【00課陸】呪物蒐集家殺人事件【三】【3】
付与番号:ROA-2105G『覗き込むと死ぬ銅鏡』
危険度:1
説明:直径32cm×35cmの青銅製の円鏡。軽度の呪術的痕跡あり。平成■年に宮崎県■■遺跡にて発掘されたものと形状が類似。先述の品物は鏡面へ顔を写すことによって対象へ軽度の呪詛を付与することが確認されている。歴史的価値も高い為、浄化が完了次第然るべき機関への寄贈を検討。
付与番号:FPH-30581F『滴る人形』
危険度:2
説明:経年劣化を帯びた80cm×75cm×60cmサイズの女雛人形。顔部が削ぎ落とされており、これは後天的に人為的に施された施術と思われる。昭和■年に人形供養を行なっている■■寺より紛失したものと特徴が類似、盗品の可能性を視野に入れて調査を進める。削ぎ落とされた顔部より一定間隔で血液に類似した赤い液体を発生させ、適切な処置を施さない限り危険度2相応の呪詛を内包することを確認済み。
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