ある日、天使は優しさに包まれましたいずれ…■■運命だったんだ…、今■んでも…、
そう、思っていた。 でも彼が、オレの運命を、
大きく変えた。
「大丈夫ぶ?」
人…?誰だ…?また殴るのか?売るのか?
「そんなことしないよ。さぁ、こっちへ。」
ああ、温かい。いつぶりだろう。優しくしてくれた■■■は元気だろうか。
そんな事を考えていたら家?らしき建物についた。
「ここが君の家だよ。」
彼はふわりと笑う。それと同時、いや速かったか、オレは泣いた。
悲しくない。痛くない。なのに泣いて、泣いて。
少し彼は驚いたが、優しく背中を叩いてくれた。こんなに優しいのはいつぶりだ。
その後、彼の名前を聞き、「ヘリナ」ということが分かった。
…オレか?オレは「ハミ」天使で、羽はある。想像してるような輪っかはないが。
オレは人を幸せにするのが好き、というより人の笑顔が好きだった。
…だった、というのは今は好きではないのではなく人を笑顔にできないのだ。
原因は数々の傷跡。…虐待、転売の上での調教でつけられた。
元々この世界で天使は珍しいしな。
…、そんな悲しい顔しないでくれ。オレまで悲しくなる。
…、よし。少しはましになったな。まだお前を信用できなくてすまないな。
ああ、3人ほど信用している人間はいるな。
…会いたい?そいつらにか?
…1人はわからないが…2人はセットだし、今も変わってないなら会えるな。
…ああ、翌日にでも会いに行くか。
ーーーー続くーーーーー