ジャスティシア共闘ルート 最終章(エンブル戦)*星影教本部 チャペル*
▶勝利:グレイス戦闘不能
グレイス
「くっ…!申し訳ありません、エンブル様…!」
「わたしは…エンブル様とともに…」
「…………」
心悦
「…アー…弱くね?」
透也
「お前がバケモンなの。いくら人さらいやってた宗教の教祖つっても元を正せば一般人だろ。こんなもんだろうよ」
心悦
「ンー…俺のカンではもっとこう…手応えあるヤツだと思ったんだけどナァ…」
蒼
「………こんなヤツに、咲が…」
→………
→終わった、のかな…
グレイス
「…………………ふ。」
奕辰
「おい、まだ…!」
グレイス
「ふ、ふふ、ははは…」
透也
「!」
グレイス?
「愚か、実に愚か!グレイスめ、こんな連中に攻めいられたくらいで簡単にやられるなど…あぁ、どこまでも愚かなやつよ」
→???
→様子が変…?
貴大
「なんだ、様子が…」
透也
「おい、心悦が変なとこ殴ったんじゃねぇの?」
心悦
「俺じゃねぇヨ!」
グレイス?
「く、くくく。ははは!だがこれでいい。やっと主導権がおれに来た!感謝するぞ、おまえら。グレイスはしばらく眠ったままだろう!」
蒼
「主導権?…なに?グレイスって…自分のことでしょ?」
グレイス?
「ふん、おまえらにはおれとあいつの見分けもつかんか。まぁ仕方ない、顔は一緒だしな。区別出来ていたのはあの信者くらいか…」
エンブル
「教えてやろう。おれはエンブル。この星影教の神、と呼ばれるものだ。おれを神だと信じきっているのはグレイスだけだがな!ははは!」
貴大
「………えっと」
奕辰
「イカれたか」
心悦
「…エンブル…あー、星影教が生贄を捧げてるのって、エンブルとかいう神のため、だったか?」
エンブル
「分かっているじゃないか。そう、全てはおれのため。おれのために生き、おれのために死んでいく贄たちを有効活用してやってるんだ」
蒼
「…………サイッアク。」
心悦
「有効活用、ねェ。お前の快楽のためだけに人を殺してるだけじゃねぇか。他人の人生に責任持てないやつがやることじゃないナ」
奕辰
(………他人の人生を現在進行形で振り回している人間がよく言う…)
エンブル
「ふん。おれより他人の命を奪ってきたであろうおまえらには言われたくないな」
蒼
「なんで…咲だったの。虎宮さんだったの。あの二人が…何をしたって言うの!」
エンブル
「ん?何をそんなに憤ることがある。おれが贄に相応しいと感じたからだ。それに名前など覚えておらん、死に際の顔は覚えているがな!はは!」
蒼
「〜っ!」
→ひどい…
→許せない
透也
「待て蒼!あいつはさっきまでのグレイスじゃねぇ、不用意に手を出すな!」
貴大
「…透也さん、グレイスのあの変わりっぷり…もしかして、ですけど」
透也
「二重人格ってやつだろ。さっきあいつが言ってた"主導権"に、グレイスは"眠っている"…」
「エンブルの口ぶりからしても、グレイスは自分が二重人格であることも、エンブルが好き放題してるのも覚えてないだろうな」
奕辰
(グレイスは、自分のもう一人の人格を"神"と信じ込んで崇め奉り、星影教を作り、エンブルのため人をさらい、生贄とした…)
奕辰
(…哀れだな。他人を救うなんて言っておきながら、一番救いが必要だったのはグレイス自身だったわけか)
エンブル
「ちょうどいい、おまえらのことも遊んでやろう!好きなようにかかって来い、せいぜいおれを飽きさせないようにな」
蒼
「……ふざけんなっ!このっ、この…!クソ野郎!」
透也
「神は神でも、偽神だな。グレイスの事もいいように操ってたワケだ」
心悦
「やるねー、真似したくはねぇケド。」
奕辰
「……フン。さっさと殺すぞ」
心悦
「ハッ。俺もコイツのことは好きじゃねぇ。神だかなんだか知らねぇが、俺に楽に勝てると思うなよ。」
貴大
「虎宮…間に合わなくて、ごめん…」
透也
「奪われた分、キッチリ返してやるよ。俺らを敵に回したのが間違いなんだよ、テメェは!」
エンブル
「はは、はははは!はははははは!!!」
「それはおまえらの方だろう?おれを相手に、どうにかなると思っているのか?」
蒼
「――どうにかなるよ。力を貸して、透也さん、心悦さん。――○○さん。」
→こんな犠牲はもう終わらせましょう
→倒しましょう、絶対に
蒼
「こんなクソ野郎…生かしてちゃダメだ…!」
