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    pipi_aid

    @pipi_aid

    3秒構成無推敲駄文ノールック投下。
    目も当てられない文章だけど、練習しないよりはしたほうがマシということで、ものは試しで書いています。あしからず。

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    pipi_aid

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    800字チャレンジ5回目。1266字。
    今更ですが、ところどころタメ口が混ざってたりするのは私の趣味です。
    この時間軸では仲がいいってことで……。
    3くん強気でおぼこい感じにならなかった。珍しくカイくんのほうがかわいくなりました。
    5回目にして、意外と自分は平和な話をかけるんだなと気づいてびっくり。

    No.5 彼シャツみはくん「今更っスけど、何すかその格好」
     下げ膳の頃、シンクに食器をおきながら、カイザーはようやっと気になっていたことを口にした。問うた対象である三春は、スポンジに洗剤を塗しながら「あ、カイザー君の勝手に借りちゃった」と悪びれもせずに言う。洗い物の際に水がつかないように捲り上げられた袖は、何もせずそのままにしていると手の甲をおおう程度には長い。そもそもTシャツ自体が彼には少し大きくて、全体的にだぼっとしている。カイザーの服はどれも三春には少し大きいのだ。
    「昨日寝る前は私物のパジャマ着てたっスよね?」
     カイザーの家にたまに泊まりに来る三春は、この家に自分の服を数着置いているのだった。別にカイザーの服を着る分にはなんの問題ないのだが、着るに至った経緯が気になる。
    「いや、そうなんだけどさあ。一回脱いだらどこにいったのかわからなくなっちゃって。パンツはギリギリ見つけたんだけど」
     えへへ、と三春がごまかすように笑う。そのTシャツの裾からはやけに可愛らしい柄の下着が覗いていた。逆に言うとパンツ以外何も履いておらず、パンツから伸びる足は剥き出しだ。いわゆる彼シャツの状態である。
    「だから寝る前に服着てくださいってあれほど言ったじゃないスか。風邪ひきますよ」
    「そうはいっても、眠すぎて無理だったんだよぉ」
     最近仕事がたてこんでてさ、疲れてるみたい。そう言われるとカイザーもこれ以上小言を言うことはできなかった。近ごろ三春の仕事量がいやに多いのは見聞きしていたし、何より昨日は自分も三春の世話を焼くこともできず、睡魔に負けてうとうとと眠り込んでしまったので。
    「……しゃーなしっスね。でも、今からでもちゃんと下履いてください。まだ寒いんスから」
    「んー、これ洗い終わったらね」
    「だーめ。代わるんで、今すぐ脱ぎ散らかしてるやつ発掘してきてください」
     腕まくりしたのちに横から手を伸ばして、三春の手からスポンジを奪い取る。奪取された方は、「あーっ!」とやや非難がましい目をむけてきた。
    「別に寒くないし平気なのに」
    「こっちが平気じゃないの。……目のやり場に困るんスよ」
     気恥ずかしいので目を逸らしてつぶやけば、珍しく沈黙。いつもならばすぐに返事が返ってくるのに、三春は何も言わない。かえっていたたまれなくなって視線を戻すと、三春がにたり、と意地の悪い笑みを浮かべて小首を傾げた。
    「カイザー君のえっち」
    「……」
     絶対面白がっている、この人。カイザーはため息をついた。
    「あーもう、だから言いたくなかったんスよ。そうやってすぐからかうし」
    「ごめんごめん。可愛かったから、つい」
     可愛かったから、なんて、さっき食事中にカイザーが言ったことへの意趣返しだろうか。じとりと軽く睨め付ける先で、三春が「でもさ」と口を開く。
    「カイザー君が平気じゃなくても、俺は平気だけど?」
    「………………」
     予期せぬ言葉を受けて押し黙ったカイザーのそばに、三春の整った顔が近づいてくる。ふわり。カイザーと同じ柔軟剤の匂いが鼻をくすぐる。耳元で蠱惑的な声がささやいた。
    「ね、どうする?」
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    pipi_aid

