おちゃもち
DONEクイニーお誕生日おめでとう🥳貴女の笑顔は世界一可愛いっ!!!
カエルチョコカード風の枠は、前のフリーペーパーのものをベースにファンタビ仕様に変更して色つけた(不死鳥→サンダーバード。ニフラーとムーンカーフも描き直した…)。
こうしてみると屋根の色もう少し暗い色入れてもよかったかもしれない🙄 3
ink
PAST2019年のスパコミで無配したむとうさんとの合同ペーパーで書いた話。スキャマンダー兄弟がちょっとしたけんかをする話です。
Brother’s breakfast「朝食にはふつう、卵だろう? ちょうどそこに卵があったからポーチド・エッグにした。それだけだ」
「じゃあ兄さんは、自分がいちばん好きな紅茶を勝手に淹れられて勝手に飲まれてもいいのか? そうじゃないはずだ。あれは何の変哲もない鶏卵だけど、僕がいま世話している動物にとっては貴重な栄養源、たんぱく質なんだ!」
僕とニュートはトランクの前で、まるで旅行前に観光順路について連れと揉めるみたく――少なくとも何も知らない人間にはそう見えるはずだ――、ぐぬぬと互いを見合って両者一歩も引かず、件の卵について口論していた。
きっかけは、共同で使っているキッチンに新鮮な鶏卵が二個、置き去りにされているのを見た僕がそれを使って朝食を作っただけのこと。
1011「じゃあ兄さんは、自分がいちばん好きな紅茶を勝手に淹れられて勝手に飲まれてもいいのか? そうじゃないはずだ。あれは何の変哲もない鶏卵だけど、僕がいま世話している動物にとっては貴重な栄養源、たんぱく質なんだ!」
僕とニュートはトランクの前で、まるで旅行前に観光順路について連れと揉めるみたく――少なくとも何も知らない人間にはそう見えるはずだ――、ぐぬぬと互いを見合って両者一歩も引かず、件の卵について口論していた。
きっかけは、共同で使っているキッチンに新鮮な鶏卵が二個、置き去りにされているのを見た僕がそれを使って朝食を作っただけのこと。
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PAST【FB】テセウスの実体は出てきませんが気配は濃いめお互いに噛み合ってないけど、まあ……それでも別にいっか……大人だし……という関係性の兄弟が好き
ハグの日スキャマンダー兄弟 ロンドンの自宅、その地下に広がる、ケルピーを飼育している水場――そう呼ぶには、それはあまりに広大だったが――から上がったニュートは、体温の低下を感じて身を震わせた。構われたい気分だったのだろう、普段よりも幾分しつこく戯れつくケルピーとの遊びに付き合ってやる時間が少し長かったかもしれない。けれど、優雅な角度をした水草の尾が上機嫌に水面を叩いたのを見て、ニュートは微笑んだ。魔法動物がのびのびと快適に、彼ららしく美しく生きることと天秤にかける価値のあることなど、そうそうない。寒さなど、シャワーを浴びて、温かいものを胃に入れれば済むことだ。
水を含んで頬に張り付く前髪を指でどかしながら、ニュートは階段に足をかける。つい先ほどまで跨っていたケルピーの体について、脈動や、筋肉の動きかた、体温に思いを馳せる。ニュートは、魔法動物たちの体温をよく知っている。現在確認されている魔法動物のほとんどについてそうであったし、特に、この自宅の地下室や、トランクの中で飼育している彼らのそれは、正しく健康を維持することに直結するものであるので、暗記していると言ってよかった。
1387水を含んで頬に張り付く前髪を指でどかしながら、ニュートは階段に足をかける。つい先ほどまで跨っていたケルピーの体について、脈動や、筋肉の動きかた、体温に思いを馳せる。ニュートは、魔法動物たちの体温をよく知っている。現在確認されている魔法動物のほとんどについてそうであったし、特に、この自宅の地下室や、トランクの中で飼育している彼らのそれは、正しく健康を維持することに直結するものであるので、暗記していると言ってよかった。
