tojo_game
PROGRESS8/31のオクバデプチで出す新刊のサンプル(パート1部分)の先行公開です。記憶ありオク×記憶なしバデ・ループもの・バデさんが死ぬ・口調違いあり
文庫サイズ・200ページ前後で1500~2000円予定
励みになりますのでリアクションなど頂けると嬉しいです!
8/31新刊のサンプルの先出し(オクバデ) 行ったこともない場所に、見たこともない景色に、「まえにきたときはどうだった」と話す息子を、両親はよく気味悪がらなかったものだ。いや、気味悪くは思っていただろうが、それを息子の前で見せずに、「前に行った別の公園と勘違いしている」「テレビや絵本や夢で見たのだろう」というスタンスで受け止めて話してくれたことは、とても有難いことだと思う。
昔から、知らないことを知っている子供だった。
昨日の夕食を覚えているように、どこかの野原で石に腰掛けながら食べたパンを覚えている。
テレビで語られた話に、大昔それを話して聞かせてくれた人のことを覚えている。
そんな、生きてきたよりずっと多くのことをなんとなしに抱きしめて生きている子供が、自分だった。
29784昔から、知らないことを知っている子供だった。
昨日の夕食を覚えているように、どこかの野原で石に腰掛けながら食べたパンを覚えている。
テレビで語られた話に、大昔それを話して聞かせてくれた人のことを覚えている。
そんな、生きてきたよりずっと多くのことをなんとなしに抱きしめて生きている子供が、自分だった。
second_nelo
MAIKINGオクバデ(転生含現パロ、ファンタジー風味)ヒマラヤ山脈の高地天文台にいるバデーニさんにオクジーくんが会いに行ったりする話
オ虐に見せかけたバ虐です(メンタル)
最後はハッピーエンド
5〜6万字くらいになりそうな予感がする
完成したら全文支部に上げたうえで自分用に紙の本も作りたい気もち
***「バデーニさんっ……!」
懐かしい名前だった。
かつて、途方もない古の日々に、私はそう呼ばれていた。
しかしそれは、とうに捨てたはずの名前だった。
もしも今、この世界で、その名前を呼ぶことができるとしたら。
それはたぶん、彼しかいない。
(……オクジーくん、なのか?)
心の中でなぞった彼の名前が、ひどく懐かしい。
今は二十一世紀で、此処はヒマラヤ山脈に立つ高地天文台。こんなところに、彼が生きているはずがない。
けれど、彼以外にはあり得なかった。
かつての私の名を呼んだ。それだけで、どんな不都合も、不合理も、非現実も、全てを否定して、彼が彼であることを証明していた。
「……それは、誰だ? 私の名前は■■■。悪いが人違いだろう」
10289懐かしい名前だった。
かつて、途方もない古の日々に、私はそう呼ばれていた。
しかしそれは、とうに捨てたはずの名前だった。
もしも今、この世界で、その名前を呼ぶことができるとしたら。
それはたぶん、彼しかいない。
(……オクジーくん、なのか?)
心の中でなぞった彼の名前が、ひどく懐かしい。
今は二十一世紀で、此処はヒマラヤ山脈に立つ高地天文台。こんなところに、彼が生きているはずがない。
けれど、彼以外にはあり得なかった。
かつての私の名を呼んだ。それだけで、どんな不都合も、不合理も、非現実も、全てを否定して、彼が彼であることを証明していた。
「……それは、誰だ? 私の名前は■■■。悪いが人違いだろう」
🌏コッコ
PROGRESSwebイベ開催ありがとうございます!オクバデの現パロ漫画です。
思ってたよりも遅れているんですが😭出来たところまでを随時アップしていけたらなと思っています🙏
パスワードは、カプ名をカタカナ4文字で。 19
らくがき
PROGRESS★バデーニくんの本(途中💦•08月31日(東京)COMIC CITY VEGA 2025内 一縷の星芒 VG2025 イベントで刷る予定のバデーニさん本です。
•私塾としゅーどー院時代のバ
•親友が出てきます(妄想した
•塔オクジーくんがちょと出てきます。
•自己満本なのでストーリー内容がありません…
•BL本 (18禁ではない)
パスワードは英星献again!の
お品書きに掲載しています。 7
こよ別館
DONE(英星献A初公開)オクバデ「それが、恋を知るということだ。」後編13p
パスワード オクバデ好きな人のみ「yes」と入力してね
前編にてご都合薬の力を借りてバデの気持ちを探ろうとしたオク。
