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    #brnr_18monthly
    @brnr_18monthly
    お題 「熱帯夜」

    素敵企画に参加させて頂きます!!
    現パロ。麦茶セッのようなビールセッのつもり
    (なんだろう、これ…まじで…)

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    CAN’T MAKE悪魔ブvs神父ネ

    微々たる書きかけ
    鬱蒼とした、深い森の奥。
    一人で歩くには些か不安や心細さも芽生える暗い道でも、ネロはランタンを片手に確かな足取りで進む。
    (……いつ来ても、気色悪いな)
    ガァガァと何か分からない鳥が頭上を旋回し、木々が蠢く薄気味悪い森の中は、いつだって見張られているような視線が付き纏う。
    ネロはこの森が好きでは無かった。
    何十、何百回と足を運んでもきっと、それは変わらない。
    (早く終わらせよう)
    小さく身震いして、足を早める。一歩一歩を進めるごとに、足元の枯葉が音を立てた。

    誰もいないのに呻き声のする屋敷。
    毎夜人が変わり残忍になる娘。
    綺麗に血が抜かれ花の手向けられた変死体。
    こういった不可思議な怪奇に苦しめられている人間というのは、存外多い。そうなれば当然、怪奇を相手取る職ーー所謂、悪魔祓いも存在する。何を隠そう、ネロ・ターナーもその一人だった。表向きは神父見習いとして街にある教会に所属しながら、夜な夜な怪奇に赴き悪魔と呼ばれるモノを祓う役目。危険が無いわけではないが、報酬がいいこの仕事を、ネロは気に入っていた。

    しかし、今回ばかりはそうも言っていられない。
    (くそっ、貧乏くじを引かされた)
    1100

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    DONE #ブラネロ版お絵描き文字書き一本勝負
    @brnr_60
    お題:「箒」「偶然」

    参加させて頂きます。
    いつも素敵なお題をありがとうございます。


    『間一髪』
    それはほんの、気まぐれだった。

    「ねえ…本当に箒で帰るの?」
    オーエンが怠さを隠そうともせずに眉を歪める。ブラッドリーは自分の箒に跨りながら口角を上げた。
    「いいじゃねえか、たまにはよ。今日は寒くもねえし、絶好の箒旅日和だろ」
    「勝手にやりなよ。ねえ、ミスラもそう思うでしょ」
    「まあ、どうでもいいんですけど」
    ミスラはそう言いながらも、掌に箒を出している。ミスラに扉を繋ぐ気がないなら、オーエンとてどうしようもない。
    「早く来いよ!」
    上から急かす楽しげな声に、何も考えていないようなミスラが先に浮上した。オーエンも仏頂面のまま浮かせた箒に横向きに座って、ふわり、と上空に舞い上がった。


    「おい、山火事か?」
    異変にいち早く気づいたブラッドリーが、怪訝な顔をしてスン、と鼻を鳴らした。焦げたような匂いがするが、いま飛んでいる辺りには見渡す限りの山しかない。そのまま飛ぶと、すぐに山火事の正体が見え始めた。
    「いや、ちげえな…動いて、る…し、誰かいる?」
    遠くの方で赤く燃え盛る小さな山は、うねるように蠢いていた。時折口から火を噴いているようにも見える。そしてそれだけではなく、動く火の山の上で 2670

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    44_mhyk

    DOODLEアニバネロのカドストについて真剣に語る。(ブラネロの民である私による妄想込み)まず…
     先陣を切って怪我をしたシノにネロが重ねたのは「ブラッドリー」だよね。
     重なって、そして、その上で、そんな怪我をするような無茶を一人でしてしまうシノを心配して表情を曇らせたヒースに、自分自身を重ねたのかなと思う。

     もちろん、それに加えて一人で倒してやる、みたいなやり方への心配が年上の魔法使いとして加算されているのはあるだろう。

     些細なことだけど、このまま重ねていくと、いつかは……。
     思い起こされるのは、自分の中で積み重なり抱えきれなくなったあの頃の苦しみ。
     ああなってほしくない。仲良く寄り添う二人だから。
     自分は、きっと、離れて忘れようとして、「後悔」したから。
     そんな思いでつい、普段の自分なら思っていても口に出さないであろう余計なひと言をシノに投げてしまった。という感じではないだろうか?

     シノが花束を作って(ヒースと相談をしたんだろう)謝りに飛んできた時、ネロの脳裏によぎったんじゃないかな。
     ネロを怒らせたブラッドリーが、オリヴィア・レティシアを手土産に機嫌を取りに来たあの頃のことが。
     シノは、ブラッドリーよりもわかりやすくて素直だから、彼を通してブ 1421