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    katariba_

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    Dom類とsub司の参謀×将校 の類司

    前回の続き。
    主に餌付けプレイ。

    #類司
    Ruikasa

    Dom/Subユニバース②ギロリ、と琥珀に輝く目を彼はこちらに向けてくる。
    その目には強い意志が宿っていた。
    貴様の言いなりになってたまるものか、と。

    私のコマンドを受けてもなお、そんな目で私を睨み付けることができた人間は今までいなかった。

     彼が欲しい。

    ギラギラと輝くその瞳を浴びながら私はふふ、と思わず笑みを浮かべる。

    今もなお私を睨み続けているその瞳が蕩けたらどうなるだろうか!
    私に服従した彼が見たい!!

    「kneel」

    興奮のまま思わず口にしてしまった言葉は彼にとって予想外だったらしい。
    本能のままペタリと座り込む。
    悔しそうな顔をしている彼の顔を早く蕩けさせたくて‥

    「good boy。ふふ、反発的なsubほど服従させるのが楽しそうだ。」

    そう言って彼を見ながら舌なめずりした。
    ああ、早く私のものにしたい‥!!!

    ***

    ‥‥コツコツと誰かがこちらに近づいてくる音がする。
    誰かなど分かりきっている。
    どうせここにくるのは奴だけなのだから。
    俺の予想通り、俺の目の前に現れたのは俺を面白そうに見下す奴だった。

    「おはようございます。将校殿。あれから一日、経ってしまいましたね?まだ争いにまでは発展していないようですが、和平条約が成立した、という報告がないことにどちらの長も不信感を抱き出している頃でしょう。」

    早くここから出なければ、奴の思惑通り争いが始まってしまうだろう。
    しかし昨夜一晩中脱出を試みたが、それは不可能だった。
    私は奴を睨むことしかできず、早く消えてくれと思いながら睨む。
    そんな私を見て奴は楽しそうに笑う。

    「さて、将校殿は餌付けって知っていますか?」 
    「は?」

    餌付け、だと?
    それは野生の動物に食べ物を与え、警戒心を緩めさせることを目的とした行為のことだ。
    それがなんだというのだ。

    「警戒心の強い subを手名付けるにはぴったりだと思いまして。playの中でも割と優しいものなのでplayに抵抗がある将校殿でも問題なくこなせると思いますよ?」

    play、と言ったか。
    つまり奴は私に餌付けをすると言っているのか。
    なにをされるのか、と私は男を警戒する。

    「come」

    びくり、と体が反応する。
    今すぐ男の元に駆け寄りたい衝動を抑え、私は動かない。
    そんな私を見て男はより楽しそうに笑う。

    「ふふ、流石ですね。しかし、こちらに来てくださらないと食事ができませんよ?」
    「‥‥。私は軍人だ。数日食べなかったところで問題はない。それよりも早く私の眼の前から消えろ。」
    「そういうわけにもいきません。宝のありかがわからない以上、貴方が餓死してしまうのは困りますし。それに、貴方には私のものになっていただきたいのでね。」
    「お前のもの、だと?誰がそんなもの‥‥っ!?」

    ぶわり、と突然自分の周りに熱い風が吹いた。
    体がビリビリと痺れて熱くて。
    うまく息が、吸えない。

    その熱の先には奴がいる。
    奴は金色の瞳をギラギラとさせながらこちらを見ていた。

    バクバクと心臓が暴れ出す。
    奴に従え、と本能が叫ぶ。
    ずり、と重たい体を一歩前に出す。
    一歩踏み出してしまえば、そのままずるずると体を引きずるように男の元へと向かってしまう。 
    男の目の前にくると自然に体が座り込む。
    従いたくなどないのに、この後彼の口から発されるであろう言葉を待ってしまう。
    ドクドク、と期待で心音が早まる。
    目を合わせないように下を向く。
    それが唯一私が今できる抵抗だった。 

    そんな私の頭をあの時とは違い、両手で優しく上を向かせた。
    視線の先には金色に輝く瞳があって‥‥。

    「good boy」

    「あ‥‥‥。」

    ドロリ、と思考が溶けていく。
    褒められた。嬉しい、嬉しい‥!!!
    自分の中の何かが満たされていく気がした。
    それ同時に自分が自分でなくなってしまうかのような恐怖を感じていた。
    しかしふわふわとした頭ではなにも考えられない。
    ただ、目の前の男にもっと褒められたい。ということしか頭にはなかった。
    そんな私を男は嬉しそうに見つめていた。

    「ふふ、いい子ですね。さて、食事にしましょうか。」

    そう言って男は私の目の前に一口サイズ分のパンを差し出す。
    受け取ろうと手を伸ばすとぱしん、と叩かれた。

    「‥‥え、」

    そのことによって頭が冷静になり、自分がなにをしたのか、を理解する。
    私は今、この男の命令を‥‥!!