薬の効果は切れた後・・・の後編です。
恋愛初心者なオクバデが可愛い!! 13
yurieanime
MENU8/31 オクバデプチ『追憶の場で星々の祝福を』
にて頒布します、オクバデ短編集 サンプル4
現パロ『死は2人を分かつのか?』
ほろ酔いのバデーニが、600年前のとあることについてぽつりぽつりと話し出す
※初参加のため最小部数で頒布します。お取り置きご希望の方はどなたでもご連絡ください
死は二人を分かつのか?そうだ、今日は心地いい気温だからと窓を開けて、そのまま知らぬうちに眠ってしまったんだ。夢でのそよ風がやけにリアルに思えたのは、そのせいかと納得する。
俺を文字通り叩き起したバデーニさんは、なにか特別用があったわけでは無いらしい。最初は俺の胸で頬杖をついていたけれど、首が疲れたのかそれをやめて完全なうつ伏せ状態になった。首の向きを左右どちらにしようかと何度かころころと向きを変え、しっくりくる場所があったのだろう、満足そうに鼻先を沈ませて、ふうと息を吐いた。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
「結構飲みました?珍しいですね、外でこんなに酔うまで飲むなんて」
金髪から覗く耳殼をそっと撫でると、バデーニさんは少し恥ずかしそうに瞬きをした。
808俺を文字通り叩き起したバデーニさんは、なにか特別用があったわけでは無いらしい。最初は俺の胸で頬杖をついていたけれど、首が疲れたのかそれをやめて完全なうつ伏せ状態になった。首の向きを左右どちらにしようかと何度かころころと向きを変え、しっくりくる場所があったのだろう、満足そうに鼻先を沈ませて、ふうと息を吐いた。
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「結構飲みました?珍しいですね、外でこんなに酔うまで飲むなんて」
金髪から覗く耳殼をそっと撫でると、バデーニさんは少し恥ずかしそうに瞬きをした。
yurieanime
MENU8/31 オクバデプチ『追憶の場で星々の祝福を』
にて頒布します、オクバデ短編集 サンプル3
現パロ『場所はいつも君のとなりだった』
付き合ってる2人がとある映画を見る話です
※初参加のため最小部数で頒布します。お取り置きご希望の方はどなたでもご連絡ください
場所はいつも君のとなりだった「よし、準備できました」
オクジーくんもベッドに上がる。
壁を見ると目玉き、カリカリに焼かれたベーコン、トースト、という先程夕飯を食べたばかりだと言うのに食欲をそそる定番の朝食と共に、映画のタイトルが映っていた。
「『場所はいつも旅先だった』⋯?」
「見たことあります?」
「いいや」
映画を見ること自体が久しぶりだ。
普段は見ても古典作品やミステリーが多いが、これはタイトル画面から察するにそういった類いの映画ではないだろう。
「難しく構えず、ゆったり見てくださいとヨレンタさんが仰ってました」
じゃあ始めますねと再生ボタンを押した。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
「なにが⋯」
「はい?」
ベッドを降りて片付けをしようとした彼を引き止める。
603オクジーくんもベッドに上がる。
壁を見ると目玉き、カリカリに焼かれたベーコン、トースト、という先程夕飯を食べたばかりだと言うのに食欲をそそる定番の朝食と共に、映画のタイトルが映っていた。
「『場所はいつも旅先だった』⋯?」
「見たことあります?」
「いいや」
映画を見ること自体が久しぶりだ。
普段は見ても古典作品やミステリーが多いが、これはタイトル画面から察するにそういった類いの映画ではないだろう。
「難しく構えず、ゆったり見てくださいとヨレンタさんが仰ってました」
じゃあ始めますねと再生ボタンを押した。
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「なにが⋯」
「はい?」
ベッドを降りて片付けをしようとした彼を引き止める。
yurieanime
MENU8/31 オクバデプチ『追憶の場で星々の祝福を』
にて頒布します、オクバデ短編集 サンプル2
現パロ『サロンオクジー』
オクジーくんがバデーニさんの髪を切る話です
※初参加のため最小部数で頒布します。お取り置きご希望の方はどなたでもご連絡ください
