enisihonpo
DONE2025年書き初めまだまだ見ぬ明日「あっ、結婚式」
休日つぐみと歩いていた時、教会から新郎新婦が出てきたのを見かけた。新婦の真っ白なウエディングドレスがそよ風になびいて眩しく映る。
「素敵……」
目を輝かせてその光景を見ているつぐみ。憧れに満ちた顔はキラキラしていて、思わず胸が高鳴るのを感じた。
「そういえば、お前の将来の夢は花嫁だったな」
「はい、ああいう綺麗なお嫁さんに憧れちゃいます」
ああいった花嫁か……。つい頭に思い描く。綿帽子に白無垢姿のつぐみを妄想したことはあったが、やはり女子はああいったドレスを着たいのだろうか。しかし、つぐみにはもう少し裾が丸く膨らんだものの方が似合うのではないか。上半身も、いやすべてあんなものなのかもしらんが、露出が多すぎるのでは……。
935休日つぐみと歩いていた時、教会から新郎新婦が出てきたのを見かけた。新婦の真っ白なウエディングドレスがそよ風になびいて眩しく映る。
「素敵……」
目を輝かせてその光景を見ているつぐみ。憧れに満ちた顔はキラキラしていて、思わず胸が高鳴るのを感じた。
「そういえば、お前の将来の夢は花嫁だったな」
「はい、ああいう綺麗なお嫁さんに憧れちゃいます」
ああいった花嫁か……。つい頭に思い描く。綿帽子に白無垢姿のつぐみを妄想したことはあったが、やはり女子はああいったドレスを着たいのだろうか。しかし、つぐみにはもう少し裾が丸く膨らんだものの方が似合うのではないか。上半身も、いやすべてあんなものなのかもしらんが、露出が多すぎるのでは……。
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DONE上げるの忘れてたやつ十年後、かつて無人島だった場所と真つぐ
また十年後 ざっと十年ぶりに訪れた島はすっかり開発され、あの夏の面影は思った以上に少なかった。数日過ごした宿舎はもう存在せず、二人で落ちかけた崖はきちんと柵や手すりで安全を確保されていた。ライフラインも整っているから水汲みなども必要ない。唯一あの花畑だけがほぼそのまま風にそよいでいたのが印象的だった。
「こんな綺麗なチャペルになったんですね」
あの夏の日子供なりに思いを伝えあった海を見下ろせる高台には、現在チャペルが建っている。そしてそこでつい先ほど、俺とつぐみはあらためて愛を誓いあった。今は外へ続くドアの前でフラワーシャワーの準備が整うのを待っている。ドア一枚隔てた向こうには大勢の人間がいるはずなのに、二人きりのこの空間は静かだった。
941「こんな綺麗なチャペルになったんですね」
あの夏の日子供なりに思いを伝えあった海を見下ろせる高台には、現在チャペルが建っている。そしてそこでつい先ほど、俺とつぐみはあらためて愛を誓いあった。今は外へ続くドアの前でフラワーシャワーの準備が整うのを待っている。ドア一枚隔てた向こうには大勢の人間がいるはずなのに、二人きりのこの空間は静かだった。
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DOODLEつぐみちゃんと弟君とポメ真田と勝手にオスだということにした小日向家のわんちゃん真田はもう人間の時に何回も小日向家にお邪魔してて、弟君もわんちゃんも知ってるしお夕飯の時に最近真田さん元気にしてる?とか聞かれてそうだし、お母さんはスポーツニュースでU-17出てきたらつぐみ!真田さん映ってる!!って呼びそう 677
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DOODLEお題テンプレートみたいなのを見ながら140字以内縛りで書いた真つぐたちついろぐつぐみが前から行きたかったという甘味処に来た二人。 クリームぜんざいが食べたかったらしく、幸せそうな表情で匙を動かしている。
「弦一郎さん、あーん」
それを眺めていると物欲しげにしていると思われたのか。急に一口差し出された。 周囲の目を気にして一瞬固まった。
「んふふ、弦一郎さん大好き……♡」
まだ目が覚めきっていないのか、寝起きのつぐみに甘えられる。 滑らかで弾力のある綺麗な頬が顔に擦り付けられている事実を頭が飲み込むのにかなり長いことかかった。
「好き、すき」
今日が休みでよかった。 動ける気がしない。
弦一郎さんはいつも早寝だけど、今日は特にお疲れだったみたいでリビングのソファで寝てしまっていた。 風邪ひかないように掛け布団を掛けたけど、足りるかわからない。 思い切って隣に潜り込んでみた。 狭いソファから落ちないようにするとぴったり身体が密着する。 温かいし、このまま寝ちゃおうか。
1095「弦一郎さん、あーん」
それを眺めていると物欲しげにしていると思われたのか。急に一口差し出された。 周囲の目を気にして一瞬固まった。
「んふふ、弦一郎さん大好き……♡」
まだ目が覚めきっていないのか、寝起きのつぐみに甘えられる。 滑らかで弾力のある綺麗な頬が顔に擦り付けられている事実を頭が飲み込むのにかなり長いことかかった。
「好き、すき」
今日が休みでよかった。 動ける気がしない。
弦一郎さんはいつも早寝だけど、今日は特にお疲れだったみたいでリビングのソファで寝てしまっていた。 風邪ひかないように掛け布団を掛けたけど、足りるかわからない。 思い切って隣に潜り込んでみた。 狭いソファから落ちないようにするとぴったり身体が密着する。 温かいし、このまま寝ちゃおうか。