haruna_3910
INFO6月30日JUNE BRIDE Fes2024で発行する新刊のサンプルになります。テスカトリポカ×ぐだ♀️の社長(人間)×人魚の現パロ本です。以下注意書。
●ポカニキが複数の女性と身体だけの関係を持っている
●人魚の肉が不老不死では無いという独自設定
●モブ女性が出てくる→モブにポカニキが刺される→さらにモブの自タヒした描写がある
サンプルは最初の方とポカニキが刺た辺りとR18が少しです
そして人魚は⬛︎⬛︎になったそれは朝から雨が降っていた日であった。無性にコーヒーが飲みたくなったが家にはインスタントコーヒーの予備すらなく、仕方なくテスカトリポカは近所の喫茶店へと向かうことにした。
雨は嫌いだ。湿度で自慢の金糸はうねるし傘を差すなんて手間がかかる。何よりも少し出かけるだけでも服やら靴やらが濡れるのが鬱陶しくて仕方がない。それに遠くで雷の音までしだした。
悪天候のせいで道にはほとんど人はおらず、マンションを出てすぐの国道を挟んだ先にある海はまるでこの世の果ての様に黒くうねっている。
なんて間の悪い。誰かに買ってきてくれと頼もうかと思ったが、運が悪いことに尽く誰も捕まらなかった。最寄りのコンビニより、スーパーより喫茶店の方が近い。とりあえずコーヒーが飲めればそれでいいし、他の誘惑に流されて余計なものを買うので出来れば近づきたくないというのが正解であろうか。
2549雨は嫌いだ。湿度で自慢の金糸はうねるし傘を差すなんて手間がかかる。何よりも少し出かけるだけでも服やら靴やらが濡れるのが鬱陶しくて仕方がない。それに遠くで雷の音までしだした。
悪天候のせいで道にはほとんど人はおらず、マンションを出てすぐの国道を挟んだ先にある海はまるでこの世の果ての様に黒くうねっている。
なんて間の悪い。誰かに買ってきてくれと頼もうかと思ったが、運が悪いことに尽く誰も捕まらなかった。最寄りのコンビニより、スーパーより喫茶店の方が近い。とりあえずコーヒーが飲めればそれでいいし、他の誘惑に流されて余計なものを買うので出来れば近づきたくないというのが正解であろうか。
NaclcaN
DOODLEポカニキ霊衣のジャガーマン、耳としっぽカワイイ〜!これはもう実質ネコチャン!
ネコチャンかわいいね!(ジャガーです)
黒曜鋭刃収集で南米クラッシュポイントを鬼周回だよ!
ポカニキの絆が上がってコイン貰えたので、先にアペ2をmaxにしました~便利!
※背中の資料、バトルモーションをスクショして頑張って観察したけど
横向きの姿しかわかんなかったので捏造です
messe
DOODLE一枚目没デ&テ二枚目デイビットは紅茶よりコーヒー派っぽそうだけど、無糖では飲めなくて飲むとしわしわ顔にぬるとよいなぁ、ってか味覚は10歳のままなのか???って気になるオタク(ノンストップ早口) 2
qln_klun
DOODLEネタバレ無し皆様の兄貴FAを拝見していてふと注目し、その後CMを見返して気付いた
兄貴の身長ちゃんと調べていなかったので2枚目兄妹の身長差は捏造です…(嬢の頭の位置もう少し高くて良いですね!!) 2
もろきゅう
DONEサモナーとテスカの話。傷の舐め合い ウォーモンガーズの拠点で、執事がにっこりと笑っていた。恭しく一礼して、頭を下げた状態で「ごきげんようございます」などと言う。
嫌に上機嫌なヤギの執事は、サモナーをかばうように立つ太陽神を見て、それは楽しそうに……噴き出すのを堪えているかのように満面の笑みを浮かべ、大袈裟に両手を広げてみせた。
「おお、なんと仲睦まじいお二人でしょう! 何も覚えていらっしゃらないサモナー様と、何も残っていらっしゃらないテスカトリポカ様。うつろなお二人が互いを支えあっていらっしゃるご様子に、このメフィストフェレス、心から感じ入っております!」
「感動しているところに水を差すようですまないが、サモナーの本質を映すことのできぬ、劣悪な鏡の遠吠えだと解釈したが、あっているかね?」
2724嫌に上機嫌なヤギの執事は、サモナーをかばうように立つ太陽神を見て、それは楽しそうに……噴き出すのを堪えているかのように満面の笑みを浮かべ、大袈裟に両手を広げてみせた。