    MOURNING7回目。1272字。
    本当はこの先が書きたかったんだけど、どえらい長くなりそうだからとりあえず切る。
    これまで書いたものを読み直してはいないのだけれども、ほぼほぼ眠りから目覚める展開でげんなりする。この出だしと三点リーダーを抹殺した話をかけるようにならないと。
    闇堕ち赤サンタみはくん+げっそりドロおじさん ここのところもっぱら、一番嫌いなのは午前の呼び鈴の音だった。
     今しがた、まさにその音が聞こえて、ドロッセルマイヤーは憂鬱そのものといった表情で顔を上げた。無視しようかなとも思ったが、こちらの考えを見透かすように、再度呼び鈴がなる。リンリン。壁に並ぶベルの中でもいっとう澄んだ金属の音が、部屋の静寂を突き破ってドロッセルマイヤーの耳朶を打つ。どこの部屋のベルか、見なくともわかる。どうせあの人の寝室だ。喉元まででかかった溜息を飲み込んで立ち上がった。ここで溜息を吐き出したら、ベルを鳴らした待ち人に鼻で笑われそうな気がして癪だった。
     部屋を出て、重厚な絨毯が敷かれた廊下を歩く。そもそも従業員はあまり立ち入らない区画のうえ、黒い服を見に纏った彼らは今、業務用の棟で忙しく働き出している頃だから、廊下には人の気配が全くなかった。誰かとすれ違い、無理矢理にでも笑顔を作って朗らかにあいさつの一つでも交わせば少しは気がまぎれるのにな、と柄にもなく思った。
    1283

    pipi_aid

    MOURNING6回目。すっかりサボってた。なんかところどころ文中で使用した表現が適切ではなく、別の表現が正しい気がするけど、パッと思いつかないので修正せずに載せます。
    思い出したらなおすかも。
    2357字(いつも文字数適当なのでもう800字とか書きません)。
    1時間以上はつかってるな。今後は時間測ってやろうかな。検討します。
    ラーメン食べに行って髪をくくるカイくん+それを目撃したみはくん いつの間にか寝ていた。それで起きたら空が暮れ泥んでいた。
     うとうととまどろみ始め、一瞬だけだからと睡魔の誘惑に負けてまぶたを閉じた時は、背徳感をとろかした甘美な幸福に指先まで満たされていたのに、重たい頭をのろのろと持ち上げる今となってはあの時の自分を呪うばかりだ。こめかみを抑えながら布団から這い出る。
     こういう日はもう何もやる気が起きない。
    「あー……うわ。マジか」
     布団の中からくぐもった声がする。羽毛布団の白いかたまりがもそりと動いて、金色の髪の毛がのぞいた。三春が最悪の目覚めを経験してほどなく、カイザー君も起きたらしい。未だ眠たげな目がゆっくりと動いて三春をとらえる。薄く開いたくちびるは何も言葉を紡がないが、ぼんやりとした瞳の能面をみると、絶望という二文字がありありと脳裏に浮かんでくるようだった。つまるところ、二人の気分は完全に一致していた。
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    pipi_aid

    MOURNING800字チャレンジ4回目。2421字。
    800字って何文字か知ってる?と自分に問いただしたい。
    しかも多ければいいと言うものではない…量より質。反省。

    本当は、寝る前に着ていた服を見つけられなかったみはるくんがカイザーくんのTシャツを借りた(彼シャツ)とか、食べる前にカイザー君が無造作に髪を束ねるとか入れたかったんですけど、文字数の都合上無理でした。場面設定はご都合主義です。
    No.4 朝食を食べるカイ三/ブロッコリーの花言葉 セミダブルのベッドの隅っこでゆるゆると瞼を持ち上げた時、かの人のために空けていたはずの空間はすっかり空になっていた。
     もう何も心配することなどないはずなのに、習慣づいた思考の癖はなかなか消えないものらしい。ベッドに自分しかいないことを脳がはっきりと認識した瞬間、カイザーは勢いよく飛び起きた。
    「センパイ!」
    「わっ、どうしたの、カイザー君。そんなにあわてて」
     寝室の扉を荒々しく開け放つと、隣室のキッチンで三春が目を丸くしているのが見えた。驚いてはいるものの呑気そのものの顔だ。その表情を見とめるとカイザーもようやっと肩の力が抜けた。当然ではあるが、無事らしい。自分の取り越し苦労が心底馬鹿らしく思えて、はあ、とため息を一つついて壁に寄りかかる。なんだか頭が少しくらくらする。寝起きに勢いよく動くものではない。
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