airil_irony
MOURNING拐われたアリスを華麗に救出するシチュエーションを書きたかったのですがうまく纏まらずに挫折しました。書きかけのやつを発掘したので供養ついでに加筆。リュカの恋愛シナリオをクリアした当時、どうしても書きたくなって設定を練っていた記憶があります。
※本編や恋愛シナリオ等の盛大なネタバレを含みます
※キャラの食い違いがあるかも
※悪役のモブが出てくる
※一番大事な部分が書けてない
黄金の橄欖石を取り戻せ【事件の始まり】
「事件だーーー!!!」
「フォーーーー!!!」
「朝から何してんだ…」
探偵テリーの助手であるセシルがまだ開店前だというのに何時にも増して大きな声で工房のドアを勢いよく開け放ち、その勢いに驚いたパルモさんの叫びが工房中に響き渡り、堪らず寝間着のまま部屋を出る。
「あ!!リュカさん、大変だ大事件が!!」
「こんな時間から騒ぎ立てる程の事か…?」
「おはようゴザイマス!ナイスなモーニングコールデシタネ!!」
あまりの眠気に部屋を出てすぐの手すりに凭れかかりながら、二度寝を邪魔した探偵見習いを睨む。
セシルのことだ、どうせ大したことでは無いのだろうという予測は、眠気と共にたち消える。何故なら、
「大変なんだ!!アリスさんが何処にも居ないんだ!!!」
9209「事件だーーー!!!」
「フォーーーー!!!」
「朝から何してんだ…」
探偵テリーの助手であるセシルがまだ開店前だというのに何時にも増して大きな声で工房のドアを勢いよく開け放ち、その勢いに驚いたパルモさんの叫びが工房中に響き渡り、堪らず寝間着のまま部屋を出る。
「あ!!リュカさん、大変だ大事件が!!」
「こんな時間から騒ぎ立てる程の事か…?」
「おはようゴザイマス!ナイスなモーニングコールデシタネ!!」
あまりの眠気に部屋を出てすぐの手すりに凭れかかりながら、二度寝を邪魔した探偵見習いを睨む。
セシルのことだ、どうせ大したことでは無いのだろうという予測は、眠気と共にたち消える。何故なら、
「大変なんだ!!アリスさんが何処にも居ないんだ!!!」