hatsu8396
DONEキィ蛍初めてになかなか踏み切れなかったキィニチが限界を感じて一歩踏み出す話。
心心相印「はい」
濡れた髪をそのままに、蛍はタオルを差し出した。いつからだったか、風呂上がりの蛍の髪を乾かすのはキィニチの役目になっていた。淡いレモンの香りが漂うオイルを手に取り、丁寧に乾かしながら、ふわふわに仕上げていく。
蛍は心地よさそうに目をつむり、今にも猫のように喉を鳴らしそうだ。
こうして無防備に晒される肌に何度触れたいと思っただろう……。堪えきれない熱が喉の奥でゴクリと音を立てた。
ほとんど乾いた頃、キィニチがサラリと髪をかき分けると白いうなじが姿を表す。ひやりと首筋を抜ける空気を蛍は気にもしていなかった。
思わず目を閉じても熱はおさまらず、また、喉の奥が鳴る。キィニチはそのうなじにそっとキスを落とした。
2238濡れた髪をそのままに、蛍はタオルを差し出した。いつからだったか、風呂上がりの蛍の髪を乾かすのはキィニチの役目になっていた。淡いレモンの香りが漂うオイルを手に取り、丁寧に乾かしながら、ふわふわに仕上げていく。
蛍は心地よさそうに目をつむり、今にも猫のように喉を鳴らしそうだ。
こうして無防備に晒される肌に何度触れたいと思っただろう……。堪えきれない熱が喉の奥でゴクリと音を立てた。
ほとんど乾いた頃、キィニチがサラリと髪をかき分けると白いうなじが姿を表す。ひやりと首筋を抜ける空気を蛍は気にもしていなかった。
思わず目を閉じても熱はおさまらず、また、喉の奥が鳴る。キィニチはそのうなじにそっとキスを落とした。
kinopon_room
DONEキィニチくんと蛍ちゃんの、お風呂上がりのひと幕です。バージョン5.4の銭湯イベント楽しみですね〜!※洞天の温泉まわりを捏造しています
【キィ蛍】湯香の問いかけ 冷えたショコアトゥル水の甘みが乾いた喉に染み渡る。風呂上がりともなれば尚更だ。
洞天の邸宅からやや離れた場所に設けられた温泉で身を清めたキィニチは、隣接した休憩場所で涼を取っていた。流泉の衆ほどではないものの、一般的な家屋に備え付けられているものより数倍広い湯船がいくつも点在し、にごり湯やバブル湯など、なかなかに趣向を凝らしてあるのが特徴だ。あちこち回ってみたくなるが、水温が高めの為、湯あたりには十分気をつけなければならない。
「……ふう」
最後の数滴を流し込み、空になったグラスを洗って所定の位置に片付ける。そろそろか、と新しいグラスを手に取ったところで、女湯の暖簾の奥からぺたぺたと足音が近づいてくるのに気づいた。
1926洞天の邸宅からやや離れた場所に設けられた温泉で身を清めたキィニチは、隣接した休憩場所で涼を取っていた。流泉の衆ほどではないものの、一般的な家屋に備え付けられているものより数倍広い湯船がいくつも点在し、にごり湯やバブル湯など、なかなかに趣向を凝らしてあるのが特徴だ。あちこち回ってみたくなるが、水温が高めの為、湯あたりには十分気をつけなければならない。
「……ふう」
最後の数滴を流し込み、空になったグラスを洗って所定の位置に片付ける。そろそろか、と新しいグラスを手に取ったところで、女湯の暖簾の奥からぺたぺたと足音が近づいてくるのに気づいた。
kinopon_room
DONE注意!R15です!キィニチ君が蛍ちゃんのおっぱいを触ってるだけです。前戯的な描写は初めてなので、色々と目を瞑って読んでいただければ幸いです……!
※背後注意です 1201
kinopon_room
DONEXで公開したキィニチ君お誕生日おめでとうSSです。蛍ちゃんとずっとイチャイチャしてねという気持ちを込めて、いつものぺろがぶニチ君です。
※ちょっとだけ背後注意です 1212
ゆきは
DONE誕生日おめでとうのキィ蛍※公式誕生日イラスト・メールのネタバレを含みます。メール内の文章を作中で使用しております。
とっておきのお祝いを「そろそろ休憩しよう」
岩を登り崖を飛び降りを数え切れないほど繰り返した後、開けた平らな地面に降り立つと、キィニチが言った。
以前から機会があれば教えてほしいと頼んでいたエクストリームスポーツ。ナタの状況が少し落ち着いて時間を取れるようになったというキィニチから今日という日を打診された。
「ありがとう、キィニチ。おかげで動き方を理解できた気がする」
「いや、俺は本当に最低限のことしか教えていない。旅人の筋が良いんだ、流石だな」
急に止まるのは良くないだろうとゆっくり歩きながら話していると、キィニチが称賛の言葉を渡してくる。本人は称賛と思っていないと分かるその言葉は、受け取る側としてはどうにもむず痒い気持ちになってしまう。蛍が返す言葉に悩んでいると、キィニチは蛍が疲れていると考えたのか、ジュースでも飲むか? と今度は気遣いの言葉を渡してきた。
3298岩を登り崖を飛び降りを数え切れないほど繰り返した後、開けた平らな地面に降り立つと、キィニチが言った。
以前から機会があれば教えてほしいと頼んでいたエクストリームスポーツ。ナタの状況が少し落ち着いて時間を取れるようになったというキィニチから今日という日を打診された。
「ありがとう、キィニチ。おかげで動き方を理解できた気がする」
「いや、俺は本当に最低限のことしか教えていない。旅人の筋が良いんだ、流石だな」
急に止まるのは良くないだろうとゆっくり歩きながら話していると、キィニチが称賛の言葉を渡してくる。本人は称賛と思っていないと分かるその言葉は、受け取る側としてはどうにもむず痒い気持ちになってしまう。蛍が返す言葉に悩んでいると、キィニチは蛍が疲れていると考えたのか、ジュースでも飲むか? と今度は気遣いの言葉を渡してきた。