「おお、なんと仲睦まじいお二人でしょう! 何も覚えていらっしゃらないサモナー様と、何も残っていらっしゃらないテスカトリポカ様。うつろなお二人が互いを支えあっていらっしゃるご様子に、このメフィストフェレス、心から感じ入っております!」
「感動しているところに水を差すようですまないが、サモナーの本質を映すことのできぬ、劣悪な鏡の遠吠えだと解釈したが、あっているかね?」
もろきゅう
DONE逆イメソン企画。テスカと主人公です。
終末を迎えて終末 そこら辺にあるものを投げつけて、それが顔面に当たったりして、鼻血を出しても、口の端が切れても、痣ができても喧嘩を止めることはなかった。怒鳴りあって、煽りあって、言葉尻をとらえて揚げ足をとって罵りあった。
「その言葉、今考えたな? それは無責任というものだろ! 後になってひっくり返されるのはごめんだからな!」
サモナーが怒り狂って叫べば
「君とて後だしの理屈が多いぞう、きょうだい! そんなことで私を打ち負かすことができると本気で思っているのかね?」
テスカトリポカが嘲笑う。
お互いがお互いにだけは遠慮なく喧嘩を吹っ掛けたし、遠慮なく喧嘩を買った。
ムッとなったら即その場で文句を言うし、平気で、大人げなく、声を荒らげた。
3500「その言葉、今考えたな? それは無責任というものだろ! 後になってひっくり返されるのはごめんだからな!」
サモナーが怒り狂って叫べば
「君とて後だしの理屈が多いぞう、きょうだい! そんなことで私を打ち負かすことができると本気で思っているのかね?」
テスカトリポカが嘲笑う。
お互いがお互いにだけは遠慮なく喧嘩を吹っ掛けたし、遠慮なく喧嘩を買った。
ムッとなったら即その場で文句を言うし、平気で、大人げなく、声を荒らげた。
もろきゅう
DONEテスカが気まぐれでいなくなる迷惑な話。戦争がない七日間の話 テスカトリポカがいなくなった。ただそれだけだった。
ウォーモンガーズの日常は滞りなく送られようとしている。誰も探しに行こうなどと思う者はいなかった。
不自然なほどに、誰もが気に止めない。学園軍獄の執務室は空っぽで、誰一人近寄らない。
初めからテスカトリポカなる転光生など、存在していないかのように、恙無く一日が始まり、ただ過ぎていく。
サモナーがいなくなった。ただそれだけだった。
サモナーズの日常はそれだけで上を下への大騒ぎである。誰もが探しに行こうとした。
皆、顔面蒼白といったところだ。学生寮の部屋は空っぽで、そこに皆が集まっていた。
つい先日まで確かに存在していたサモナーの不在を、皆が訝しがり、時は過ぎていく。
5288ウォーモンガーズの日常は滞りなく送られようとしている。誰も探しに行こうなどと思う者はいなかった。
不自然なほどに、誰もが気に止めない。学園軍獄の執務室は空っぽで、誰一人近寄らない。
初めからテスカトリポカなる転光生など、存在していないかのように、恙無く一日が始まり、ただ過ぎていく。
サモナーがいなくなった。ただそれだけだった。
サモナーズの日常はそれだけで上を下への大騒ぎである。誰もが探しに行こうとした。
皆、顔面蒼白といったところだ。学生寮の部屋は空っぽで、そこに皆が集まっていた。
つい先日まで確かに存在していたサモナーの不在を、皆が訝しがり、時は過ぎていく。
もろきゅう
DONEテスカとフッキさんがプチ喧嘩しながら語らう話。この二人なにもかも正反対すぎる。
賽を投げる ホウライ由来の茶をティーカップに注ぎ、駅前のデパートで買い求めた茶請けの菓子をテーブルに並べているのは、世界代行者だった。
穏やかに笑みを浮かべながらティータイムの準備をする。カップは二人分、用意されており、丸いテーブルを挟んで椅子が二つあった。
誰かと茶会の約束でもしてるのか?
いいや、約束などしていない。ホウライ出身の世界代行者に、約束などなんの意味も持たない。
「入室のマナーを御存じないのは、百歩譲って結構であるとしましょう」
誰もいない部屋で、竜種の彼がぽつりとこぼした。
「ですが、ええ、ですが……」
かつかつと靴が床を叩くような足音が響いてくる。まっすぐ、崑崙に住まう竜種のもとへ進んでくる気配もした。
4298穏やかに笑みを浮かべながらティータイムの準備をする。カップは二人分、用意されており、丸いテーブルを挟んで椅子が二つあった。
誰かと茶会の約束でもしてるのか?
