ハイネ
MAQUINARIAご都合秘境ネタリネフレ。展開に悩んでいつまでも止まってるので一旦あげとく。
相手の思うえっちな服を着ないと出られない秘境(リネフレ)「…」
「…」
僕とフレミネは今、とある秘境の一室に閉じ込められている。
室内は巨大なクローゼットの中のような様相で、多種多様な衣服がハンガーにかけられてずらりと並んでいる。いったい何着、何十着あるのか見当もつかないほどの衣服に囲まれた景色は、僕とリネットが舞台衣装の件でお世話になっている千織さんの店の中を彷彿とさせた。彼女の店はフォンテーヌのトレンドを抑えたワンピースやジャケットなどの街中で見慣れたものから千織ブランドの特徴でもある稲妻のものを利用した鮮やかなものもあったが…目の前にある服たちはそのどれとも違ったものであるということはパッと見ただけでもよく分かった。
なぜなら普段売られているのを見かけることなどないであろうメイド服やバニー服、果ては布面積の少ない下着のようなものまで…。いわゆるコスプレ衣装というものたちがほとんどの面積を占めていて、そして壁には「相手の思うえっちな服を着ないと出られない部屋」と大きな文字で書かれていたからだ。
2637「…」
僕とフレミネは今、とある秘境の一室に閉じ込められている。
室内は巨大なクローゼットの中のような様相で、多種多様な衣服がハンガーにかけられてずらりと並んでいる。いったい何着、何十着あるのか見当もつかないほどの衣服に囲まれた景色は、僕とリネットが舞台衣装の件でお世話になっている千織さんの店の中を彷彿とさせた。彼女の店はフォンテーヌのトレンドを抑えたワンピースやジャケットなどの街中で見慣れたものから千織ブランドの特徴でもある稲妻のものを利用した鮮やかなものもあったが…目の前にある服たちはそのどれとも違ったものであるということはパッと見ただけでもよく分かった。
なぜなら普段売られているのを見かけることなどないであろうメイド服やバニー服、果ては布面積の少ない下着のようなものまで…。いわゆるコスプレ衣装というものたちがほとんどの面積を占めていて、そして壁には「相手の思うえっちな服を着ないと出られない部屋」と大きな文字で書かれていたからだ。
ハイネ
MAQUINARIAリネフレデートしろって気持ちで書いてたけどデートとは…?となってなかなか進まない。季節は夏です。
そろそろデートしようか…(仮)(リネフレ)僕とフレミネは先日から恋人としてお付き合いを始めた。
長年家族として過ごしてきた末に実は両思いだったということが判明して、確かめるようにしばらく抱きしめあったのは記憶に新しい。
それ以来、目が合うとお互いに照れたように微笑みを交わすようになり、それだけで心満たされる瞬間が生まれるようになった。
…嬉しいことだがそれ以上の進展はなく、前と変わった距離感をどのように詰めていくのか分からずもどかしい時を過ごしていた。
そんな折、ついにリネットに「明日は女子会に行ってくるから、お兄ちゃんは着いて来なくて大丈夫…フレミネと出かけてきたら?」と言われてしまった。
妹に御膳立てをされるのは情けない限りだが…たしかにいい加減に前に進む頃なのかもしれないな、と思った。
2345長年家族として過ごしてきた末に実は両思いだったということが判明して、確かめるようにしばらく抱きしめあったのは記憶に新しい。
それ以来、目が合うとお互いに照れたように微笑みを交わすようになり、それだけで心満たされる瞬間が生まれるようになった。
…嬉しいことだがそれ以上の進展はなく、前と変わった距離感をどのように詰めていくのか分からずもどかしい時を過ごしていた。
そんな折、ついにリネットに「明日は女子会に行ってくるから、お兄ちゃんは着いて来なくて大丈夫…フレミネと出かけてきたら?」と言われてしまった。
妹に御膳立てをされるのは情けない限りだが…たしかにいい加減に前に進む頃なのかもしれないな、と思った。
ハイネ
LUTO支部のとは別のもだもだしたリネフレ。フレミネ秘密基地いくつもある説を推しています。
半端で終わる。
金木犀エピ別ver.(リネフレ)「はい、フレミネ」
「えっと、これは…?」
リネに唐突に白い包装に包まれた何かを渡された。
促されるまま開いてみると、オレンジ色の小さくて可愛らしい花がブーケのようにいくつも咲いた枝が顔を覗かせた。外気に触れると同時に蜂蜜ともクッキーとも違う、ふくよかな甘い香りを周囲に広がって、ぱちぱちと目を瞬かせる。 戸惑ってリネのことを見つめると、待ってましたとばかりに口を開いた。
「この花は金木犀と言ってね。旅人に教えてもらった花なんだけど…君にぴったりだからプレゼントしたくなって。それでさっき洞天に行って…分けてもらってきたんだ」
「ぼくに…?」
「うん。ほら、可愛くて控えめで、なんだか君に似ていると思わないかい?」
3330「えっと、これは…?」
リネに唐突に白い包装に包まれた何かを渡された。
促されるまま開いてみると、オレンジ色の小さくて可愛らしい花がブーケのようにいくつも咲いた枝が顔を覗かせた。外気に触れると同時に蜂蜜ともクッキーとも違う、ふくよかな甘い香りを周囲に広がって、ぱちぱちと目を瞬かせる。 戸惑ってリネのことを見つめると、待ってましたとばかりに口を開いた。
「この花は金木犀と言ってね。旅人に教えてもらった花なんだけど…君にぴったりだからプレゼントしたくなって。それでさっき洞天に行って…分けてもらってきたんだ」
「ぼくに…?」
「うん。ほら、可愛くて控えめで、なんだか君に似ていると思わないかい?」