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    hasami_J

    @hasami_J

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    ☆Тайно следовать

    @TRPG_TL DLH/NPC二次創作。昔書いたやつ。
    Dr.ドミニオンとミセス・トキシック。
    「裁かれる」

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    hasami_J

    КАРАКУЛИ1:https://poipiku.com/1036413/4637765.html

    BJR二次創作。続きものなので1はリンク先をどうぞ。
    盤外視座より黒不浄、火霞羅州、真名鶴の話。
    公式よりとっても仲良しな空気になってしまった。でも公式のノベルも大概仲良しだと思う。

    #BJRportfolioDay さんのお題より「箱持公園」「命短きもの」を使用。
    もう1つ2つ続く予定です。
    箱持公園の首吊り死体(2) 午前四時から午前五時の間だけ、箱持公園の銀杏の下には死体がぶら下がっている。
     死体は毎日ばらばらで、男の時もあれば女の時もあり、子供の時もあれば老人の時もある。まっとうな人間の時もあれば、非合法な行いに手を染めている者もいる。それらは皆、午前四時から午後五時の間だけ、箱持公園の銀杏の下に、首を吊った状態でぶら下がる。
     それが実在する人物なのか、それとも公園が作り出した幻なのか。分からない。だって死体はどこにも残らず消えてしまうから。この街でどんな理由で人が消えるかだなんて、誰も調べる気にもならないから。
     本格的な騒ぎになっていないのならば、相応の立場ある人間はその中にはいなかったのかもしれない。あるいはそれすら分からないのか、誰も調べる気にならないのか。
    1951

    hasami_J

    СДЕЛАНОタイトル通りの自PCの小話。

    ■ローンシャーク
     超人的な瞬間記憶能力と再現能力を持つ傭兵。瞬間記憶によって再現した武装と、トレースした他人の技を使って戦う。能力の代償に日々記憶を失い続けている男。
     金にがめつく、プライベートでの女遊びが激しい。
     セカンド・カラミティ以後はヒーローサイドの仕事を請け負うことも多い。曰く、多額の借金が出来たからだとか。
    『ローンシャークの隣で女が死んでる話』(1) シーリングファンが回る天井、糊の利いた清潔なシーツと、皮膚を撫でるリネン。控えめな間接照明を上書きする、東向きの窓から差し込む青みがかった日差し。
     夢から覚めたような心地だった。
     あるいは実際に眠りから目を覚ましたのかもしれなかったが、どちらであるのかを確かめるのは、自分一人では困難だ。次に感じるのは強烈な違和と不安感。背筋を這い上がるおぞましいそれを押し殺し、デバイスを探る。何千、何万と繰り返してきた動きは、頭が漂白されようと、体が覚えている。適切に作動した。
     現在時刻の確認、GPSを起動し現在地点を把握。今は朝、ここはシアトルの安価なモーテル「キャビン・キャビン」。最後に残されたメモを開く──昨晩はお楽しみだったらしい。
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    hasami_J

    СДЕЛАНО(1)はタグ参照。
    タイトル通りの自PCの小話。

    ■ローンシャーク
     超人的な瞬間記憶能力と再現能力を持つ傭兵。瞬間記憶によって再現した武装と、トレースした他人の技を使って戦う。能力の代償に日々記憶を失い続けている男。
     金にがめつく、プライベートでの女遊びが激しい。
     セカンド・カラミティ以後はヒーローサイドの仕事を請け負うことも多い。曰く、多額の借金ができたからだとか。
    『ローンシャークの隣で女が死んでる話(2)』 例えば。
     切符を買おうとして、券売機の前で手が止まったとき。
     そうして考える。──『今、俺はどの券を買おうとしていたんだ?』
     東へ行くのか? それとも北? リニアに乗りたかったのか、それともメトロ? 疑問はやがてより根本的なものになっていく。つまるところ──ここはどこだ?──俺はどこから来た?──俺は誰だ?──そういう風に。
     振り返っても何もなく、前を見ても行く先は見えない。雑踏の中で立ち止まって泣き喚いたところで意味はないので、ただメモを開く。考えがあってのものではない。ただ手にした銃の銃口を自分に向けることのないように、空腹の満たし方を忘れないように、体に染みついたルーティンに従うだけ。
     メモの中には、今までのセーブデータがある。それをロードし、新しいセーブデータを残していく。その繰り返しで、ローンシャーク──あるいはシャイロック・キーン──少なくともそう名乗る誰か──は出来ている。
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