いいや、約束などしていない。ホウライ出身の世界代行者に、約束などなんの意味も持たない。
「入室のマナーを御存じないのは、百歩譲って結構であるとしましょう」
誰もいない部屋で、竜種の彼がぽつりとこぼした。
「ですが、ええ、ですが……」
かつかつと靴が床を叩くような足音が響いてくる。まっすぐ、崑崙に住まう竜種のもとへ進んでくる気配もした。
もろきゅう
DONEテスカトリポカとケツァルコアトルとついでに主人公の話。長め。リフレインナックル その日のサモナーは少し空気が違っていた。
廊下を歩く様は堂々としており、今が授業中であることを忘れさせる気迫を放っていた。神宿学園の敷地を、さも当然と言わんばかりに出ていくその姿は、担任の教師をも唖然とさせた。
追いかけてくるのは学級委員長である。サモナーの肩に手を置いて制止すると、彼は困ったように問いかける。
「どうしたんだ、サモナー。何があった?」
要領を得ない質問だ。しかし無理もないだろう。訳がわかっていないのだから曖昧な問いにもなろうというものだ。
サモナーはゆっくりと本居シロウのほうへと振り向く。その目は見開かれていた。四白眼といえばそれに近い目付きで、じっくりとシロウを眺めている。そして、サモナーは笑った。にんまりとした笑みだった。
3828廊下を歩く様は堂々としており、今が授業中であることを忘れさせる気迫を放っていた。神宿学園の敷地を、さも当然と言わんばかりに出ていくその姿は、担任の教師をも唖然とさせた。
追いかけてくるのは学級委員長である。サモナーの肩に手を置いて制止すると、彼は困ったように問いかける。
「どうしたんだ、サモナー。何があった?」
要領を得ない質問だ。しかし無理もないだろう。訳がわかっていないのだから曖昧な問いにもなろうというものだ。
サモナーはゆっくりと本居シロウのほうへと振り向く。その目は見開かれていた。四白眼といえばそれに近い目付きで、じっくりとシロウを眺めている。そして、サモナーは笑った。にんまりとした笑みだった。
もろきゅう
DONEテスカがポニーテールなだけの話。それは一時の 量の多い髪を結い上げてうなじを見せている姿に、サモナーは立ち止まった。
学園軍獄は、「学園」と名がつく通り、一応……本当に一応だが、教育機関としての役割も持っている。囚人や下士官たちは生徒の役割も兼ね、教官の教えに従っている。光景としてはシュールだろうが、誰も疑問を差し挟まなかった。
差し挟めなかったのかもしれないが。
練馬区にあるそこへ遊びに来たサモナーも、学園軍獄の授業風景はたまに見ていた。ジャイアントたちがランニングをする様や、ルチャドールたちが教科書を共有して覗き込んでいる様を、何度か目にしている。
今日だって、何でもない授業風景を眺めていた、はずだった。
体育とは名ばかりの、戦闘指導といったほうが正しいだろう授業で、バロールとテスカトリポカが並んで囚人たちの前に立っている、珍しい景色。
2308学園軍獄は、「学園」と名がつく通り、一応……本当に一応だが、教育機関としての役割も持っている。囚人や下士官たちは生徒の役割も兼ね、教官の教えに従っている。光景としてはシュールだろうが、誰も疑問を差し挟まなかった。
差し挟めなかったのかもしれないが。
練馬区にあるそこへ遊びに来たサモナーも、学園軍獄の授業風景はたまに見ていた。ジャイアントたちがランニングをする様や、ルチャドールたちが教科書を共有して覗き込んでいる様を、何度か目にしている。
今日だって、何でもない授業風景を眺めていた、はずだった。
体育とは名ばかりの、戦闘指導といったほうが正しいだろう授業で、バロールとテスカトリポカが並んで囚人たちの前に立っている、珍しい景色。
もろきゅう
DONEシロウとテスカトリポカの思い通りになってくれないサモナーの話。残念ながら「お待たせ、サモナー」
冷えた風が吹く街中。学校指定のコートと、そのコートに合わせて選んだのだろうマフラーを着用して、学級委員長がやって来るのが見えた。
今度の学力テストのために参考書を買いたい、というサモナーのリクエストに応えようと、有力候補を調べ上げてメモしたものを手に、やや緊張の面持ちだ。
「シロウ、手袋は?」
ニット帽を被り、手袋をつけているサモナーが問いかける。
本居シロウはそこで緊張を解いた。やや苦笑して返す。
