ころも
Reuse Christmas25日までには完成する(31分オーバー)クリスマスネタのコスオク。ゲストはレイスとちょいミラ、パス
※モブ男登場します
神の子でもきっと気付かない。 オクタンにとって《数》は最も分かりやすい正義だった。フォロワーは多ければ多いほど良いし、アップする動画も多い方が良い。祝い事やイベントは大人数で開催した方が楽しいと思う。客人をもてなす料理も様々な趣向を凝らす方が美味しい。
勿論、その夜を明かす相手も多種多様なテイストを好んだ。
自分好みの相手やそうじゃない相手。オクタンは全ての味を楽しみたいと思っている。それはえり好みをする事に飽きているのもあるし、それを可能にする自由がオクタンの《普通》だった。何の悪意も感じてはいない。
オクタンはそれを肯定するように何度も肌を重ねてきた。
☆
「勝手にしろ」
冷たくあしらう一言にオクタンは顔をしかめた。他人を突き放す彼の言動は、今に始まったわけではない。
4928勿論、その夜を明かす相手も多種多様なテイストを好んだ。
自分好みの相手やそうじゃない相手。オクタンは全ての味を楽しみたいと思っている。それはえり好みをする事に飽きているのもあるし、それを可能にする自由がオクタンの《普通》だった。何の悪意も感じてはいない。
オクタンはそれを肯定するように何度も肌を重ねてきた。
☆
「勝手にしろ」
冷たくあしらう一言にオクタンは顔をしかめた。他人を突き放す彼の言動は、今に始まったわけではない。
_BeHa_
DONEコスオク。ビター〜甘めです。コス(→)←←オク。コースティック視点。愛に対する価値観のようなものと気付き。
或る科学者の苦悩 殺し合いという彼にとっての『実験』が無い休日。コースティックはシップ内のラボで新薬の研究をしていた。ゲーム参加時のコスチュームではなく、ガスマスクも外し私服に白衣を着た姿は狂気を和らげ、彼を知らぬ者が見れば熱心な科学者そのものだろう。
そんな彼の元を、同じレジェンドである若い男が訪ねた。ゴーグルのみ装着し、トレードマークの一つであるマスクを外した彼が無邪気に笑う。最近のコースティックの悩みの種であるオクタンが挨拶の言葉を掛けてくる前に、博士が先に口を開いた。
「お前が求めているのは『父親』の愛だ。お前は私からそれを得ようとしているに過ぎない」
オクタビオ・シルバという若者に告白されたのは数日前のことだ。私は彼の想いに対し「馬鹿らしい」と鼻で笑い拒絶した。それでもこうやって訪ねて来るのだから、納得していないのだろう。
1568そんな彼の元を、同じレジェンドである若い男が訪ねた。ゴーグルのみ装着し、トレードマークの一つであるマスクを外した彼が無邪気に笑う。最近のコースティックの悩みの種であるオクタンが挨拶の言葉を掛けてくる前に、博士が先に口を開いた。
「お前が求めているのは『父親』の愛だ。お前は私からそれを得ようとしているに過ぎない」
オクタビオ・シルバという若者に告白されたのは数日前のことだ。私は彼の想いに対し「馬鹿らしい」と鼻で笑い拒絶した。それでもこうやって訪ねて来るのだから、納得していないのだろう。
リョウ
MOURNING漫画で描きたいけど描けなかったやつ。コスオクっぽいもの。コスとオクがそれぞれ別パで生き残ってバトった後だと思ってください。コス視点。
コスオクっぽいもの「俺の勝ちだぜ、アミーゴ!」
こちらに銃口を向け、いつものような軽口をたたくオクタビオ・シルバ。だが、私は僅かながら違和感を覚えた。右手に握ったウィングマンの銃口は真っ直ぐに私に向けられている。左手は調子に乗ったときにでるメロイックサイン。それはいつも通りの彼らしい仕草に思えた。
しかし、声はどうだ?
僅か、ほんの僅かだが、震えてはいないか?
偏光のゴーグルと口元を覆うマスクで彼の表情はわからない。
私はどうにか彼の表情を読み取ろうとした。人に銃口を向けるとき彼はどんな表情をしているのだろうかという純粋な興味が沸いたのだ。
幸いにも、雲が流れ太陽の光が弱まった。反射していた彼のゴーグルがくすんだ緑色のレンズへと変わる。その奥の瞳が私を捉えていた。泣くのを堪えるかのように震えた瞳が。
536こちらに銃口を向け、いつものような軽口をたたくオクタビオ・シルバ。だが、私は僅かながら違和感を覚えた。右手に握ったウィングマンの銃口は真っ直ぐに私に向けられている。左手は調子に乗ったときにでるメロイックサイン。それはいつも通りの彼らしい仕草に思えた。
しかし、声はどうだ?
僅か、ほんの僅かだが、震えてはいないか?
偏光のゴーグルと口元を覆うマスクで彼の表情はわからない。
私はどうにか彼の表情を読み取ろうとした。人に銃口を向けるとき彼はどんな表情をしているのだろうかという純粋な興味が沸いたのだ。
幸いにも、雲が流れ太陽の光が弱まった。反射していた彼のゴーグルがくすんだ緑色のレンズへと変わる。その奥の瞳が私を捉えていた。泣くのを堪えるかのように震えた瞳が。