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    ぱん(旧ブレッド)

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    アサ森×善炭のクロスオーバー
    書きかけ
    アサ森が👹滅世界に行っちゃったお話

     「ギィヤァァァァァァァ!!!」
     「うわっ、どうしたんだ急に。」
     「やだっ!何この音!?」
     「音?音がどうしたんだ?」
     「やばいやばいやばい!!近づいてくるんだけど!?」
     「本当にどうしたんだ善逸!!」
     「どうかしましたか!」
     「諸悪の根源!!諸悪の根源来ちゃったよ!!」
     「「え?」」
     「いやほんと何その音!?ていうかアンタ誰!?何その服ぅ!?」
     「あ、あの……大丈夫ですか?」
     「多分大丈夫ですよ。善逸はいつもこうなんで!気にしないでください。」
     「なんで炭治郎はそんな何もない風なの!?こんなやばい音させてるのに!?炭治郎だったら匂いでそういうの分かるでしょうが!!」
     「でもこの人からは優しい匂いしかしないぞ。」
     「嘘でしょ!?こんな怒ってる音させてるのに!?」
     「……怒ってる音?」
     「おい悪魔、先に行くな。」
     「俺は悪魔じゃねェ!!」
     「……は、」
     「にしてもさっきからうるさいなお前。頭大丈夫か?」
     「おい失礼なこと言うなバカ!!」
     「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!何この男前!?」
     「「「うわっ」」」
     「おかしいでしょ!!顔面格差酷すぎる!!は??絶対モテるだろお前!!」
     「騎士だからな。」
     「ふっざけんな!!」
     「うぉっ?!」
     「声までいいとか天は二物も三物も与えるの!?俺にも1つくらい分けてくれたっていいじゃん!!1つくらい寄越せよォ!!俺だってモテたい!!」
     「いい加減にするんだ善逸!!」
     「イターーーーッ!!何するんだよたんじろ〜……」
     「どうしてそんなに恥を晒して人に迷惑かけるんだ!善逸はもう少し他人を慮った方がいいぞ!」
     「は〜〜〜〜〜???だったらお前はあんな男前見て嫉妬しないって訳?!男なら絶対嫉妬するでしょ!!あの顔にあの声で産まれたら人生勝ち組じゃん!!」
     「いや俺はしない。」
     「何でだよっ!!」
     「俺は俺のままで十分だ。」
     「出たよ自己肯定の鬼!!」
     「善逸も善逸のままでいいと思うぞ。それに善逸だって男前じゃないか!」
     「た、たんじろ〜〜〜〜〜!!」
     「泣いてすがるのは情けないからやめた方がいいと思う。」
     「上げて落とすのやめて!?」
     「えっと……」
     「何でもないならもういいだろ。行くぞシンラ。」
     「あ、ああ。」
     「なんだ。まだなんかあるのか。」
     「いや怒ってる音って何なんだろうなと思って。」
     「……アンタ、ずっと何かに怒ってるだろ?俺は耳がいいから全部聞こえてるって訳。」
     「お前怒ってるのか?」
     「……さぁな。よく分かんないけどビビらせて悪かった。俺たちもう行くから!また戻ってきたらこの世界のこと色々教えてくれよ!」
     「この世界?」
     「……まるで自分たちが違う世界から来たみたいに言うんだな。」
     「実際そうだしな。だから検診するらしい。」
     「「へ?」」
     「じゃあまたな!行くぞアーサー。」
     「お前が手間取ってたんだろ。」
     「違いますー!」
     「……違う世界って本当だと思う?」
     「俺は本当だと思う。あんな服は初めて見たからな。」
     「都会だったらあるのかもよ。」
     「俺たちは都会にだって行くだろ?その時に一度でも見た事あるか?」
     「……ない。」
     「じゃあ彼らの言っていることは本当なんじゃないか。」
     「状況証拠がそう言っちゃってるもんな〜〜〜〜〜。えー?嘘でしょ?そんなことある?」
     「俺たちだって鬼が本当にいるとは思ってもいなかっただろう?」
     「まぁそうだけど……。ていうか炭治郎はなんでそんなに受け入れれてるの!?」
     「血鬼術ならそういうこともあるかなって。」
     「柔軟性ありすぎでしょ!!頭硬いのに!!」
     「まぁまぁ。そう焦らなくてもいいと思うよ。」
     「お前はもっと焦ろよ!!意っ味わかんないよ!!なんだよ別の世界って!!」
     「それは彼らに聞けば分かるんじゃないか。帰ってきたら聞いてみよう。な?」
     「アイツらとまだ関わるつもりなの!?ねぇやめようよ〜!!アイツらやばいって!!特に黒髪の方!!」
     「そうか?2人ともいい人そうだぞ。優しい匂いだったし。」
     「なんでお前はそう簡単に人を信じちゃうかなァ!!」
     「俺の鼻が間違えることは無いからな。」
     「あーあーそうですね!!炭治郎の鼻は正確ですもんね!!」
     「ああ。だからきっと彼らはいい人だよ!」
     「もうイヤーーーーーー!!!!」
     「あーもう!!うるさいぞ善逸!!」
     「イターーーーーー!!!!」



    ◇◇◇◇◇



     「……な、なんか賑やかな人たちだったな。」
     「うるさいだけだろ。」
     「そうだけどさぁ……。そう言っちゃ悪いじゃん。だから賑やかって表現したのに……」
     「うるさいものをうるさいって言って何が悪い。」
     「そうだよなぁ、お前はそういうヤツだよなぁ……」
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    nemurinekomaru

    PROGRESSロナドラ♀里帰り出産の続きです。
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     新横浜からドラルクが出て行って、そろそろ1年という時間が経った。朝目が覚めたら棺桶のなかはもぬけの殻となっており、何の書置きもない状態で出て行ってしまったのだと、日に日に草臥れながら語るロナルドに周囲の人間はついに痴話喧嘩のひとつもして出ていかれたのかと囃し立てたが、ロナルドはただ自分が悪いのだと言うばかりであったので、これはもしかしたらとうとうロナルドがドラルクに告白して、びっくりして父親とかのもとに逃げられてしまったのではないか? という憶測がギルドのなかで飛び交っていった。
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