ハイネ
MAIKING女攻めオンリー尻叩き①後で文章変わるかもだけど…。完成したら下げます
リネット服のリネでリネフレ(ええと、ここをこうすれば…)
しんとした部屋の中、かちゃかちゃと工具を鳴らす音が響いている。
家族からリビングにある時計の調子が悪いと聞いたのはつい先日のことだった。針は問題なく進んでいるのに、何故か少しずつ時間がズレていって困ると。
自室の作業机で時計を分解して見てみると、なんてことは無い、パーツの隙間に汚れが詰まってしまっているだけだとわかった。簡単な掃除をするだけでも十分に動きそうだったが、意外と開いたことの無かった共用の時計の中身についつい夢中になってしまう。
つい目的を忘れかけてしまっている自分に気づいてほどほどのところで手を止めた頃には、時計の中身はすっかり綺麗になっていた。
分解した時計を元のように戻して、時間を合わせる。電池を入れ直せば、また音を立てて秒針が動き出したので、ようやく集中を解いてほっと息をついた。
1913しんとした部屋の中、かちゃかちゃと工具を鳴らす音が響いている。
家族からリビングにある時計の調子が悪いと聞いたのはつい先日のことだった。針は問題なく進んでいるのに、何故か少しずつ時間がズレていって困ると。
自室の作業机で時計を分解して見てみると、なんてことは無い、パーツの隙間に汚れが詰まってしまっているだけだとわかった。簡単な掃除をするだけでも十分に動きそうだったが、意外と開いたことの無かった共用の時計の中身についつい夢中になってしまう。
つい目的を忘れかけてしまっている自分に気づいてほどほどのところで手を止めた頃には、時計の中身はすっかり綺麗になっていた。
分解した時計を元のように戻して、時間を合わせる。電池を入れ直せば、また音を立てて秒針が動き出したので、ようやく集中を解いてほっと息をついた。
ハイネ
MAIKINGリネフレデートしろって気持ちで書いてたけどデートとは…?となってなかなか進まない。季節は夏です。
そろそろデートしようか…(仮)(リネフレ)僕とフレミネは先日から恋人としてお付き合いを始めた。
長年家族として過ごしてきた末に実は両思いだったということが判明して、確かめるようにしばらく抱きしめあったのは記憶に新しい。
それ以来、目が合うとお互いに照れたように微笑みを交わすようになり、それだけで心満たされる瞬間が生まれるようになった。
…嬉しいことだがそれ以上の進展はなく、前と変わった距離感をどのように詰めていくのか分からずもどかしい時を過ごしていた。
そんな折、ついにリネットに「明日は女子会に行ってくるから、お兄ちゃんは着いて来なくて大丈夫…フレミネと出かけてきたら?」と言われてしまった。
妹に御膳立てをされるのは情けない限りだが…たしかにいい加減に前に進む頃なのかもしれないな、と思った。
2345長年家族として過ごしてきた末に実は両思いだったということが判明して、確かめるようにしばらく抱きしめあったのは記憶に新しい。
それ以来、目が合うとお互いに照れたように微笑みを交わすようになり、それだけで心満たされる瞬間が生まれるようになった。
…嬉しいことだがそれ以上の進展はなく、前と変わった距離感をどのように詰めていくのか分からずもどかしい時を過ごしていた。
そんな折、ついにリネットに「明日は女子会に行ってくるから、お兄ちゃんは着いて来なくて大丈夫…フレミネと出かけてきたら?」と言われてしまった。
妹に御膳立てをされるのは情けない限りだが…たしかにいい加減に前に進む頃なのかもしれないな、と思った。
ハイネ
MOURNING支部のとは別のもだもだしたリネフレ。フレミネ秘密基地いくつもある説を推しています。
半端で終わる。
金木犀エピ別ver.(リネフレ)「はい、フレミネ」
「えっと、これは…?」
リネに唐突に白い包装に包まれた何かを渡された。
促されるまま開いてみると、オレンジ色の小さくて可愛らしい花がブーケのようにいくつも咲いた枝が顔を覗かせた。外気に触れると同時に蜂蜜ともクッキーとも違う、ふくよかな甘い香りを周囲に広がって、ぱちぱちと目を瞬かせる。 戸惑ってリネのことを見つめると、待ってましたとばかりに口を開いた。
「この花は金木犀と言ってね。旅人に教えてもらった花なんだけど…君にぴったりだからプレゼントしたくなって。それでさっき洞天に行って…分けてもらってきたんだ」
「ぼくに…?」
「うん。ほら、可愛くて控えめで、なんだか君に似ていると思わないかい?」
3330「えっと、これは…?」
リネに唐突に白い包装に包まれた何かを渡された。
促されるまま開いてみると、オレンジ色の小さくて可愛らしい花がブーケのようにいくつも咲いた枝が顔を覗かせた。外気に触れると同時に蜂蜜ともクッキーとも違う、ふくよかな甘い香りを周囲に広がって、ぱちぱちと目を瞬かせる。 戸惑ってリネのことを見つめると、待ってましたとばかりに口を開いた。
「この花は金木犀と言ってね。旅人に教えてもらった花なんだけど…君にぴったりだからプレゼントしたくなって。それでさっき洞天に行って…分けてもらってきたんだ」
「ぼくに…?」
「うん。ほら、可愛くて控えめで、なんだか君に似ていると思わないかい?」