「マフラーを巻いて安心してしまった。手袋もしてくればよかったな」
「じゃあ、自分の手袋を半分あげるよ」
右手の手袋を外し、シロウの右手にはめる。シロウの左手とサモナーの右手が肌寒く晒されることになったが、サモナーは構わない様子だった。
1807冷えた風が吹く街中。学校指定のコートと、そのコートに合わせて選んだのだろうマフラーを着用して、学級委員長がやって来るのが見えた。
今度の学力テストのために参考書を買いたい、というサモナーのリクエストに応えようと、有力候補を調べ上げてメモしたものを手に、やや緊張の面持ちだ。
「シロウ、手袋は?」
ニット帽を被り、手袋をつけているサモナーが問いかける。
本居シロウはそこで緊張を解いた。やや苦笑して返す。
「マフラーを巻いて安心してしまった。手袋もしてくればよかったな」
「じゃあ、自分の手袋を半分あげるよ」
右手の手袋を外し、シロウの右手にはめる。シロウの左手とサモナーの右手が肌寒く晒されることになったが、サモナーは構わない様子だった。
もろきゅう
DONE主とテスカがダラダラするだけの話。また朝日を拝んでしまった 金曜日。それは平日の終わり。
金曜日。それは学業からの解放。
ストレスを抱えて平日を過ごしていた高校生たちが、解き放たれる日だ。
サモナーもまた、学業のストレスを溜め込みながら金曜日を終えた。
配布された課題は、寮に戻る前、シロウと共に図書室で済ませた。
学校内ではそれなりに規則を守り、予習復習とまではいかないが、そこそこ勉学に勤しんで授業に臨んでいた。
廊下は走らない。いや、時々走った。
ただ、高伏ケンゴのように授業中に寝ることはなく、訳あって補習を受ける必要があった日は逃げなかった。
そこそこ真面目だと、サモナーは自身を顧みて思う。
しかし、そんな平日は終わった。
サモナーは今、自由の身となった。
3076金曜日。それは学業からの解放。
ストレスを抱えて平日を過ごしていた高校生たちが、解き放たれる日だ。
サモナーもまた、学業のストレスを溜め込みながら金曜日を終えた。
配布された課題は、寮に戻る前、シロウと共に図書室で済ませた。
学校内ではそれなりに規則を守り、予習復習とまではいかないが、そこそこ勉学に勤しんで授業に臨んでいた。
廊下は走らない。いや、時々走った。
ただ、高伏ケンゴのように授業中に寝ることはなく、訳あって補習を受ける必要があった日は逃げなかった。
そこそこ真面目だと、サモナーは自身を顧みて思う。
しかし、そんな平日は終わった。
サモナーは今、自由の身となった。
もろきゅう
TRAINING主人公がテスカトリポカと湿っぽい勝負をする話。昨日今日あすあさって 夏。
太陽が張り切って、人を焼いて煮て殺す夏。
東京はコンクリートジャングルである。
ビル風という名の熱風が吹き荒れ、地面からの輻射熱は容赦なく足を焼き、日陰にいようとも湿度がひと息つくことを許してくれない。
慣れたふうに学生服を着込んで登校するシロウを、まるで化け物を見るかのように眺めれば、視線に気がついた彼が穏やかに笑って、「ほら、タイが曲がっているよ」と、涼感のためにわざと曲げたネクタイをきっちり締めてくれた。
そんな怪物が観測される季節である。
さて、猛暑を通り越して酷暑と言っても過言ではない東京の夏において、観測される怪物は一人だけではない。
練馬からわざわざやって来た、自称・柄にもなくハイテンションなジャガーの獣人は、上機嫌で直射日光と輻射熱を全身に浴びていた。
3013太陽が張り切って、人を焼いて煮て殺す夏。
東京はコンクリートジャングルである。
ビル風という名の熱風が吹き荒れ、地面からの輻射熱は容赦なく足を焼き、日陰にいようとも湿度がひと息つくことを許してくれない。
慣れたふうに学生服を着込んで登校するシロウを、まるで化け物を見るかのように眺めれば、視線に気がついた彼が穏やかに笑って、「ほら、タイが曲がっているよ」と、涼感のためにわざと曲げたネクタイをきっちり締めてくれた。
そんな怪物が観測される季節である。
さて、猛暑を通り越して酷暑と言っても過言ではない東京の夏において、観測される怪物は一人だけではない。
練馬からわざわざやって来た、自称・柄にもなくハイテンションなジャガーの獣人は、上機嫌で直射日光と輻射熱を全身に浴びていた。