私は貴女の?「だーかーらー!!何で同じ事を何度も言わせるんだよ!!アタシは緋彩のペットじゃないっつーの!!」
「そんな風に言ってないでしょー!?渚ちゃんは私の大切な大切なパートナーよ!」
「そうだろ!?そうだろ!?」
「ただペットみたいにカワイイところがあってって話をしただけでしょー!?」
「あー!!また言った!!またペット言った!!」
「ちーがーいーまーすー!!ペットみたいって言っただけですー!!」
「人として見ろよー!!ペットみたいにってそれはもうペットじゃんかよー!!」
「だって仕方ないでしょ!?だって渚ちゃん着ないって言ってた動物パジャマを大切に着てるじゃない!!」
「それはパジャマだから着てるだけだろー!?」
「ふーん?じゃあパジャマを着てガオーって言うの?あんな可愛らしい声で鳴くの?」
「なっ!?」
「この前なんて随分可愛い声で鳴いてたじゃない、ライオンのパジャマの時だったかしら?途中からネコみたいな声で鳴いてたじゃない?ふにゃあって?」
「は、はぁぁぁあ!?覚えてませーん!!そんなの覚えてませーん!!か、勝手に偽造するのは反則だろ!」
「嘘じゃないわよ!その証拠にスマホでしっかりと撮影してるわよ!!」
「消せぇ!!今すぐ消せぇ!!消さないとスマホごと消すぞ!!」
「別にいいわよ?バックアップも取ってるから、これまでの全てのね!」
「な、な、な…」
「ウサギのパジャマを着てた時なんてパジャマをたくし上げて私のことを何回も呼んでたものね?」
「待てよ…!」
「あの時の渚ちゃんは【ウサギは寂しいと死んじゃう】って言って私の事離さなかったじゃない。ヒンヒン鳴いて私のことを求めて…ねぇ変態さん?」
「あ、あ、アタシは変態じゃないし別にそんな事をされなくたって!」
「あら?じゃあもうやめちゃおうかしら?」
「え?」
「今度から渚ちゃんに極力ベタベタしないようにしようかしらね。もちろん渚ちゃんが誘ってきても私は乗らないわよ?」
「お、おい…」
「ねぇ、口では何だかんだ言ったって…」
「ひうっ!?」
「背中をなぞれば跳ねちゃって…れろっ」
「ひ、緋彩…!やめっ…ひんっ!んんっ…」
「声を堪らえようとしても漏れ出てるわよ?…どうしたの?さっきまでの勢いは?」
「ず、ズルいだろ…そんなの…、やぁ!?なめ…あっ!?」
「ズルい?そうかもね、でも安心して?もう今度から金輪際こういうことはしないから」
「そ、そんな…」
「あらあら?どうしたの?そんなトロけた顔をして?」
「緋彩が…アタシの身体を…こうしたクセに…そんなの…」
「渚ちゃんはペットじゃないって言ってたけど…完全にペットじゃない?」
「ううっ…、わ、わかったよ…アタシは緋彩のペットでいいから…さっきの続き…早く…はやく…」
「ほーら、がっつかないの?ま・て」
「やだぁ…じらさないでよぉ…」
「だーめ、ちゃんとベッドで…ね?」