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    #あんさん腐るスターズ

    ansanRottenStars

    Meri0_cherry

    LÀM XONG十年前、こはくとの別れが前触れもなく突然訪れたものだったとしたら、司はその別れを、喪失感を、今でも忘れられないんじゃないか。
    そして、一度別れてしまったからこそ、今隣に居られる幸せを実感しているんじゃないか。
    そんなお話です。
    なかなかお話の中で表現が難しかったので、なんとなくこういうこと言いたいのね〜と思いながらゆる〜くお楽しみいただければと思います

    ※過去捏造
    さようならは似合わない「こはくん、次はいつ会えるのですか」

        空は橙色に染まり、烏が大声で日暮れを告げている。朱桜家の中庭にそびえ立つ大きな木の下で、司は頭上の枝に腰掛ける彼を見上げていた。

    「お別れんときはいつもそれやな、坊」
    「だ、だって…!最近会える頻度が減っているでしょう?」
    「それはわしの都合やなくてぬしはんの方やろ。お勉強にお稽古にで大忙しやんけ」
    「…はい、次期当主として学ばなくてはならないことばかりで……でも、僕はまだ子供です。お友達とこうして遊んでいたい」
    「そのお友達が桜河の人間やと知ったら、ご両親はどないな顔するやろなぁ」
    「こはくんはこはくんです!お友達に家柄は関係ありません」
    「……やとええけどなぁ」
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