分、オレとは相性が悪い…と思う。
『私も空を飛んでみたいなぁ~。』
『君は魔法が使えるんじゃないのかい?』
『えっと…残念ながら…。』
ってかよく見りゃあいつ、雄じゃん。
なんか急に腹が立ってきた。今すぐユウくんの肩から飛び去って欲しい。
2702昼休み。いつもの木陰へやってくると、ユウくんが話している声が聞こえた。
楽しそうに話してるけど…一体誰と話しているのか。
『わぁ~!空からだと、そんなところまで見えるんですね!』
「……げっ!!」
ユウくんと話している…鳥をみて、オレは反射的に隠れてしまった。
というのも、オレはなぜか鳥類とは相性が悪い。
今、ユウくんと楽しく話しているのは、小さな鳥だけど。
多分、オレとは相性が悪い…と思う。
『私も空を飛んでみたいなぁ~。』
『君は魔法が使えるんじゃないのかい?』
『えっと…残念ながら…。』
ってかよく見りゃあいつ、雄じゃん。
なんか急に腹が立ってきた。今すぐユウくんの肩から飛び去って欲しい。
七海紗綾
DONE※エー監※01のユウ(監督生)視点
みんなに見守られているエー監シリーズ03エースとの最初の出会いは、最悪だった。
こんなにも意地悪な人がいるだろうかと思ってたけど、今では真逆。
こんなにも優しい人がいるだろうかってくらい…甘やかしてくれる。
どんな時でも、すごく大切にしてくれていることが伝わってきて。
はぁ…好きだな…って。
「ため息なんかついて、どうしたんだ?」
「っ、デュース?!」
どうやら無意識のうちにため息をついていたらしい。
デュースが心配してのぞきこんできた。
「…エースとケンカでもしたのか?」
「えっ?!な、なんで…??」
「なんでって…。いつもなら一緒にいるのに、なんか今日…あいつのこと、避けてるだろ?」
これはまずい。非常にまずい。
何がって、デュースが勘違いをしてるってことは、きっとエースも勘違いしているに違いない。
3957こんなにも意地悪な人がいるだろうかと思ってたけど、今では真逆。
こんなにも優しい人がいるだろうかってくらい…甘やかしてくれる。
どんな時でも、すごく大切にしてくれていることが伝わってきて。
はぁ…好きだな…って。
「ため息なんかついて、どうしたんだ?」
「っ、デュース?!」
どうやら無意識のうちにため息をついていたらしい。
デュースが心配してのぞきこんできた。
「…エースとケンカでもしたのか?」
「えっ?!な、なんで…??」
「なんでって…。いつもなら一緒にいるのに、なんか今日…あいつのこと、避けてるだろ?」
これはまずい。非常にまずい。
何がって、デュースが勘違いをしてるってことは、きっとエースも勘違いしているに違いない。
まめこあけび
DONEハッピーホワイトデー!!!!!両片想い?時空(ラギは監と両想いの自覚あり)
〜〜その後の話〜〜
🦁「お前…告白してつがいになった報告でもしてくるかと思ってたが…プロポーズ紛いのことまでして…返事聞かなかったとかマジか(爆笑」
🐆「うるせーーーッスよ!!!!!!!!!」 4
七海紗綾
DONE※エー監※ホワイトデー
みんなに見守られているエー監シリーズ02ユウがいた世界では、バレンタインデーというものがあるらしい。
なんでも、想いを寄せている人にチョコレートを渡して気持ちを伝える日、だそうだ。
んで、もらった人はその一ヶ月後。ホワイトデーにお返しをする。
先月のバレンタインデーには、ユウから手作りのチョコレートをもらった。
ていねいにラッピングされたその中から出てきたのは、ハートのチョコレート。
「えっと…エースには私のハートをあげたいな~…なんて。」
ユウは真っ赤な顔をしながらつぶやいて、はにかんだように笑う。
それがめちゃくちゃかわいくて。
オレが口に含んでいたチョコレートをのどにつまらせたことは、いい思い出だ。
んで、今日はホワイトデー。
正直この一ヶ月、この日のことで頭がいっぱいだった。
1876なんでも、想いを寄せている人にチョコレートを渡して気持ちを伝える日、だそうだ。
