高間晴☆quiet followTRAININGロナドラ800字。 ##94SS ■両片想い 目が覚めたらどこか知らない部屋の中だった。ロナルドはあたりを見回す。白い壁と天井、床にはドラルクが倒れている。「おいドラ公、起きろ」「……ん……? なんだねここは」「『どちらかが相手の好きな人を当てられないと出られない部屋』だとさ」 出口らしきドアの上にはっきりと書いてある。ロナルドはドアノブをガチャガチャ回した。開かない。なのでドアや壁を殴りつけ、銃で撃ったりもした。しかしそれらは無駄な抵抗に終わった。「きみでも開けられないとは。また新手の吸血鬼か」「だろうな」 ロナルドはスマホを操作してVRCに連絡を取ろうとする。しかし圏外で繋がらない。思わず舌打ちする。「おい若造。こんなカードが落ちてたが」 ドラルクは部屋の中に落ちていた一枚のカードを見せる。『ルール:一問一答で交互に質問を行って好きな人を当ててください』「ハァ~~~~?」「それは私の台詞だ。……まあとりあえず私からいくぞ。 ――きみが好きな人は年上の巨乳か?」「……年上は合ってる」 今度はロナルドの番だ。「お前が好きなのは人間か?」「そうだが。 じゃあ次は私から。料理は上手いか?」「ああ、めちゃくちゃに上手い」 この辺ですでにドラルクはなんとなく勘づいたが、まだ確信が持てない。 そしてロナルドからまた次の質問が飛んでくる。「……退治人か?」「ああ、そうだよ」「へえー……」 考え込む様子のロナルドに、業を煮やしたドラルクが賭けに出た。「ズバリ訊くが、その人はきみと同居しているかね」 言った瞬間、ロナルドの顔が真っ赤になる。「そ、そうだ」 その返事を聞いてドラルクは宣言する。「ロナルドくん、きみが好きなのは私だね!?」 そこで部屋のドアが開く。お互いちょっと気まずい二人は外へ出る。「てか俺ばっか好きな奴バレんの不公平じゃね!?」「ええいうるさい、私が好きなのもきみだよこの青二才!」Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 高間晴PAST過去の文スト短歌。カップリングとかはなんでもありのカオス。 40 高間晴DOODLE接吻せい……の心持ちで描いた 高間晴DOODLE 高間晴DOODLEハロウィン敦太 高間晴DOODLEおさそい 高間晴DOODLE recommended works 空木忍DOODLE 七尾こりゅうこDOODLEナギリさん……!!! アコヤPAST松たちの耳かき(松)2015年のもの。3枚あります。おそ松兄さんがチョロ松に耳かきしてもらってたので、みんなもやってみたという話です。 3 高間晴DOODLEチェズモク800字。年下の彼氏のわがままに付き合ったら反撃された。■月と太陽「あなたと、駆け落ちしたい」 ――なんて突然夜中に年下の恋人が言うので、モクマは黙って笑うと車のキーを手にする。そうして携帯も持たずに二人でセーフハウスを出た。 助手席にチェズレイを乗せ、運転席へ乗り込むとハンドルを握る。軽快なエンジン音で車は発進し、そのまま郊外の方へ向かっていく。 なんであんなこと、言い出したんだか。モクマには思い当たる節があった。最近、チェズレイの率いる組織はだいぶ規模を広げてきた。その分、それをまとめる彼の負担も大きくなってきたのだ。 ちらりと助手席を窺う。彼はぼうっとした様子で、車窓から街灯もまばらな外の風景を眺めていた。 ま、たまには息抜きも必要だな。 そんなことを考えながらモクマは無言で運転する。この時間帯ともなれば道には他の車などなく、二人の乗る車はただアスファルトを滑るように走っていく。「――着いたよ」 路側帯に車を停めて声をかけると、チェズレイはやっとモクマの方を見た。エンジンを切ってライトも消してしまうと、そのまま二人、夜のしじまに呑み込まれてしまいそうな気さえする。 チェズレイが窓から外を見る。黒く広い大海原。時 818 高間晴TRAININGサイバーブラシが使いたかっただけの絵。 左@萌え垢TRAININGチェズモクで「死すら二人を別てない」ある日から、モから女性の香水の香りがするようになった。浮気を疑うチェズだったが……? 5 ▶︎古井◀︎DONE春の陽気に大洗濯をするチェズモクのはなしお題は「幸せな二人」でした!「そろそろカーテンを洗って取り替えたいのですが」 朝。さわやかな陽光が差し込むキッチンで、モクマはかぶりつこうとしたエッグトーストを傾けたまま、相棒の言葉に動きを止めた。 パンの上で仲良く重なっていた目玉焼きとベーコンが、傾いたままで不均等にかかった重力に負けてずり落ちて、ぺしゃりと皿に落下する。「モクマさァん……」 対面に座っていたチェズレイが、コーヒーカップを片手に、じっとりとした眼差しだけでモクマの行儀の悪さを咎めた。ごめんて。わざとじゃないんだって。 普段、チェズレイは共用物の洗濯をほとんど一手に担っていた。彼が言い出しそうな頃合いを見計らっては、毎回モクマも参加表明してみるのだが、そのたびに「結構です」の意をたっぷり含んだ極上の笑みだけを返され、すごすごと引き下がってきたのだった。しかし今回は、珍しくもチェズレイ自ら、モクマに話題を振ってきている。「それって、お誘いってことでいいの?」 落下した哀れなベーコンエッグをトーストに乗せなおしてやりながら、モクマは問う。相棒が求めるほどのマメさや几帳面さがないだけで、本来モクマは家事が嫌いではないのだ。「ええ。流石に 3560 weedspineDOODLEメビヤツの好きなものがロナルドなの可愛すぎかー!?!?(ファンブック読んだ) matsusakadonDONE吸血鬼すぐ死ぬ、4巻感想