「......おい。」
「......ふツ」
「『ふッ』じゃねェんだわ!!テメェ何壊してんだよ!!」
「知らん。」
「祠だよ!!ほ・こ・ら!!」
「ふーん。」
「『ふーん』じゃねェ!!祠があるってことは何か祀られてたってことなんだぞ!!」
「楽しそうでいいじゃねェか。」
「祭りじゃねェよ!!祀るって言ってんだろ!!つまりお前は神様を起こしちゃったんだよ!!」
「へー、太陽神の家ってこんなショボイんだな。」
「言い方!!それに太陽神じゃないかもしれないだろ!!」
「他に神がいるのか」
「八百万の神とか七福神とか色々いるだろ!!悪い神様だっているんだぞ!!お 前祟られても知らねェからな!!」
「ふーん。まぁそんなヤツらより俺の方が強いから問題ない。」
「そういう問題じゃねェ!!ていうかお前神様と戦う気なのかよ….....」
「よく戦うぞ。」
「『よく戦うぞ』!?何言ってんのお前!?」
「なんだ知らないのか。ドラゴンクエスチョンではそこら辺に神がゴロゴロ転がってるんだ。」
「だから言い方!!ていうかゲームかよ!!もうどうなっても知らねェからな!!」
「ふッ、神如きに負ける俺ではない。」
「如きってお前なぁ......」