hiraya
DONEあくまでもクローン黒龍はクローン黒龍の人格があって、昔の黒龍には戻らないのだいぶしんどい。神器衣装は島で過ごすには重装備すぎる(作画コストUZランク過ぎる)ので、ジンギさんにお願いして普段着?バージョンになっているていで描いた。 8
百合菜
PAST遙か3・白龍と望美の話「将臣くん、誕生日おめでとう」8月12日、勝浦。
熊野川の怨霊の件は解決していないが、焦ったところで解決できるものでもない。
歯がゆい気持ちを抱えつつ、その憂さを晴らすべく、一行は将臣の誕生日にかこつけ宴を開いていた。
「兄さん、こんなものしか出せないけど」
そう言いながら出したのはプリン。
弾力と柔らかさのバランスがちょうどよく、プルンとしていて、見るからに美味しそうだ。
「おおっと。これは譲特製の蜂蜜プリンじゃないか。相変わらずうまそーだな」
「ありがとう。もっとも飲んでばかりの兄さんの口には合わないだろうけど」
「別に俺だけが食べるわけでないからよ、気にするな」
そんな兄弟の会話を横目に、プリンを初めて見る白龍は目を輝かせている。
また、朔や景時も言葉にはしないが、一刻も早く口にしたがっている様子がうかがえる。
そして、譲にうながされ一同はいただきますの声とともにプリンを口にする。
こちらの世界にはない甘い味覚。
想像していた以上の味わいに舌鼓を打つ。
プリンを食べ終える頃、白龍が隣にいる望美にこっそりと尋ねた。
「神子、誕生日って、何?」
望美は白龍の目をし 1680