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    カピ(あね)が掘った墓穴

    @kapitan_rgg

    Twitter(現X)での妄言妄想の永代供養塔です
    成仏!!

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    ちょはん ポケットマネー編
    300万円編の続きです。金のあれこれは妄想です。裏社会の人たちなので、何かしらの事はしているでしょうという感じです。金のあれこれはフィクションです。フィクションです。

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    カピ(あね)が掘った墓穴

    DONE春の星を見る会 ソンヒ+ハン(三人称練習用)

    バックアップ用に一旦全文ポイピクにダンクしました。
    まとめて読みたい人向けです。
    ※独自の設定あり
    ※ハンの性格が悪い
    ※モブもいる
    春の星を見る会春の星を見る会

     薄暗く無機質な通路に固い足音が響く。コツ、コツと強くしっかりとした足音が扉の前でぴたりと止まった。続いてバタバタと不規則で慌ただしい気配がそれを追いかける。青いスクラブに白衣を引っかけた青年はひぃ、はぁと空気を絶え絶えに吐き出してから顔を上げた。彼の目には、病室のネームプレートに穏やかな眼差しを向ける、平素とは異なるコミジュル総帥の姿があった。
     すぅ、と息を整えてから、青年は身なりを整えて姿勢を正した。慌てて起きたのか髪はぴょこぴょこと跳ねている。
    「ソンヒ、今日はもう遅いのでできればご遠慮いただきたく……」
     慌てて後を追いかけてきた青年は、コミジュル医療班の当直である。そして、この病室には特別な患者が隔離されていた。収容当初に比べればかなり落ち着きを取り戻したのだが、何かあったときに医療班の手には余るため拘束していた。そんな危険極まりない患者の病室の前で、彼の指揮系統の最も高い位置にいるソンヒが武装もせずに仁王立ちしているのだ。万が一何かあれば、自分の命も無い。
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    カピ(あね)が掘った墓穴

    DONEちょはん 初めての年越し(後編)
    仕事は多分さぼりました。
    施設の名前を調べるために7の攻略本を読んでました。つまり年越しイベントのスポンサーは一番HDなのでは。さすが横浜の第4勢力!
    試験が終わったら、前後編ちゃんと整理していい感じに仕上げたい。
    ちょはん 初めての年越し(後編) 神代駅の裏のコンビニで肉まんを2個とビールを二本。袋は別々にしてもらった。
     今年も恒例の年越しの花火と除夜の汽笛があるとかで、浜北公園に向かう人たちの流れに逆らって歩く。馬車街道まで出ると、ギャラクシーランドとREDパークへ向かう人波にあたる。それに紛れて流れの通りに進めば、いつもより明かりが少ないバッティングセンターが見えてきた。
     ギャラクシーランドでカウントダウンイベントがあるらしい。まだ観覧車はいつも通りで、代り映えしない。そうだ今は何時だっただろうと、画面を開くと数字が23時30分に変わった。
     サッカーコート横の自動販売機でたむろする若者たちを横目に、趙のもとへ足を速める。
     施設の明かりが落ちた、バッティングセンターの建物の裏。絶妙にギャラクシーランドもREDパークも見えない趙総帥のお気に入りスポットは静かで穴場だった。ここに監視カメラは無い。
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    カピ(あね)が掘った墓穴

    MOURNING趙ハンです。クリスマスの話が間に合わなかったのでクリスマス1週間前の話のSSを上げます。当日何があったのかは補完願います。
    ちょはん 12月18日、深夜 入り口のシャッターを下ろして、外に出ると吐く息が白くなった。うみねこ座のレイトショーも終わって、通りは見慣れた輩が行き来している。彼らはすれ違う都度頭を下げてくるので、右手を半分あげてやりすごす。
     12月は忙しい。神室町に殴り込みに行ったのは昨年の今頃だっただろうか。昨年も忙しかったが、今年はかなり種類の違う忙しさである。
     異人町のために方々を走り回った2019年とは打って変わって、店と自宅の往復で一日を終える日が続いている。これまで『横浜流氓御用達のちょっと怪しげでスリルのある路地裏の店』から、『うみねこ座近くの知る人ぞ知る町中華』にイメージチェンジを行った効果が出てきたようで、一般のお客が増えたのだ。春日や足立のおかげで口コミで評判が広がって、流氓の若い奴らに「佑天飯店でもめごとを起こしたら……」と釘を刺したことも良かったようだ。もちろん今も流氓の若手に料理を振舞っているので、『ちょっと怪しげでスリルのある路地裏の店』という事実は変わらないのだが。
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    recommended works

    RSN_KG1000Lss

    DOODLE運命は戦士に囁いた「あなたは嵐には逆らえない」と。 戦士は囁き返した「私が嵐だ」と。


    なんぼか出来たらpixivに上げる予定

    最近、悪役令嬢や継母、物語中盤で死ぬ小悪党キャラに成り代わる漫画を読んで面白いなぁ…と思ったところ、いるじゃん龍が如くに丁度いいキャラが!となって思い付いた話です。
    今回は小さい頃から始まっていますが、大人になってからのも考え中。
    目指せ!5000文字以内、戦闘描写
    一級フラグ建築士①伊達真、柄本医師


    伊達真はバーのカウンターで写真を数枚広げ、桐生に情報を提供していた。

    「伊達さん、この男はどんな奴なんだ?」

    桐生が指差した先には、スキンヘッドの男が写っていた。この男は伊達にとって昔から知っている存在だ。
    伊達は交番勤務していた若い頃まで記憶を張り巡らせ、神田の半生を思い出していた。




    神田は物心ついた頃から嵐の中にいた。
    辺り一面に響く怒号と暴力、飛び交う食器や酒瓶、そして家具。
    神田少年は体を丸め、じっとその場を耐えながら荒れくるう大人たちを見つめていた。

    幼い頃は女の人が暴れる男から庇ってくれていたため、何も被害はなかった。
    しかし小学校に上がって5年経つとその人もいなくなり、男の暴力の標的は神田少年へ向いた。
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