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    pipi_aid

    @pipi_aid

    3秒構成無推敲駄文ノールック投下。
    目も当てられない文章だけど、練習しないよりはしたほうがマシということで、ものは試しで書いています。あしからず。

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    pipi_aid

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    7回目。1272字。
    本当はこの先が書きたかったんだけど、どえらい長くなりそうだからとりあえず切る。
    これまで書いたものを読み直してはいないのだけれども、ほぼほぼ眠りから目覚める展開でげんなりする。この出だしと三点リーダーを抹殺した話をかけるようにならないと。

    闇堕ち赤サンタみはくん+げっそりドロおじさん ここのところもっぱら、一番嫌いなのは午前の呼び鈴の音だった。
     今しがた、まさにその音が聞こえて、ドロッセルマイヤーは憂鬱そのものといった表情で顔を上げた。無視しようかなとも思ったが、こちらの考えを見透かすように、再度呼び鈴がなる。リンリン。壁に並ぶベルの中でもいっとう澄んだ金属の音が、部屋の静寂を突き破ってドロッセルマイヤーの耳朶を打つ。どこの部屋のベルか、見なくともわかる。どうせあの人の寝室だ。喉元まででかかった溜息を飲み込んで立ち上がった。ここで溜息を吐き出したら、ベルを鳴らした待ち人に鼻で笑われそうな気がして癪だった。
     部屋を出て、重厚な絨毯が敷かれた廊下を歩く。そもそも従業員はあまり立ち入らない区画のうえ、黒い服を見に纏った彼らは今、業務用の棟で忙しく働き出している頃だから、廊下には人の気配が全くなかった。誰かとすれ違い、無理矢理にでも笑顔を作って朗らかにあいさつの一つでも交わせば少しは気がまぎれるのにな、と柄にもなく思った。
     足取りが重たいのもあり、永遠に続くかのように思われた廊下も、ついに終わりがくる。廊下の突き当たりに呼び鈴を鳴らした部屋はあった。その扉の前に立つと、いよいよ観念しなければならなくなる。ドロッセルマイヤーは苦虫をゆうに数百匹は噛み潰したような顔で扉を叩いた。少し待つが、返事はない。礼儀に則れば再度お伺いを立てるべきところだろうが、これは日常茶飯事のことなので、彼は呼び人に断りも入れずに扉を開いた。
     重い木製の扉は、音もなく滑らかに開いた。その隙間から甘い匂いが漏れてくる。奥にどこか生々しい匂いをはらんだ、アロマキャンドルの絡みつくように甘い香り。頭が痛くなりそうだ。眉を顰めながら部屋に足を踏み入れる。久方の陽気に恵まれて陽光が窓いっぱいに差し込む明るい廊下から一変して、分厚いカーテンが締め切られた室内は昼夜の別がつかないほどに暗く、部屋のところどころで焚かれたキャンドルのほのあかりだけが部屋を頼りなく照らしていた。
    「おはよう、ドロッセルマイヤー君」
     お姫様でも眠っていそうな、天蓋に覆われた寝台から気だるげな声がする。お姫様とは似ても似つかぬ男の声だ。ドロッセルマイヤーはあえて返事を返さず、早足で窓に近寄ると、締め切られていたカーテンを次々に開け放っていった。同時に窓も開ける。たちまち北極の冷たい風が容赦無く部屋に吹き込んできたが、そんなことはお構いなしで全ての窓を思い切り良く開けた。風のいきおいで蝋燭が次々にかき消されていく。部屋中を回ってスナッファーでキャンドルの炎を消す手間が減ったな、とドロッセルマイヤーは思った。
    「ねえ、さむいよ」
    「すぐ閉めるよ」
     天蓋から聞こえた文句をいなしながら、最後に窓からの風でヒラヒラと揺れるレースの天蓋を持ち上げる。飾り枕を除いて白で統一された寝具の合間から、ひょっこりと黒い頭が覗いていた。寒いのか目の下まで布団ですっぽりと覆った姿で非難めいた視線を寄越してくるその人に、ドロッセルマイヤーはやっと朝の挨拶を返した。
    「おはよう、三春くん」
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    pipi_aid

