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    牡丹(@___pigan)

    DONE某ジャンルのパロディです

    途中で文章が消えたので、中途半端に終わってます。完成版を本にするのでお待ちください()
    双子の弟のせいで婚約破棄をされた悪役令息(仮)が、白米王子にプロポーズされた件について卒業パーティーを行うために普段より派手な内装と、眩しいシャンデリアが吊るされた無駄に広い講堂。至る所に豪華な食事が置かれたテーブル。だが、食事はおまけだと言わんばかりに華やかなドレスを纏った女子生徒とシンプルかつ品があるスーツを着た男子生徒は、とある人物に視線を向けていた。

    「遥!君は多少口は悪いが、あの二条家の息子で顔も悪くないから、と目を瞑っていたが…これはやりすぎだ」
    「はぁ?」
    「卒業パーティーに参加している諸君!俺はこんな悪徳な男との婚約は破棄をすることを、ここに誓うッ!」


    ──
    たった今、襟や裾に大きなフリルをつけた派手なシャツ、なんか派手なギラギラしたジャケットを羽織ったオールバックにした金髪男は、最近よく見かけるがよく知らない何故か涙目になっている男の肩を抱きながら金春色の髪の人物に指をさす。指をさされた本人─世界中の化粧品業界のトップに君臨する、二条家の長男である二条遥は、眉を顰める。趣味の悪い格好した男は婚約者なのは間違いない。だが、それは両親が勝手に決めたことだった。しかも遥があっちの家に嫁ぐ側になっている。男が嫁ぐだなんて可笑しい話だが、遥は本来二条家の跡継ぎだった。それが急に高等部に上がってから、親が勝手に遥の跡継ぎの未来をなくしその代わりと言わんばかりにこの男と婚約するように、と半ば無理矢理な形で婚約を契ることとなった。何故遥がそんなことになったかというと、
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