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    haid_ru

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    haid_ru

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    フロマティ 🔞
    本番はしてないです
    普通に明るい話です

    (泣)フロリアンの寝室で、マティアスはフロリアンとベッドに横たわり眠っていた。ふと、すすり泣く声が聞こえて、マティアスは目を覚ます。
    「フロリアン」
    どうやらフロリアンが震えて泣いているようだった。その様子は、マティアスの向く先の背中越しでは見えない。
    「っ...ぐす...」
    「フロリアン」
    マティアスは小さく呟く。フロリアンにはどうやら気付かれていないようで、ただ、肩を震わせているだけだった。
    何故彼が泣いているのかわからない。彼はいつも笑っていて、時には私に酷いことをし、時には優しくする。いつも自分が優位な立場でいるように思わせる、意外と非道な奴だとばかり思っていた。そんな奴と付き合っている自分も自分なのだが。酷いことを言ってしまえば、あんなに自由でやりたい放題なのに...マティアスはどうすればいいのか分からず、とりあえずフロリアンをぎゅ、と抱きしめた。勿論、起こさないように。そうすると、いつの間にかすすり泣く声は止み、小さな寝息がフロリアンから聞こえるようになった。
    よかった。大丈夫そうだ...マティアスは胸を撫で下ろす。そのままマティアスも、意識を落とした。

    「ん...ん...」
    「マティアス」
    「フロ、リア..」
    ガバッ、と大きく体を起こす。窓を見ると夜が明けていた。なんだか体が熱い。何だろう?隣で微笑むフロリアンを一度見て、その後体をまさぐる。
    「...おえ」
    どうやらフロリアン。彼は、マティアスの体で何かをしたようだった。気持ち悪い。身体中にローションが塗りたくられている。それにしてもこんなことされていたのに、よく気が付かなかったな...マティアスは自分を責めた。
    「ありがとうマティアス。僕を慰めてくれたの?」
    「な、なんで知って」
    「途中から起きちゃったんだ。ごめんね。」
    「...はあ、それで、このローションは何?」
    「知らない。もしかして興奮してきちゃったの?」
    「本当に何を言っているの...」
    「えへ。ごめんね優しくされちゃって我慢できなくなっちゃった。あはは」
    てへ、と頭をコツンと殴るフロリアン。マティアスは大きくため息をついた。
    「シャワー浴びてくる。」
    「なんで?」
    「はあ?気持ち悪いからに決まってるでしょ。」
    言うと、フロリアンはすぐにマティアスの体をがっしりと捕まえた。
    「何」
    「なんで」
    やだ 一緒に遊ぼう?甘く囁いてくるフロリアン。更に上目遣いもプラスしてくる始末。マティアスは呆れたようにまたため息をついた。
    「嫌だ」
    「その気にさせる」
    「ちょっと、まって!」
    抵抗も虚しく押し倒され、そこに指を入れられる。既にぬるぬるとしていた。ローションを中にまで塗っていたらしい。どうして気が付かなかったんだ?
    「実は睡眠薬を飲ませたんだ」
    「ほんとデリカシーない!!」
    顔を真っ赤にしてフロリアンを殴るマティアス。フロリアンは子猫にじゃれつかれているかのようにはははと笑った。
    「マティアスかわいい。」
    「はあ...もう...」
    ぬちぬちと中をまさぐられる。彼と初めてしたのは2ヶ月程前。それから週三くらいは必ずやっていたので、マティアスのこともよくわかっているようだった。
    「きもちい?」
    「はぁ...う、」
    恥ずかしさと言うより、イライラが収まらない。なんでこんなことされてるんだろう...しかも気分じゃない時に...マティアスはうなる。
    「気持ちよくない?じゃあこれは?」
    くに、といじっていた場所を変える。マティアスはそもそもフロリアンに愛されるのに慣れてしまったため、何をされても気持ちよくなってしまうので特に変わらないのだけれど...と、意味のわからない強がりを思う。
    「はあ、あぅ...」
    「よかった。」
    にこりと笑うフロリアン。それから一気にグチグチと強く指で擦り始めた。
    「やっやだまっあ、あ、や」
    「マティアス」
    フロリアンにも余裕がなくなってきたのか、マティアスの耳を歯で突き立ててきた。
    「やだあ..いたい」
    「気持ちいいの?」
    「いたいってっ、いってる...」
    はあ、はあ、気持ちよさそうに喘ぐマティアスに、フロリアンは満足しているようだった。
    「1回いこうか」
    「うぅうぅ、やだぁ...」
    びくびくと体を揺らすマティアス。フロリアンは一度熱を冷ますために水をマティアスに渡し、自分も額の汗を拭く。マティアスは上手く呼吸が出来なくなっていた。
    「はあっはあっはっはっは」
    「大丈夫だよマティアス。ここにいるよ。ゆっくり息を吸って。」
    背中を擦りながらマティアスの呼吸の手助けをするフロリアン。マティアスは気分が上がるとこうなってしまうので、いつも休み休みやっていた。
    「...はあ...フロ、リアン」
    「...えへ、入れていい?」
    「だめ!!!!!」
    「ごめーん!!!」
    たはは、と笑うフロリアンは、いつもなら急にいれてくるので、マティアスは不自然に感じた。
    「...マティアス大好きだよ」
    「ふん..
    ...わ、私も、す、すき..」
    「マティアス」
    いつもの笑顔でにこりと笑うフロリアン。彼はいつも笑っているので、本当に笑っている時がいつなのかわからない。それでも、今回のこの笑顔は、本物だと思いたい。
    マティアスは照れながらというより、怒りながら、何?と聞いた。
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