hana☆quiet followDOODLE片喰の恋の落書き(単なる思いつきで書いたものでこれ以上書くかはわからない) Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow hanaDOODLEなろうからの落書きのプロット後始末編の『大猫』懐古あのあと、無事結婚して程なくして、猫猫の懐妊が明らかになる。 無事に十月十日経ち、女の子が生まれた。 お包みに包まる娘の姿 (いつだったか、同じことされたな。) 今は懐かしい記憶である。 猫猫は、瑞月に包まれ抱き枕のようにされたこと思い出す。 瑞月は、お包みに包まれた娘を大切に、潰してしまわないようにと抱く。その頬はすっかり緩みきっていた。 猫猫はそれを見て穏やかに笑む。 あの時もそんな顔だったのだろうか。 「瑞月さま」 「なんだ?」 「覚えていますか?あなたがこの子のように私を毛布でくるんで抱きしめた事を」 「覚えてはいるが……。それがどうした?」 瑞月の顔が、わずかに苦笑気味に歪んでいる。 「ふと思い出しまして」 「思い出さなくてもいいんだが。いっそのこと、忘れてくれ」 530 hanaPROGRESS時間軸は小説の13巻以降。でも、原作準拠ではない。釣書と猫猫玉葉后からの呼び出し。 玉葉后は猫猫を往診を名指しで指名してきた。 今日は、後宮の医局の筈だが、医局担当だった姚と交代になった。 宦官がいなくなること考え、帝は女性が医官になることを認め、立場上医局付き官女であった猫猫たちは名実ともに本格的に周りの医官たちと同列に並んだ。 それ長年続いた国の仕組みの根幹を変えた快挙であった。猫猫はその一期生としている。この国では女性は医官になれないという悲嘆が希望に変わる。猫猫は嬉しく仕方なかった。 玉葉の月の忌が止まった。それは診察の後に確定となり、猫猫は、礼と共に玉葉后に告げた。子が腹に宿れば顕著に身体には現れる。 「ありがとう。当然猫猫が取り上げてくれるわよね。あなたも医官なんだもの」 4181 hanaPROGRESS時間軸は小説の13巻以降。原作沿いだけど、若干パラレル要素ありタイトルは浮かばなくて仮 近くて遠い、それでも手を伸ばせば届く距離にいるあなたへ 壬氏から呼び出された。 何かあったのかと急いで来てみれば珍しい菓子が手に入ったと、猫猫は呼び出された、らしい。 「あなたも随分疲れた顔してるわね。呼び出して正解だったわね。少し宮で休んでいけば?」 それは仕方ない。実際忙しかったのだから。 水蓮に心配されつつ、猫猫は壬氏の前の椅子に掛けた。坊っちゃんもやっと執務室から出てきたのよと猫猫に愚痴ってくる水蓮。壬氏も忙しかったようで、目の下には隈がある。 疲れている上に、言われのない文句を人に向けられるのは壬氏も嫌だろう。うっかり口に出さなくてよかったと、猫猫は苦笑いしか出なかった。本当にあぶなかった。 「さすがにそれは……」 けれど、自分だけこうしてサボっているというのも、罪悪感がある。 9268 hanaMAIKING過去に書いた、『青雲の志を抱く』の視点違いのような、そうでない話。官位や仕組みは深く考えてはいないので、突っ込まないでくださいね天馬空を駆ける いつものように、子供達に声を掛けられて早めに、宮を出る。 本日、外廷に作られた水地のほとりで行われるのは建国を祝う宴。 俊宇が身に纏うのは、祭祀用の官服である。父、宰相の代理で出る母親と共に俊宇も宴に参加するのだ。 この宴には俊宇の弟二人と上の妹も国賓も参加していて、しいてに言えば、兄が医官として、下の妹も東宮妃の付き添いで出入りするので、兄弟妹が久しぶりに六人揃う。まあ出会えればの話だが無理だろう。 上の妹、麗琳は結婚して国外に出てしまったので、長く会っていないが、他の兄弟妹にはたまに会うので、出会えれば運が言い位の感じであるのは確かだ。 父が季節の変わり目に体調を崩して、補佐として就いていた俊宇は多忙を極めた。 4049 hanaPROGRESS嬉し泣きの話 1104 hanaDONE片喰の恋の試作品 6