んで、もらった人はその一ヶ月後。ホワイトデーにお返しをする。
先月のバレンタインデーには、ユウから手作りのチョコレートをもらった。
ていねいにラッピングされたその中から出てきたのは、ハートのチョコレート。
「えっと…エースには私のハートをあげたいな~…なんて。」
ユウは真っ赤な顔をしながらつぶやいて、はにかんだように笑う。
それがめちゃくちゃかわいくて。
オレが口に含んでいたチョコレートをのどにつまらせたことは、いい思い出だ。
んで、今日はホワイトデー。
正直この一ヶ月、この日のことで頭がいっぱいだった。
七海紗綾
DONE※ラギ監、NRC時代※ホワイトデー、短め
一緒にお風呂に入りたいラギ監シリーズ06「はい、これあげる。」
オレが差し出したのは、一輪の花。
花屋のバイトでラッピングの練習に使ったものだけど…。
見た瞬間、ユウくんの顔が思い浮かんだ。
それに今日は。
「ユウくんの世界には、ホワイトデーってのがあるんでしょ?」
先日のバレンタインデーとやらには、いつものドーナツにチョコがかかっていて。
ユウくんの世界では好きな人にチョコレートを渡して、気持ちを伝える日なのだと教えられた。
さらに今日、ホワイトデーはそのお返しをする日であることも。
「お返し…いいって言ったのに…。」
「いーんスよ。オレが渡したいの。」
だから、ほら。と、ユウくんにもう一度花を差し出す。
買ったわけじゃないし、おまけでもらったようなものだから、遠慮しないでと続ける。
856オレが差し出したのは、一輪の花。
花屋のバイトでラッピングの練習に使ったものだけど…。
見た瞬間、ユウくんの顔が思い浮かんだ。
それに今日は。
「ユウくんの世界には、ホワイトデーってのがあるんでしょ?」
先日のバレンタインデーとやらには、いつものドーナツにチョコがかかっていて。
ユウくんの世界では好きな人にチョコレートを渡して、気持ちを伝える日なのだと教えられた。
さらに今日、ホワイトデーはそのお返しをする日であることも。
「お返し…いいって言ったのに…。」
「いーんスよ。オレが渡したいの。」
だから、ほら。と、ユウくんにもう一度花を差し出す。
買ったわけじゃないし、おまけでもらったようなものだから、遠慮しないでと続ける。
七海紗綾
DONE※エー監※ケンカしたかもしれない二人
みんなに見守られているエー監シリーズ01ユウとケンカした。
ケンカした…っつーか…。
「エース。悪いことは言わない。監督生にあやまったらどうだ?」
「分かってるよ。」
「どーせまたお前が何かしたんだゾ?」
「それも!…分かってる。けど…。」
「けど?」
そう、原因はオレにある。
そこまでは分かっているんだけど…。
「分かんないんだよ…。」
「お前、今、分かってるって」
「オレが何かしたのは分かってんだけど…それが何かは分かんないだよ。」
「「…え?」」
素直に言うと、デュースとグリムはやや間をあけてから、顔を見合せ、不思議そうな顔をした。
オレとユウは最近付き合い始めて。
行きや帰りは一緒に通ってるけど、まだ手を繋いだことだって数えるほどだし、抱きしめたり、キスしたりだって1度か2度か。
2334ケンカした…っつーか…。
「エース。悪いことは言わない。監督生にあやまったらどうだ?」
「分かってるよ。」
「どーせまたお前が何かしたんだゾ?」
「それも!…分かってる。けど…。」
「けど?」
そう、原因はオレにある。
そこまでは分かっているんだけど…。
「分かんないんだよ…。」
「お前、今、分かってるって」
「オレが何かしたのは分かってんだけど…それが何かは分かんないだよ。」
「「…え?」」
素直に言うと、デュースとグリムはやや間をあけてから、顔を見合せ、不思議そうな顔をした。
オレとユウは最近付き合い始めて。
行きや帰りは一緒に通ってるけど、まだ手を繋いだことだって数えるほどだし、抱きしめたり、キスしたりだって1度か2度か。