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    Lupinus

    @lupi_eggplant

    テキストを投げ込むスペース/主刀/ファンチェズ

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    Lupinus

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    男さにわ×鬼丸くん現パロ設定 官能小説現パロにしたかったのだが森○登○彦パロみたいになってしまったやつ 京都で大学に通っている主人公(さにわではない)と鬼退治をしている青年(刀剣男士かもしれない)が出会う話 将来的にはたぶんラブコメさに鬼 鬼丸くん周辺のレア太刀がいろいろいる
    【追記】
    20/12/26 交通情報と短刀が増えました。
    21/4/9 親戚が増えました。

    ##主刀

    「僕の知り合いが鬼退治をやっていてね」
    「えっ」
    「僕の知り合いが鬼退治をやっていてね」
    「」
    最近電車に乗り遅れたり落とし物をしたりと妙に運が悪い主人公。民俗学サークルの不思議ちゃん先輩に相談したらもしかして鬼にとりつかれているのでは?と言われてしまう。先輩の紹介でやってきた粟田口で出会った鬼丸さんに、あんたを狙う鬼を切ってやると言われて……

    ・主人公
    都大学(粟田口まで自転車で十分くらい)に通う平凡な大学二回生。民俗学系のサークルに所属。

    ・先輩
    主人公のサークルの先輩。民俗学をやっている院生。ものすごいマイペースぶりで大学の有名人。
    北野白梅町のマンション在住。自転車通学。
    一度だけ忘れ物の弁当を届けに来た弟にものすごく兄者と呼ばれていたのでそのときからあだ名が兄者になった。

    ・鬼丸さん
    粟田口の古民家に暮らしている先輩の友人。人を寄せ付けない雰囲気の青年。
    おいしい日本酒と引き換えに鬼を切ってくれるらしい。
    きれい好きのようで家は古いけど片付いているし風呂だけはリフォームされている。
    よく親戚の子どもたちが遊びに来ているので怖いけど悪い人ではなさそう。

    ・先輩の弟
    嵐山で華道の修行をしている。先輩は弟としか呼ばないので誰も名前を知らない。(個人情報を出したくないのだろうと思われている)
    先輩に会いに行くときは嵐電を使っているとのこと。

    ・鶴さん
    墨染在住の五回生。競馬好きで旅好き。一年中あちこちふらふらしているので単位が足りないという噂だが……
    京阪で通学。先輩とは中学時代のクラスメイト。鬼丸さんとも知り合いらしい。

    ・大典太光世
    福岡からひよこのおまんじゅうを持ってやって来てくれた鬼丸さんの友達。玄関口に立っただけで光が遮られて部屋が暗くなるような大男。顔は怖いがいい人。
    大学の知り合いではないがちゃんと名乗ってくれたので主人公はフルネームを知っている。
    京都には新幹線で来た。人が多いところは苦手らしくこだまorひかりを使っている。

    ・大僧正
    主人公が勝手に付けたあだ名。髪がめちゃめちゃ長い。何となく高位の僧を思わせる服装と気品にあふれ穏やかなのに威厳ある物腰が印象的な青年。
    鬼丸さんの家を訪ねてきて縁側で歓談なんかしているがどういう関係なのかはよくわからない。
    阪神尼崎在住。京都までは梅田経由ではなく今津で阪急今津線へ乗り換え→阪急神戸線で十三まで出て京都線→河原町から粟田口までは徒歩。

    ・三日月先生
    伝説のOB。
    何をしているかよくわからないがたまにふらっとサークルをのぞきに来てははっはっはよきかなよきかなとおおらかに笑って去ってゆく。

    ・ドクター
    主人公が勝手に付けたあだ名。眼鏡と白衣の似合う小学生。鬼丸さんの親戚。もう声変わりしていてすごく声が低い。
    船岡山の神社に居候している。やたらタフな海外ブランドのクロスバイクで粟田口まで来る。

    ・美少女
    主人公が勝手に付けたあだ名。美少年。鬼丸さんの親戚の小学生。
    今出川あたりのなんかすごい広い家に住んでるらしい。粟田口までは地下鉄。

    ・大包平さん
    岡山から何かの用事で京都に来たのでついでに寄っていった鬼丸さんの知り合い。
    大きな声で名乗ったので苗字はおぼえた。下の名前はわからない。
    山陽道→新名神高速→名神高速。

    ・鶯丸さん
    大包平さんと一緒に来た緑の人。大包平さんに呼び捨てにされているので苗字はおぼえたがやっぱり下の名前はわからない。
    やたら大包平さんの写真を撮ってはフォロワー0の非公開SNSに投稿している。

    ・プリンス
    主人公が勝手に付けたあだ名。鬼丸さんの親戚。
    物腰が柔らかで王子様みたいな雰囲気の青年だが服が思わず二度見するくらい派手。東京から新幹線でピャーっと来た。
    小学生の子たちにいちにいと呼ばれているのでたぶん本名は一郎さんとかだと思う。

    ・白山
    石川県で神職の修行をしている少年。白い狐を連れている。好物は瓜。
    自己紹介が「わたくしのことは白山とお呼び下さい」なので世俗の名前は捨ててそう。
    京都まではサンダーバード一本。
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    recommended works