    「こら、餌付けだと言っているでしょう?ちゃんと私の手で食べてくれないと。」

    そう言って男はぐい、と私の口にパンを押し付けてくる。
    これ以上奴の言いなりになるものかと私は頑なに口を開けない。
    ぐいぐい、と押しつけられるパンを口に含まないようにぐっと唇を噛み締める。

    そんな私が気に入らなかったのかガッと顎を掴まれる。
    突然のことに思わず口を開くとそこに無理やりパンを捩じ込まれた。

    「んぐっっ!」

    今すぐ吐き出してやりたい、そう思ったが私が飲み込むのを待っているのか奴は私の顎を強く掴み離さない。
    仕方なく、ごくんと私はパンを飲み込んだ。

    「全く先程までは従順だったのに直ぐに反抗的になるんですから‥。食事くらい楽しくしたくありません?」
    「‥‥ならば貴様が今直ぐこの場からいなくなることだな。そうすれば私は楽しく食事が取れる。」
    「それじゃあ意味がないじゃないですか。」

    そう言って奴は再び私にパンを差し出す。
    それを再度食べないようにと口を閉ざすと再び顎を掴まれ捩じ込まれる。

    「将校殿ともあろう方が学習しないのですか‥?いつまでも反抗しても無意味だというのに。」

    私を見下してそう言う奴が気に入らなくて
    ガリッと私はパンをねじ込んでくる奴の手に噛み付いた。

    ぽたり、
    思いっきり噛みついたからか奴の指からは血が垂れ流れていた。
    ざまあみろ、と思いながら奴を睨むと奴はにっこりと笑ってこちらを見ていた。
    ゾワリ、と嫌な予感が背筋を伝う。

    「lick」

    男はそう言って私の目の前に血が流れ出ている指を差し出す。
    舐めなければ‥‥。
    そう思考が埋め尽くされる。
    開きかけた口をぐ、となけなしの理性で耐える。

    「聞こえませんでしたか?lick、ですよ。不手際をやらかした貴方へのお仕置きをこの程度で済ませてあげようとしているのだからできない、なんて言いませんよね?」

    今まで楽しそうに話していた男が突然威圧感を持たせて話し始めた。
    ドクリ、と心臓がなる。
    奴を、domを怒らせてしまった‥‥!!
    そう思った瞬間頭の中が恐怖と後悔で埋め尽くされていく。
    命令に従わなければ。
    そうしなければ‥‥。
    それだけが私の頭の中を支配する。
    ガクガクと恐怖で震える体を鞭打ち、私は奴の指に口を近づける。 
    嫌だ、命令に従ってはいけない!
    そうどこかで訴える声がしたが、今直ぐこの恐怖から解放されたい、奴に許しを請わなければ、というsubの本能が私の体を動かした。
    ぱくり、と口に奴の指を含む。
    口全体に血の味が広がり思わず眉を顰める。
    そんな私を奴はご機嫌そうに見つめた。

    「ふふ、good boy。ちゃんとできて偉いですね。」 

    そう言って私の貴方を撫でる奴は私の頭を撫でた。 

    は、と大きく息を吸う。
    恐怖のあまりうまく息ができていなかったようだ。
    呼吸することを思い出したかのようにはふはふと必死に呼吸を繰り返す。
    そんな私を奴はえらいえらい、なんて言って撫で続けていた。
    屈辱でたまらないのに、私はそれに安心と喜びを感じてしまって。
    私は奴を睨みつけることもできずただ大人しく撫でられるだけだった。
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    冒頭導入部とエッチシーン抜粋です🫡❣️

    あらすじ▼
    類のガレージにてショーの打合せをしていた2人。
    打合せ後休憩しようとしたところに、自身で発明した🌟の中を再現したというお○ほを見つけてしまった🌟。
    自分がいるのに玩具などを使おうとしていた🎈にふつふつと嫉妬した🌟は検証と称して………

    毎度の事ながら本編8割えろいことしてます。
    サンプル内含め🎈🌟共に汚喘ぎや🎈が🌟にお○ほで攻められるといった表現なども含まれますので、いつもより🌟優位🎈よわよわ要素が強めになっております。
    苦手な方はご注意を。

    本編中は淫語もたくさんなので相変わらず何でも許せる方向けです。

    正式なお知らせ・お取り置きについてはまた開催日近づきましたら行います。

    pass
    18↑?
    yes/no

    余談
    今回体調不良もあり進捗が鈍かったのですが、無事にえちかわ🎈🌟を今回も仕上げました!!!
    色んな🌟の表情がかけてとても楽しかったです。

    大天才小粒まめさんとの合同誌、すごく恐れ多いのですがよろしくお願い致します!
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