御桑ねこ化シチュ御手桑 猫化御妄想
猫ちゃんに甘あま♡な桑ちゃんに、全力でバブらせ♡に来られて、人として大事な何かを捨てそうになる御くん。
桑は猫化した御とは知らないので『甘えん坊でかわいいなぁ♡超〜俺に懐いてくれてるぜ♡』と思ってる。
桑「よぁ〜しゃしゃしゃ♡きもちいなぁ〜♡ん〜?♡」
猫御の顎下ごろごろ、尻尾の付け根とんとんしてくれる
🐱御(く、くわばらしゃんっ…もっと…!)
拾われるシーン
それにしてもお前さん、首輪してねえじゃねーか!迷い猫か?しかしこの辺にそんな貼り紙あったかなあ。でも毛並みはよく手入れされてるし、妙に人ん家の匂いがするし。うーん…
よし、とにかくウチに来い。お前さんは初めて会ったような気がしねぇ。俺が責任もって、養ってやるよ。へへっ♪バイト増やさねえとな〜
(えええええーっ?!どうしよう!?)
「そうと決まれば、まずは病院だな…。」
真剣に今後を考える桑原。
(病院で何されるの?!待ってくれ!僕は猫じゃないーー!!!😭)
色々検査されまくる御手洗
「男の子ですね!☺️」
(うあああ😭全部見られた。ぜんぶ…😭)
「そーか、男の子か!☺️名前考えなきゃな!」
(ううう…もう完全に飼う気だ…桑原さん、猫への行動力ありすぎ…)
うーーん……なんか誰かに面影が…
(ぎくっ! なに?もしかして桑原さん、ぼくのこと気づいて…?)
大きな青い瞳、明るいクリーム色のくるくる〜でナミナミ〜な毛……。よし、今日からお前は『みっちゃん』だ!
(みっちゃん。い、いやまさかね…そんなはずないよね。)
桑原さんはどこか懐かしそうに目を細めてぼくを見つめてた。
仮の名前を付けてもらい、首輪を着けてもらうシーン
「あ、そうだ!みっちゃんにプレゼントがあんだぜ〜」
(ぼくに?何だろう?)
「じゃんじゃじゃ〜ん!くーびーわー!」
(え、え、ええええーーーっ?!)
「みっちゃんに一番似合う色を選んだからな!」
明るい水色のベルトに、金のお名前プレート。
そこにはご丁寧に緊急連絡先と『みっちゃん』と刻印されていた。
(嘘だろ?ぼく、中身人間なのに、首輪されちゃうのか?!)
「みっちゃんは首輪苦手じゃないといーんだけどなあ…。でもまた迷子になると本当に危ねえから、試してくれよ…!」
(ううう…そんな心配そうな目で言われると断りにくいじゃないか!ていうか気付いて、桑原さん!ぼくは人間だよ!!)
「んなああ~お!!んに"ゃあ"!んなぁ~お!!」
二本足で立ち上がらん勢いで、丸い手を使い必死に身振り手振りをしても、桑原には巻き毛の猫が可愛い仕草で不満を訴えてるようにしか映らない。
「ううううごめんなぁ、きよっちゃん!嫌だよなあ…!」
桑原は自分の事のように苦しい顔をして、猫の気持ちになっている。
「すまねえな…お前さんを守るためなんだっ…!」
(ち、違うんだ桑原さん!嫌とかじゃなくてぼくは御手洗!そんな顔しないでよ…)
「んにゃああ…」
身を案ずる桑原の思いやりに、異議あり!をする気が引ける。桑原家の飼い猫達に首輪を付けるときも、こんなやり取りがあったのだろうか。
「不思議だな…気のせいかも知れねえけど、みっちゃんには俺の言葉が伝わってる気がするぜ。」
(桑原さん…。)
桑原は大人しくなった御手洗の横に跪き、様子を伺いながら、そっと首輪を御手洗の首元に巻き付けた。
「いい子だなあ、みっちゃん…よ〜しよし…」
不安がらないように、御手洗の聞いたことのない程に穏やかな声で語りかけ、パチンとバックルを固定した。
「ありゃ〜いい子だなあ〜みっちゃんっ!♡いーこいーこ!♡よく出来まちたね〜っ!♡」