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    PAST主くり編/近侍のおしごと
    主刀でうさぎのぬいぐるみに嫉妬する刀
    主の部屋に茶色いうさぎが居座るようになった。
    「なんだこれは」
    「うさぎのぬいぐるみだって」
    「なんでここにある」
    「いや、大倶利伽羅のもあるっていうからつい買っちゃった」
    照れくさそうに頬をかく主はまたうさぎに視線を落とした。その視線が、表情が、それに向けられるのが腹立たしい。
    「やっぱ変かな」
    変とかそういう問題ではない。ここは審神者の部屋ではなく主の私室。俺以外はほとんど入ることのない部屋で、俺がいない時にもこいつは主のそばにいることになる。
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    「なにがおかしい……いや、おかしいんだろうな、刀があんたが愛でようとしている物に突っかかるのは」
    またそうやって自己完結しようとする。
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    ゆらゆら揺れながら細く睨みつけてくる金色がたまらない。どれだけ俺のことが好きなんだと衝動のまま覆いかぶさって唇を押し付けても引きむすんだまま頑なだ。畳に押し付けた手でうさぎを掴んだままの大倶利伽羅の手首を引っ掻く。
    「ぅんっ! ん、んっ、ふ、ぅ…っ」
    小さく跳ねて力の抜けたところにうさぎと大倶利伽羅の手のひらの間に滑り込ませて指を絡めて握りしめる。
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    近侍の村正がいつも通り隣に控えてるけどいつもより笑顔が怖い。
    手の中には村正と同じ髪色のうさぎのぬいぐるみがある。休憩中の今は最近販売されたそれを手慰みにいじっていたのだった。
    「尻尾ならワタシにもありマスよ」
    ふわふわの丸い尻尾をつついていると村正が身体を捻って自分の尻尾をちょいちょいと触る。普段からそうだけど思わせぶりな言動にため息が出る。
    「そういう無防備なことしないの」
    「可笑しなことを言いますね、妖刀のワタシに向かって」
    刀剣男士には縁遠い言葉に首を傾げつつも村正はいつもの妖しげな笑いのままだ。わかってないなぁとやり場のない思いをうさぎに構うことで消化していると隣が静かだ。
    ちらっと横目で見てみると赤い瞳がじっとうさぎのぬいぐるみを見つめている。その色が戦場にある時みたいに鋭い気がするのは気のせいだろうか。
    「なに、気になるの」
    「気になると言うよりは……胸のあたりがもやもやして落ち着きません」
    少しだけ意外だった。自分の感情だったり周りの評価だったりを客観的にみているから自分の感情がよくわかっていない村正 828

    Norskskogkatta

    PASTさにちょも
    リクエスト企画でかいたもの
    霊力のあれやそれやで獣化してしまったちょもさんが部屋を抜け出してたのでそれを迎えに行く主
    白銀に包まれて


    共寝したはずの山鳥毛がいない。
    審神者は身体を起こして寝ぼけた頭を掻く。シーツはまだ暖かい。
    いつもなら山鳥毛が先に目を覚まし、なにが面白いのか寝顔を見つめる赤い瞳と目が合うはずなのにそれがない。
    「どこいったんだ……?」
    おはよう小鳥、とたおやかな手で撫でられるような声で心穏やかに目覚めることもなければ、背中の引っ掻き傷を見て口元を大きな手で覆って赤面する山鳥毛を見られないのも味気ない。
    「迎えに行くか」
    寝起きのまま部屋を後にする。向かう先は恋刀の身内の部屋だ。
    「おはよう南泉。山鳥毛はいるな」
    「あ、主……」
    自身の部屋の前で障子を背に正座をしている南泉がいた。寝起きなのか寝癖がついたまま、困惑といった表情で審神者を見上げでいた。
    「今は部屋に通せない、にゃ」
    「主たる俺の命でもか」
    うぐっと言葉を詰まらせる南泉にはぁとため息をついて後頭部を掻く。
    「俺が勝手に入るなら問題ないな」
    「え、あっちょ、主!」
    横をすり抜けてすぱんと障子を開け放つと部屋には白銀の翼が蹲っていた。
    「山鳥毛、迎えにきたぞ」
    「……小鳥」
    のそりと翼から顔を覗かせた山鳥毛は髪型を整えて 2059

    Norskskogkatta

    MOURNING主くり
    極になって柔らかくなった大倶利伽羅に宣戦布告する片想いしてる主
    ポーカーフェイスの君にキスをしよう


    「大倶利伽羅」

    ひとつ呼ぶ。それだけで君は振り向いて、こちらを見てくれる。
    それだけでどうしようもなく締め付けられる胸が煩わしくて、ずたずたに切り裂かれてしまえとも思う。

    「なんだ」

    いつもと変わらぬ表情で、そよ風のように耳馴染みの良い声がこたえる。初めて顔を合わせた時より幾分も優しい声音に勘違いをしそうになる。
    真っ直ぐ見つめる君に純真な心で対面できなくなったのはいつからだったっけ、と考えてはやめてを繰り返す。
    君はこちらのことをなんとも思っていないのだろう。一人で勝手に出て行こうとした時は愛想を尽かされたか、それとも気づかれたのかと膝から力が抜け落ちそうになったが、4日後に帰ってきた姿に安堵した。
    だから、審神者としては認めてくれているのだろう。
    年々距離が縮まっているんじゃないかと錯覚させるような台詞をくれる彼が、とうとう跪座までして挨拶をくれた。泣くかと思った。
    自分はそれに、頼りにしていると答えた。模範的な返しだろう。私情を挟まないように、審神者であることを心がけて生きてきた。

    だけど、やっぱり俺は人間で。
    生きている限り希望や 1288