K2ve2
DONE強欲組の楽しいお茶会!!!(ホラー要素、流血表現あります。)
強欲のお茶会下へ、下へと沈んでいる感覚がする。
大地を踏みしめ前ヘ前へと進んでいる筈なのに、足はぬかるみに取られたかのように重く、もう一歩と足を踏み出すことを思わず躊躇してしまう程だった……。
それでも僕は、前ヘと進み続けた
もうそうするしかないということも、分かっていた。
分かっていた……?何を、分かっているっていうんだろう。
何か大切なことを、忘れている気がする。
______強欲のお茶会
さあ、と風が頬を撫でた、耳を飾るイヤリングが飛びやしないかと片手で押さえながら、目の前に広がる景色を眺める。
絵具を塗ったくったような澄んだ空、不自然に明るい芝生の中にぽつんと寂しげなパラソルが一つ。
5230大地を踏みしめ前ヘ前へと進んでいる筈なのに、足はぬかるみに取られたかのように重く、もう一歩と足を踏み出すことを思わず躊躇してしまう程だった……。
それでも僕は、前ヘと進み続けた
もうそうするしかないということも、分かっていた。
分かっていた……?何を、分かっているっていうんだろう。
何か大切なことを、忘れている気がする。
______強欲のお茶会
さあ、と風が頬を撫でた、耳を飾るイヤリングが飛びやしないかと片手で押さえながら、目の前に広がる景色を眺める。
絵具を塗ったくったような澄んだ空、不自然に明るい芝生の中にぽつんと寂しげなパラソルが一つ。