桑原さんはとびきり甘い言葉をくれると、その温かくて大きな手のひらで、ぼくの頭や耳の付け根、背中を優しくたっぷり撫で回した。その手付きは慈しみに溢れていて、極上の心地。撫でられた所からとろけてしまいそう。天にも登るように気持ちいい。
(ぼく、桑原さんに首輪をされてしまった…ご褒美に撫で回されてる…。)
眠たそうに瞼が降りていくぼくを見守る桑原さんの目はとても優しくて、自分まで心地良さそうにうっとりしていた。目の前の僕だけを見つめて。
「よぁ〜しゃしゃしゃ♡きもちいかぁ?よかったなぁ…♡」
「ンぐるぐるるる……」
(う…うん……えへへへ……)
(このまま桑原さんに飼われても…いいかもぉ……)
毎日甘やかしてくれる。いたずらしても許してくれる。寂しがれば側にいてくれる。どんな思いの丈をぶつけても、受け止めてくれる。
そんな日々も、魅力的だ。
ある日、永吉に人間だと見抜かれてしまう。
『お前さん、人間だなっ!』
「え?!永吉?!分かるの?」
『気安く呼び捨てしてほしくないにゃあ。これでもオイラはお前さんよりずーっとオトナなのにゃ。ま、いいけど。』
格の違いを見せられる日々
『添い寝は勿論、お風呂もトイレもカズの事はぜーんぶ知ってるからにゃあ〜。』
「おふろ?!とい…っ?!」
『なんつー顔しとる。当然にゃ。オイラとカズは幼い頃からず〜〜〜…っと一緒なんにゃ♡』
「か、敵わない…。」
『みたらい?とか言ったにゃ?この家でカズの飼い猫になるのは諦めにゃー。だってカズは、オイラのことがいっちばんお気に入り。ゾッコンにゃあ〜。』
「うぐぐ…」
『………このまま【人間】のお前さんが行方知れずだと、カズはどう思うんだろうにゃあ。』
「あ……」
「でも…人間に戻ったとして、桑原さんは僕のことどう思うんだろう。」
『みたらい。腹くくるにゃ。』
「…!!」
永吉は鋭く狭まった瞳孔で、御手洗を射抜いた。水晶のように澄み渡る瞳は吸い込まれそうだ。
『本当にカズの幸せを願っているのなら、どうすべきか。お前なら分かるにゃ?』
「………うん。」
『カズは器の小さいオスじゃないにゃ。それだけは絶対に言える。にゃーお!』
永吉は鼓舞するように可愛らしく一声鳴いた。
「どうしたんだよ、みっちゃん…そんな神妙な顔して。」
(ごめん、桑原さん。僕…。)
(もとに戻っても、このまま猫でいても、桑原さんに迷惑をかけてしまうんだ…。)
やっぱり、前の飼い主のところに帰りてえのかなあ…。そりゃそうか。
(…。)
お前にとっては散々だよなぁ。知らない場所で一人ぼっちになって、知らない家に連れてこられて、違う名前で呼ばれてよぉ。
(桑原さん、そんな事まで…。僕は君を騙してるのに。)
「みっちゃんはすぐに受け入れられないと思うけど、俺は諦めねえぞ。…大丈夫。俺んとこに居れば、お前は絶っ対に幸せになれるぜ。約束する。」
桑原さんは『僕』の目を見て言った。
泣きたくなるほど優しく、背中を撫でてくれた。
(『桑原さん』)
「……へ?」
「……僕は、桑原さんに貰ってばかりだな。初めて出会った時からずっと。」
「みっちゃん…?今なんて…?!」
人語を話された気がして驚く桑原
「こんな状況にならないと何も言えないなんて情けないけど、僕だって諦めない。約束する!『御手洗と一緒にいると幸せだ』って思って貰えるように、僕頑張るから!だから…」
「み、御手洗…?」
「元に戻るまで、もう少し待ってて…桑原さん。」
ちゅっ
桑原に触れるようなキスをした猫御手洗。
「んむ?!みみみみた…あわわわあばばば」
赤面混乱桑原
しかしこのキスがトリガーで、その場で御手洗は元に戻ってしまう。
ぼふん!!
「うわ?!?!」
「………………」全裸御手洗が桑原を押し倒してる図
ぎゃあああーー?!?!?!?!(二人
オチなど無いッ!!!