4:探索相当ショックだったのであろう、小助は今も部屋の隅っこで1人クモに話しかけている
『あのさぁ、言い出しづらかったんだけどさ、ベッドが1つしかないんだけど、、』
そう、この部屋にはベッドが1つしかない、つまりこいつと寝るかどちらかが床で寝なければならない
というなんともきまづい選択が待ち受けているのだが、帰ってきた言葉は意外なものだった
『僕、寝ないから、』
『え、、寝ないって、』
『いつか話すよ』
私は驚いた、あんなに幼く見えた小助がほんの一瞬の間だったがとても悲しそうな顔をしたのを見たからだ。
今日は自由だと言われていたし深掘りするのもよくないなと感じて私はのんびり過ごしてから寝ることにした。
次の日の朝、
私が5時ピッタリに起きると
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