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PAST【FB】1年生のテセウス・スキャマンダーと卒業数年後のアルバス・ダンブルドアラブではないし将来的にもラブにはならない距離感のふたり
テセウスとアルバス 大広間の一角がにわかに騒がしくなったので、テセウスは手紙に落としていた視線を上げた。扉の前で、長身の男性が教師と話している。鳶色の髪は、ほのかに濡れているのが見て取れた。外では雪が降っているらしかった。
周りの生徒たちも、その男性の存在に気づき出したようで、長テーブルのあちこちから興奮した囁き声が上がる。鼓膜で捉えた名前に、テセウスは納得する。ホグワーツ魔法魔術学校に通う生徒で、その名を知らない者はいないだろう――アルバス・ダンブルドア。我が校始まって以来の秀才であり、呪文や変身、錬金術など多彩な分野で才能を高く評価されている、極めて優れた魔法使い。
つい数年前までここに在籍していた彼が、今度は教鞭を取る側になるという噂は本当なのだろうか。それが現実となることを、多くの生徒が待ち望んでいる。収まるどころか徐々に大きくなっていくざわめきが、そのことをを表していた。テセウスは小さく嘆息し、母からの手紙を折り畳んでローブのポケットにしまった。愛すべき大広間だが、今は何かに集中するに相応しい空間とは言えなかった。
980周りの生徒たちも、その男性の存在に気づき出したようで、長テーブルのあちこちから興奮した囁き声が上がる。鼓膜で捉えた名前に、テセウスは納得する。ホグワーツ魔法魔術学校に通う生徒で、その名を知らない者はいないだろう――アルバス・ダンブルドア。我が校始まって以来の秀才であり、呪文や変身、錬金術など多彩な分野で才能を高く評価されている、極めて優れた魔法使い。
つい数年前までここに在籍していた彼が、今度は教鞭を取る側になるという噂は本当なのだろうか。それが現実となることを、多くの生徒が待ち望んでいる。収まるどころか徐々に大きくなっていくざわめきが、そのことをを表していた。テセウスは小さく嘆息し、母からの手紙を折り畳んでローブのポケットにしまった。愛すべき大広間だが、今は何かに集中するに相応しい空間とは言えなかった。
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DONE【FB】3特典映像(ニュート宅で麒麟と交流)後のテセウスが麒麟と遊んだり、アルバスにイライラしたりするテセウスと麒麟 もう少し眠ったほうがいいと促してからしばらくの間、ニュートはソファの上で身じろぎをしていたが、やがて寝息が聞こえ始めた。魔法生物の研究の中で、様々な環境下でのフィールドワークをすることも多い――むしろそれが主な活動と言っていいはずだ――弟の寝つきが案外悪いことをいささか意外に思いながら、テセウスは音を立てないように椅子から立ち上がって伸びをする。
ニュートの足元で、退屈そうな様子でブランケットの端をかじっていた麒麟が、床板と蹄でささやかな音を立てながら近づいてきたので、ピンと天を指した耳の間をやさしく掻いてやる。柔らかな毛並みと硬い鱗が同時に指先に触れるのは、なんとも不思議な感触だった。尻尾が揺れるのは、恐らくは上機嫌の印だろう。
4624ニュートの足元で、退屈そうな様子でブランケットの端をかじっていた麒麟が、床板と蹄でささやかな音を立てながら近づいてきたので、ピンと天を指した耳の間をやさしく掻いてやる。柔らかな毛並みと硬い鱗が同時に指先に触れるのは、なんとも不思議な感触だった。尻尾が揺れるのは、恐らくは上機嫌の印だろう。
okuya105
SPOILERFB3、ティナとクイニーの再会シーンなかったの本当に残念で……FB1の時のお互いが大好きで大事でかわいくて愛し合ってて仲良しの二人がすごく好きだったので未公開にあると信じて待ってます
maitake
DOODLE息抜きにニュートマクーザの会議室に恐る恐る出るのかわいい。常にかわいいですけど。
吹き替えのニュート好きで…あの声色でオドオドしてるのとか、喋ってる時は人の目見ないのに喋り終わったら確認する感じとか、あー好き。
(トランクと鍵のスタンプ神がかってる✨🙇♀️)