高間晴☆quiet followTRAININGロナドラ800字。 ##94SS ■熱があるから ロナルドが風邪を引いた。先日の大捕物の際、川に落ちてずぶ濡れになったのが原因だろう。 今日は事務所も臨時休業。ドラルクはつきっきりでロナルドの看病をしている。「寒いし頭ガンガンする……」 ソファで毛布をかぶって丸くなっているロナルドの額に手を当てる。先ほど風邪薬を飲ませたのでそろそろ効いてこないかと思ったのだ。「うーん、まだ熱下がらないな」 体温が人間より低いドラルクにとっては、今のロナルドの肌は低温火傷するんじゃないかと思うくらい熱い。手を引っ込めようとしたところで手首を掴まれた。「どこ行くんだよドラ公……」「どこって、ちょっとあっちでリンゴでも剥いてこようと思ったんだけど」「いらないから傍にいろよ……」 掠れた声に熱のこもった吐息。それと潤んだ青い瞳に、ドラルクは胸が高鳴るのを感じた。それでも手首を掴む力は強くて離れられそうにない。仕方なくソファの前に膝をつく。 やれやれ。風邪を引いてすっかり弱ってるな。 額ににじむ汗で張り付いた銀髪をかきあげてやる。伏せられたまつ毛も同じ色で、改めてドラルクは思う。黙っていれば美しいのになあ。だが同時にこうも思う。ただ美しいだけなら絵画や彫刻と同じだ。彼は生きているからこそ魅力的なのだと。「……ねえ。手、離して。痛い」「やだ。捕まえとかないとお前どっか行っちまうだろ」 あー五歳児のおつむにゴリラの腕力が加わるとこうなるのか。ぎゅっとドラルクの手首を掴む手に力がこもる。「ちょ、ちょっと待って、これ以上強く掴まれたらほんとに私死ぬから」「やだよ死ぬなどこへも行くな」「無茶を言う」 そこへジョンが近づいてきた。「ヌヌヌヌヌヌ。ヌーヌー」「ほら、ジョンが代わりに抱き枕になってくれるって言うから」 そう言ってドラルクはロナルドにジョンを抱かせてやると、その場を離れた。リンゴを剥こうと思って腕まくりをしたら、ロナルドの手の跡がくっきり残っている。ああ、これデスリセットで消したくないなあ。Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 高間晴MOURNING140字敦太。 10 高間晴DOODLE敦太R18pass:18↑?すけべどうやったら描けるねん…… 高間晴DOODLE普段すけべを描かない人間の精一杯の敦太すけべpass:18↑? 高間晴DOODLE敦太すけべらくがきpass:18↑? 高間晴PAST過去の文スト短歌。カップリングとかはなんでもありのカオス。 40 高間晴DOODLE接吻せい……の心持ちで描いた recommended works 空木忍MAIKINGどうしたらイメージ通り仕上がるのかわからん…… 空木忍DOODLE<A-A>ATRANDOM(と、<AE-1β>EUROPA)その2。頭だったころ。ビジュアルめっちゃすき。ボディ入手前後で性格もしゃべり方も変わった気がします。(頭だけだったころの方が丁寧で、ある意味やわらかかったような?)ケーブルを自分の意思で動かしたり、ロボットに挿して操ったりと、いろんな便利機能がありました。とてもいい。 高間晴TIREDRosa Rubicundior,Lilio Candidiorおそ松(マフィア) 高間晴PASTRed alert! ym902TRAINING模写4と3 そりゃソーダDOODLE練習。半目と眉毛どうしよう 高間晴DOODLE診断メーカーで「……ちょっと目閉じてくれる?」という台詞を使った一コマ漫画を描きましょうと出たので描きました。空気の読めない長男のあまりのかわいさに混乱している三男。 しゅDOODLE久しぶりの一松 高間晴DOODLEチェズモク800字。お揃いのマグカップ。■おそろい モクマはチェズレイとともにヴィンウェイのセーフハウスに住むことになった。あてがわれた自室で荷物を広げていると、チェズレイが顔を出す。「モクマさん。やっぱり食器類が足りないので、買い出しについてきてくれませんか」「おっ、いいよー」 タブレットに充電ケーブルを挿し込んで、モクマはいそいそと後をついていく。 食器店――こちらの方ではテーブルウェア専門店とでも言うのか。最寄りの店に入る。そこには洒落た食器が棚に所狭しと並んでいた。さすがチェズレイも利用するだけあって、どれも美しい芸術品のように見える。「ええと、ボウルとプレートと……」 店内を歩きながら、モクマの押すカートに食器を次々と入れていく。「あとはカップですが、モクマさんがお好きなものを選んでくださって結構ですよ」「ほんと? どれにしようかなぁ……」 白磁に金の葉の模様がついたものや、ブルーが美しいソーサーつきのカップなどがあって目移りしてしまう。そこでモクマは思いついたように訊いた。「なあ、お前さんはどれ使ってるの?」「――そうですね、普段はこのブランドのマグカップを使っています。軽量で手首に負 825