▶戦闘 エンブル
編成条件:透也・蒼・心悦の参加必須
戦闘条件:貴大の固有スキル【分析】の使用不可
勝利条件:エンブルの戦闘不能
スキル解放:透也/蒼/心悦【ジャスティシア】
「はは!はははは!はははははは!」
「おれに抗うか!おれに歯向かうか!」
「――遊んでやろう。おれがおまえらを導いてやろう。"神"としてな!ははははは!」
貴大
「なんだ…!?さっきまでとは動きも反応もケタ違いですよ!?いくら人格が違うとはいえこんなにも変わるものですか!?」
奕辰
「チッ………」
心悦
「おもしれー体だなー。こりゃ俺も真面目にやり合わなきゃマズイかね」
透也
「………いや…それにしたって何か…同じ体だぞ、ここまで変わるわけ…」
→意識の問題…?○
→これが本性…!?✕
透也
「…意識…そうか、成程な。今のアイツは、エンブル…グレイスの無意識の状態ともとれるのか」
「なら、この強さも納得できなくもない。あくまで理論上の話だが」
心悦
「ア?難しい話分かんねぇヨ、もっと分かりやすく!」
透也
「人間ってのは、基本的に本来ある力をある程度意識的にセーブして生きていて…話すと長くなるな、つまり今のアイツは本来出ないはずの全力が出てるってワケだ」
蒼
「…………それでも、やらなきゃ。咲が…どれだけ怖くて、どれだけ苦しかったと思ってるの…!」
透也
「無理すんな、蒼。前に出すぎるな。今のアイツは危険――」
エンブル
「お喋りとは、随分余裕があるな。おまえたちにはぬるかったか?ならばもっと甚振り、嬲り、屠ってやろう!はははは!」
透也
「クソッ…下手に動いても危ねーな…何が飛んでくるか分かんねぇ…」
※選択肢「意識の問題…?」を選択すると貴大のスキル【分析】が使用可能になる
▶エンブルのHPが3分の2以下
エンブル
「…ふむ。遊びすぎたか…」
「――つまらん。死ね。」
▶エンブルのHPが半分以下
エンブル
「……………こんなつまらん遊びは初めてだ。」
「――不快極まりない。早く死ね…!」
▶エンブルのHPが3分の1以下
エンブル
「………どうなっている!?」
「おれが…おれが、追い詰められることなどあってはならない!」
「おれは、神で、ッ…おれ以外の生き物など、脆弱で無価値で――ッ」
「おれに、生かすも殺すも権利があるものだろう!?」
「弱者共をおれのために上手く使ってやる…それが…それこそがおれの…存在意義…正義というものだ!」
心悦
「――教えてやるゼ、偽神サンよ。俺たちはバラバラだが、お前と違って一人じゃない。正反対でも、道を違えていても、運命が違っても――手を取ることはできる」
透也
「それが一時的だろうがなんだろうが関係ねぇ。俺の頭と、バケモノ級に強い心悦。運悪く、それが合わさっちまったんだ。状況は厳しくとも、負ける結末なんざハナから考えてねぇ」
心悦
「――ま、それもここにいるアオイと○○のおかげだけどナ。俺たち、順当にいけば協力なんかじゃなくて争い合う立場の人間だし?」
エンブル
「群れて何になる…?手を組むだと?協力だと?周りの人間など使ってこそ全てだろうが…」
心悦
「ヤレヤレ、おカタいヤローだ。」
→協力することで戦略が広がる
透也
「心悦と組むのは不本意だったがな。ま、おかげである程度無茶な作戦も実現可能になっちまった。」
→協力することでさらに強くなれる
心悦
「俺一人でも充分強いが、限界があるからナ。時には背中を預けることで勝ち筋が広がるだろ?」
エンブル
「そんなもの…おれには必要ない…関係ない…!」
蒼
「…私は、お前を許さない。これ以上、他の誰かが犠牲になる前に…お前が、犠牲になるべきなんだよ。」
「お前の正義なんて、知ったものか…!」
「咲を返して…!返せないなら、死ね…!」
▶勝利:エンブルの戦闘不能
「…………ふざけるな…」
「こんなこと…このおれが、…膝をつくなど…負けるなど、あってはならない…」
「おれは、神で…グレイスより、優れた…」
「…………ッ」
※▶勝利:エンブルの戦闘不能(透也/蒼/心悦のいずれかのスキル【ジャスティシア】使用時に勝利した場合セリフが追加)
透也
「テメェの独りよがりな正義に、誰がついて行くんだよ。少なくとも俺は御免だね。」
心悦
「どうだ?俺の"正義"の味は。くくっ、とびきり美味かったろ?」
蒼
「私は、お前を犠牲に生きてやる。お前なんかに、負けない…!」