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    Tofu_funya2

    @Tofu_funya2

    己の欲望を吐き出すだけです。

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    Tofu_funya2

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    完全に身内ネタ。
    エルケ先輩(たばすこ産初期🌲)とミヤビ(お豆腐産初期🌲)のお話。
    ㌦軸(俳優軸)です。

    #すぎすぎ
    #三連の地獄
    #エルミヤミヤ

    いじわるしないで、先輩。「ごめ、ごめんなさ、ああッ!!ごめんなさい!ごめんなさい!!!!何でもしますからぁぁぁ!!!!!!!!」
     ミヤビの泣き叫ぶ声が部屋に響いた。
     シンッ……と静まり返り、数秒後に「はい、カットー!お疲れ様です!」の声。
     ミヤビはふぅ、と息をつき涙を拭う。
    「…………ぁい、お疲れ様です……」
     正直、今回の撮影は精神的に疲れた。今日の撮影だけで何回涙を流し、何回喉を狭め叫んだだろう。
     もう後半になるにつれて若干意識も朦朧としていた。早く家に帰りたい。ハルカに抱き締めてもらいたい。
     楽屋に向かおうとふらふらと歩を進めていると、目の前に酷く目つきの悪い男が見えた。
    「………………エルケ先輩!」
     ぱああっとまるで花が咲いたかのような笑顔を見せ駆け寄るミヤビ。エルケはそんな彼に「はい、お疲れ様」と労いの言葉をかけ頭をぽんぽんと撫でる。
    「今日の演技も良かったね。オレ魅入っちゃった」
    「ホントすか!嬉しいなぁ、今まであんまやったことないタイプの役だったから難しくて……」
     頭を撫でられ気持ちよさそうに目を細めるミヤビ。まるで甘えたな子猫だな、なんて思いながらエルケはミヤビの髪の毛をついっと軽く引っ張った。
    「…………うん、特にさっきの泣き叫ぶ演技。たまんなかった」
    「…………?エルケ先輩?ちょ、髪、いたい……っ」
     顔を顰めるミヤビ。エルケの手を振りほどこうと少しだけ爪を立ててしまった。
    「………………そういうこと、していいんだっけ?」
     ずん、と周りの空気が重くなった。
     嫌な汗が噴き出す。
    「ぁ…………や、えと、ご、ごめんなさ」
    「謝る時は?申し訳ありません、じゃねぇの?」
     くんっとまたも髪の毛を引っ張られる。
     後頭部の髪を引かれた勢いで上を向くミヤビ。エルケの細められた目と目が合った。
     こわい。おれ悪いことした?なんで?
     じわじわと目の奥から涙が溢れる。
    「申し訳、ありま、せ、ひっ、ぅ、ごぇんなさ、こわい、ぅ、え」
     ぽろり、ぽろり。ミヤビの目から涙が溢れ落ちる。照明にキラキラと反射して、まるでアクリルビーズのようだな、とうっとりとしながらエルケはその涙を指で拭った。
    「ミヤビ、冗談だよ」
     にこりと笑いかける。
     引っ張っていた髪の毛をぱっと離し、「痛かったな、ごめんな」と柔らかく撫でた。
    「…………ぉ、おこ、おこってない?」
     未だに震えるミヤビ。
     少し揶揄いすぎたかな。
    「怒ってないよ。ほら、おいで。いい子いい子してあげる」
     目の前でぱっと手を広げて見せた。
     ミヤビは目をキョロキョロさせて、やがておずおずとその腕の中に納まる。
     すん、すん、と鼻をすする音が小さく聞こえた。
    「ミヤビ、やっぱ泣いてるお前が一番可愛いねぇ」
     にいぃ、と細い目を更に細めるエルケ。
     その顔を見てミヤビは確信した。
    「…………エルケ先輩、いじわるする為にここ来たでしょ」
     シャーッ!と威嚇するミヤビ。まあそんな威嚇モドキもエルケにとっては可愛らしい子猫の甘え声にしか聞こえないのだが。
    「…………さあね、どうでしょう」
     エルケはふふんっと鼻を鳴らし、腕の中に納まる子猫を逃がすまいと抱きしめる。「やだ!離して!帰るぅ!」とモゾモゾと動き出すミヤビ。
     そんな攻防戦をしていると遠くから「おーい、ミヤビぃ、いるぅ?」と声が聞こえた。ミヤコだ。
    「あ、ミヤコだ。ほら、行ってごらん」
    「ま、待って!今ミヤコ先輩にこの顔で見つかったらもっと酷いことされる!泣いてたってバレたらもっと泣かされる!」
    「そんなことないでしょうよ。ほーら、行きなさいな」
    「や、やだぁぁあ!エルケ先輩のいじわる!!!!!!」
     いじわるしないで、先輩!!!!
     ミヤビの絶叫が事務所内に響き渡った。
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    gohan_oic_chan

    PAST行マリ
    卒業後同棲設定
    なんか色々最悪です
    証明 朝日を浴びた埃がチカチカと光りながら喜ぶように宙に舞うさまを、彼はじっと見つめていた。朝、目が覚めてから暫くの間、掛け布団の端を掴み、抱きしめるような体勢のまま動かずに、アラームが鳴り始めるのを待っていた。
     ティリリリ、ティリリリ、と弱弱しい音と共に、スマートホンが振動し始める。ゆっくりと手だけを布団の中から伸ばし、アラームを止める。何度か吸って吐いてを繰り返してから、俄かに体を起こす。よしっ、と勢いをつけて発した声は掠れており、埃の隙間を縫うように霧散していった。
     廊下に出る。シンクの中に溜まった食器の中、割りばしや冷凍食品も入り混じっているのを見つけると、つまみあげ、近くに落ちていたビニール袋に入れていく。それからトースターの中で黒くなったまま放置されていた食パンを、軽く手を洗ってから取り出して、直接口に咥えた。リビングに入ると、ウォーターサーバーが三台と、開いた形跡のない数社分の新聞紙、それから積み上げられたままの洗濯物に囲まれたまま、電気もつけずに彼女はペンを走らせていた。小さく折り曲げられた背が、猫を思わせるしなやかな曲線を描いていた。
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