人型アハキィと裸エプロンの話すれ違いを経てやっと心も身体も繋がった二人。
番の誓いを立て今は二人だけの時間を存分に楽しんでいる。
朝の光に照らされて、隣ですやすや眠るアハウに背後から抱き締められその腕の中で目が覚める。
アハウを起こさないようにそっと腕の中から逃げ出して、床にちらばった衣服の中から着るものを探す。
🌳『これでいいか...』
キィニチはすぐ近くにあったアハウのTシャツを1枚手に取り袖を通す。
キィニチより幾分かアハウの方が体格が良い為、着てみると首元は緩いし長さもあって下まですっぽりと隠れるぐらいのサイズでこれはこれで丁度いい。
アハウのシャツ1枚を身に着け寝起きでまだぼんやりする頭のまま、ひんやりする床を歩きながらキッチンへと向かう。
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