sirome0_0
DONEまた、真冬と話をするまでの話届けたかった曲「冴子さん、これ貰っても良い」
それを貰ったのは、由紀の葬儀が済んだ直後のことだった。
「……えぇ、良いわよ。」
「ありがとう。」
「…柊、真冬は…」
「………さぁ。」
俺達はずっと幼馴染だった。
それはずっと変わらないはずだった。
高校に入って違う高校へと進んだ真冬とほんの少し距離ができただけ。
高校に入って由紀とシズと俺でバンドを組んでまた少し真冬と距離ができただけ。
それでも、それだけで俺たちの関係が変わるなんて思っていなかった。
由紀がいなくなってから、すぐに真冬と連絡が取れなくなった。
住み慣れた街のどこでも真冬を見かけなくなった。
あんなにも、一緒にいた俺たちの関係はこんなにもあっさりと無くなってしまうのかとさみしくて同仕様もない気持ちでいっぱいになった。
464それを貰ったのは、由紀の葬儀が済んだ直後のことだった。
「……えぇ、良いわよ。」
「ありがとう。」
「…柊、真冬は…」
「………さぁ。」
俺達はずっと幼馴染だった。
それはずっと変わらないはずだった。
高校に入って違う高校へと進んだ真冬とほんの少し距離ができただけ。
高校に入って由紀とシズと俺でバンドを組んでまた少し真冬と距離ができただけ。
それでも、それだけで俺たちの関係が変わるなんて思っていなかった。
由紀がいなくなってから、すぐに真冬と連絡が取れなくなった。
住み慣れた街のどこでも真冬を見かけなくなった。
あんなにも、一緒にいた俺たちの関係はこんなにもあっさりと無くなってしまうのかとさみしくて同仕様もない気持ちでいっぱいになった。
sirome0_0
DONEsyhのLIVEで、由紀を見つけた話。君がいた。由紀がいた。
柊の声の中に、柊たちが作った曲の中に、由紀がいた。
どうして俺は由紀の作った音楽を今まで聴こうとしなかったのだろう。どうしてLIVEに出るとはにかんだ彼を否定したのだろう。
『じゃあ、俺のために死ねるの』
ある冬の日、半ば衝動的に口から飛び出た言葉を、言ってすぐに後悔した。
ひどい嫉妬だった。
由紀が夢中になれるものを俺はどうしても応援できなかった。
こんなにも、まっすぐに届けようとしてくれていたのに。
俺が由紀を忘れる日なんて、本当に来ないよ···。
この曲を聴くことができて良かった。
この曲を作ってくれて、届けてくれてありがとう。
あぁ、真っ直ぐステージを見ていても涙で何も見えないや。
柊は、どんな顔で歌っているのだろう、上ノ山くんは···シズちゃんは···。
547柊の声の中に、柊たちが作った曲の中に、由紀がいた。
どうして俺は由紀の作った音楽を今まで聴こうとしなかったのだろう。どうしてLIVEに出るとはにかんだ彼を否定したのだろう。
『じゃあ、俺のために死ねるの』
ある冬の日、半ば衝動的に口から飛び出た言葉を、言ってすぐに後悔した。
ひどい嫉妬だった。
由紀が夢中になれるものを俺はどうしても応援できなかった。
こんなにも、まっすぐに届けようとしてくれていたのに。
俺が由紀を忘れる日なんて、本当に来ないよ···。
この曲を聴くことができて良かった。
この曲を作ってくれて、届けてくれてありがとう。
あぁ、真っ直ぐステージを見ていても涙で何も見えないや。
柊は、どんな顔で歌っているのだろう、上ノ山くんは···シズちゃんは···。
カハヅ
SPOILER今更ですが………舞台ギヴン感想絵!!!!!自分が行ったのは東京の2日目昼の部と大千秋楽の2公演です!!!!!!ホント、良かった!!!!!!!!!!!みんな円盤買おう!!!!!!パスは東京公演大千秋楽の日を4桁。 16