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    #hpmi

    hu_u_ko_tu

    MOURNINGRtFやブラジャニ聴くと泣けてきて、気持ちの整理する為に書いたポの妄想。🍭がブラジャニの心境に至るまでの話。きっと色々な葛藤があったんだろうなと思って書きました。「乱数!」
    「乱数」
    鼓膜を震わせるのは、すっかり聞き慣れた声。好き勝手に呼ばれる自分の名前を聞くのが、俺は結構好きだ。何故なら、俺の名前を呼ぶ瞬間だけは、二人の時間を手に入れることが出来る。秘密の共有は出来なくても、そこに宿った感情によって、俺たち三人は仲間なのだと確認できる。
    幻太郎の声は陽だまりのような温もりを含んでいて、伸びやかで優しい。帝統の声は萌え出づる新芽のようで、生命力に溢れたしなやかさを持っている。
    それを聴く度に胸の奥がキュッと締め付けられるようになったのは、いつからだったろう。

    ーーあと何回、自分は彼らに名前を呼んでもらえるだろうか。

    毎朝目覚めると、心に浮かぶ疑問。
    二人に言えば怒られるのは分かっているから、口にしたことはない。けれど、絶えず降り積もるのは、澱のような想い。
    飴のストックはある。今のところ中央区からも逃げ延びている。
    だがそれは、永遠ではない。
    いつまで続ければ、どこまで行けば。
    噛みしめた唇からは、ここ最近ですっかり慣れてしまった血の味がした。


    ***


    「乱数、どこか具合でも悪いですか?」
    心配そうに問われ、ハッとした。慌てて視線を 3700