サロンオクジー彼の後ろで立ちっぱなしでいたからか、バデーニさんが資料を手に取るついでに少しだけ振り返った。
「すまない、いま手が離せない」
「あぁ、いえ。そのままで」
そう言ってカタカタと動きを止めない彼の右側に立ち、ちゅ、と彼の白くて柔い頬にキスを落とした。
「ただいま、バデーニさん」
「おかえり」
カタカタとキーボードを打つ手はそのままに、チラリと自分を見て微笑んでくれた。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
今日の夕飯は昨日の残り物を使った簡単メニューの予定。だからいつもより時間に余裕がある。
――よし、と最後のペットボトルを回収して立ち上がった。
「バデーニさん、キリのいいところで声掛けてください」
「なぜ」
547「すまない、いま手が離せない」
「あぁ、いえ。そのままで」
そう言ってカタカタと動きを止めない彼の右側に立ち、ちゅ、と彼の白くて柔い頬にキスを落とした。
「ただいま、バデーニさん」
「おかえり」
カタカタとキーボードを打つ手はそのままに、チラリと自分を見て微笑んでくれた。
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今日の夕飯は昨日の残り物を使った簡単メニューの予定。だからいつもより時間に余裕がある。
――よし、と最後のペットボトルを回収して立ち上がった。
「バデーニさん、キリのいいところで声掛けてください」
「なぜ」
yurieanime
MENU8/31 オクバデプチ『追憶の場で星々の祝福を』
にて頒布します、オクバデ短編集 サンプル1
逃亡if『足音が揃う』
オクジーくんが審問官を制圧、バデーニさんが手紙を届けたあと合流した逃亡if。
オク+バデです
※初参加のため最小部数で頒布します。お取り置きご希望の方はどなたでもご連絡ください
足音が揃うびゅう、と風が吹き抜けると、その冷たさに思わず自分を抱き寄せた。
異端審問官から逃げ仰せて、自由を求める希望の旅……いや、いつ野垂れ死ぬかも分からない地獄の逃亡生活が始まったのは、夏も終わりの頃だった。
「バデーニさん」
耳に染み付いた彼――オクジーくんの声に顔を上げた。
「大丈夫ですか。どこか痛い?」
「平気だ。少し疲れただけ」
「今日はかなり歩きましたからね……。周り見てきました。大丈夫そうです。今日はここで休みましょう」
「ああ」
カサカサと枯葉集め、ぱきりと枝を折り、そしてカチカチと火打石を打ち付ける。しばらくするとパチッパチッと乾いた空気が弾ける音、そしてふわりと煙の燻った匂いが漂う。音と匂いで彼が火を起こしているのが分かった。片目を焼かれてから、音や匂いに敏感になったと感じる。この生活になってそれが役立つことも何度かあった。しかし……
797異端審問官から逃げ仰せて、自由を求める希望の旅……いや、いつ野垂れ死ぬかも分からない地獄の逃亡生活が始まったのは、夏も終わりの頃だった。
「バデーニさん」
耳に染み付いた彼――オクジーくんの声に顔を上げた。
「大丈夫ですか。どこか痛い?」
「平気だ。少し疲れただけ」
「今日はかなり歩きましたからね……。周り見てきました。大丈夫そうです。今日はここで休みましょう」
「ああ」
カサカサと枯葉集め、ぱきりと枝を折り、そしてカチカチと火打石を打ち付ける。しばらくするとパチッパチッと乾いた空気が弾ける音、そしてふわりと煙の燻った匂いが漂う。音と匂いで彼が火を起こしているのが分かった。片目を焼かれてから、音や匂いに敏感になったと感じる。この生活になってそれが役立つことも何度かあった。しかし……
mfyk_12
DONE『気付いた瞬間、終わってた』現パロ オクバデ
Webオンリー開催おめでとうございます!🥳
途中から線画が下描きになっており大変申し訳ありません😭
8/31のイベントにて、本にする時は清書します!! 16
자마(ちゃま)
DONEいろんな事情からセックスできないオクバデが、セックスにチャレンジしてみたり失敗したり、ボロボロのミニシアターで映画を見る話⑥です。これでおわりっ!
①はこちら→https://poipiku.com/8824306/11808878.html
⑤はこちら→https://poipiku.com/8824306/11939682.html 14681