    MOURNING7回目。1272字。
    本当はこの先が書きたかったんだけど、どえらい長くなりそうだからとりあえず切る。
    これまで書いたものを読み直してはいないのだけれども、ほぼほぼ眠りから目覚める展開でげんなりする。この出だしと三点リーダーを抹殺した話をかけるようにならないと。
    闇堕ち赤サンタみはくん+げっそりドロおじさん ここのところもっぱら、一番嫌いなのは午前の呼び鈴の音だった。
     今しがた、まさにその音が聞こえて、ドロッセルマイヤーは憂鬱そのものといった表情で顔を上げた。無視しようかなとも思ったが、こちらの考えを見透かすように、再度呼び鈴がなる。リンリン。壁に並ぶベルの中でもいっとう澄んだ金属の音が、部屋の静寂を突き破ってドロッセルマイヤーの耳朶を打つ。どこの部屋のベルか、見なくともわかる。どうせあの人の寝室だ。喉元まででかかった溜息を飲み込んで立ち上がった。ここで溜息を吐き出したら、ベルを鳴らした待ち人に鼻で笑われそうな気がして癪だった。
     部屋を出て、重厚な絨毯が敷かれた廊下を歩く。そもそも従業員はあまり立ち入らない区画のうえ、黒い服を見に纏った彼らは今、業務用の棟で忙しく働き出している頃だから、廊下には人の気配が全くなかった。誰かとすれ違い、無理矢理にでも笑顔を作って朗らかにあいさつの一つでも交わせば少しは気がまぎれるのにな、と柄にもなく思った。
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    pipi_aid

    MOURNING6回目。すっかりサボってた。なんかところどころ文中で使用した表現が適切ではなく、別の表現が正しい気がするけど、パッと思いつかないので修正せずに載せます。
    思い出したらなおすかも。
    2357字(いつも文字数適当なのでもう800字とか書きません)。
    1時間以上はつかってるな。今後は時間測ってやろうかな。検討します。
    ラーメン食べに行って髪をくくるカイくん+それを目撃したみはくん いつの間にか寝ていた。それで起きたら空が暮れ泥んでいた。
     うとうととまどろみ始め、一瞬だけだからと睡魔の誘惑に負けてまぶたを閉じた時は、背徳感をとろかした甘美な幸福に指先まで満たされていたのに、重たい頭をのろのろと持ち上げる今となってはあの時の自分を呪うばかりだ。こめかみを抑えながら布団から這い出る。
     こういう日はもう何もやる気が起きない。
    「あー……うわ。マジか」
     布団の中からくぐもった声がする。羽毛布団の白いかたまりがもそりと動いて、金色の髪の毛がのぞいた。三春が最悪の目覚めを経験してほどなく、カイザー君も起きたらしい。未だ眠たげな目がゆっくりと動いて三春をとらえる。薄く開いたくちびるは何も言葉を紡がないが、ぼんやりとした瞳の能面をみると、絶望という二文字がありありと脳裏に浮かんでくるようだった。つまるところ、二人の気分は完全に一致していた。
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    pipi_aid

    MOURNING800字チャレンジ4回目。2421字。
    800字って何文字か知ってる?と自分に問いただしたい。
    しかも多ければいいと言うものではない…量より質。反省。

    本当は、寝る前に着ていた服を見つけられなかったみはるくんがカイザーくんのTシャツを借りた(彼シャツ)とか、食べる前にカイザー君が無造作に髪を束ねるとか入れたかったんですけど、文字数の都合上無理でした。場面設定はご都合主義です。
    No.4 朝食を食べるカイ三/ブロッコリーの花言葉 セミダブルのベッドの隅っこでゆるゆると瞼を持ち上げた時、かの人のために空けていたはずの空間はすっかり空になっていた。
     もう何も心配することなどないはずなのに、習慣づいた思考の癖はなかなか消えないものらしい。ベッドに自分しかいないことを脳がはっきりと認識した瞬間、カイザーは勢いよく飛び起きた。
    「センパイ!」
    「わっ、どうしたの、カイザー君。そんなにあわてて」
     寝室の扉を荒々しく開け放つと、隣室のキッチンで三春が目を丸くしているのが見えた。驚いてはいるものの呑気そのものの顔だ。その表情を見とめるとカイザーもようやっと肩の力が抜けた。当然ではあるが、無事らしい。自分の取り越し苦労が心底馬鹿らしく思えて、はあ、とため息を一つついて壁に寄りかかる。なんだか頭が少しくらくらする。寝起きに勢いよく動くものではない。
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