Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    yukue

    @nemurutameno

    晶ちゃんへの劣情
    ❌18歳未満❌

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🐳 🐋 🐬 🐟
    POIPOI 16

    yukue

    ☆quiet follow

    ネロ晶♀本
    9月中に脱稿したい

    Tap to full screen (size:1206x1103).Repost is prohibited
    ❤💖💖💖💖💖💖💖🍆🌋🍆🌋🍆🌋🍆🌋🍆🌋😍🍆💖💖💖💖🍆🌋🍆🌋🍆🌋🌋🍆🌋🌋🌋💖💖💖💖😍💖🌋❤💯💯💯😍❤😍☺🍆🍆💖💖❤😍💞👏👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    yukue

    MAIKING大いなる厄災との戦いの最中に死んだ晶の亡骸を蘇生させ、北の奥深くの邸で一緒に暮らしはじめたミスラ。
    そんな"晶のかたちをしたなにか"はある日、かつての彼女の姿と声を取り戻す。
    ミスラが晶の死を受け入れるまでの長い夢の話
    ⚠️晶ちゃんが死んだあとのお話です⚠️
    ながいゆめ あなたは私にキスをしない。
     ただ時折私の頬に指を寄せ、私の名を呼びかけて目を伏せるだけだ。
     大いなる厄災がこの世界にもっとも近づいたあの夜、真木晶は死を迎えた。夢でも幻でもなく、完全に、完璧に。その生を終えたのだ。
     それなのにその100年後、私はこうしてふたたび目を開けている。目を開けて、今にも泣き出してしまいそうな彼の顔を、眺めている。

    1
    「何か食べますか、賢⋯⋯晶」
     晶と呼ばれたものは、一度だけ首を横に動かしてみせた。その微細な動きを見届けたミスラはそうですか、と短く呟いて手の中の黒い塊を自分の口に運んで噛み砕いた。
     高い窓の外には雪が降っている。もう数千年、それより前からいつだって雪景色だった。ここは北の国だから。北の国の奥の奥のそのまた奥の、森の中に建てられた邸には、ミスラと"晶"と呼ばれる少女の呼吸のみが存在している。
    5242

    recommended works

    りう_

    MAIKINGフォ学オンリーの新作です。
    完成は後日になりますが、登場人物数人で繰り広げられるフォ学サスペンス?のようなもの。
    出来上がり次第、追記していく予定です。
    あんまりフィガ晶♂ではないですが、追々そうなっていくと思います。
    ※開幕で人が死んでいますので要注意。
    フォ学なんちゃってサスペンス「……っ」
     ぴちゃり、と音を立てるものはなんだろう。ぼんやりと足元を見下ろす先に、見覚えのある色が見えた。
     ふわふわと柔らかそうで、けれど冬の海のような、どこか冷たさをはらんだ灰と青。
     暗闇に目が慣れて来たのか、ゆっくりと目の前の光景が像を結ぶ。いつも清潔に整えられているはずの髪が乱れて、その色が床に散っていた。
    「…ぁ…」
     知らず、声が漏れる。視線が、無意識にその先を追う。
     ぴちゃり。もう一度あの音がした。
     その時初めて、嗅ぎ慣れない何かの匂いを感じる。生臭く、空気ごと重くするようなその匂い。
     灰青の先。多分、背中のあたり。ベージュのベストが赤黒くグラデーションしている。
     どうしてだろう。
     鮮烈すぎる光景は思っていたよりも彩度は無い。それでも、『それ』が赤いのだ。赤かったのだと分かる。分かってしまう。
    3411